ギリシャ 1ユーロ=176円
8月7日(木)世界遺産の観光スポットメテオラへ。ここは、奇岩群の頂上に修道院がいくつも建っている。
そして遺跡ではなく、今も修道士達が共同生活をしている。6つくらいある修道院の中から一番規模の大きい「メガロ・メテオロン修道院(メタモルフォシス修道院)」を見学した。
イコンや壁画ばかりでなく、絵画や写真、昔の生活道具や衣服、キッチンなどいろいろ見られて、充実した内容だった。岩の頂上に建っているのでもちろん見晴らしも抜群。 中に入るには、ノースリーブや短パンはもちろん、女性のパンツ姿もダメで、入り口で巻きスカートを貸してくれた。 |
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メテオラ修道院の観光の拠点となる町、カランバカにて昼食。 すぐ麓なので町のすぐ後ろに岩がそそり立っている。 町の中心部にはレストランがいくつかあって、その中の一軒で「メニューを見せて」と頼んだら、厨房の中にまで案内されて料理の数々を見せて説明してくれた。 ギリシャの名物、「ムサカ(7ユーロ)左」と「グリークサラダ(6ユーロ)右」を注文。 ムサカはナスとひき肉、チーズの重ね焼き(トマトソース)、グリークサラダはレタス、トマト、玉ねぎ、オリーブにオリーブオイルたっぷりのドレッシングがかけられ、上にでっかいフェタチーズという羊のチーズ(硬めでポロポロした感じ)が載っている。 どちらもまずまずの味。フランスのニース風サラダのがおいしいけれど、こちらの方が値段も安いので仕方ない。 |
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8月8日(金)
さらに南下して、またまた世界遺産のデルフィ遺跡へ。 山の斜面にアポロン神殿や古代劇場、スタジアム、アテネ人の宝庫などの遺跡群がある。 少し歩くと「カスタリアの泉」「体育訓練所」「アルマリア(アテナの聖域)」があった。 遺跡は土台のみ、って感じだけれど山の中腹にあるので眺めがすばらしかった。 広大なオリーブ畑を見ることができた。デルフィの町も山の斜面にくっつくようにあって、見ごたえがあった。 |
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デルフィを出発し、アテネに向かう。途中の村でランチ。 「ギロピタ」というピタサンドを食べようと思って入ったファーストフード店は、実はパン屋だったのでギロピタは売っていなかった。 なので、チーズデニッシュ(1.8ユーロ)とほうれん草デニッシュ(1.5ユーロ)を購入。 チーズを方は酸味が効いたポロポロした感じのチーズがたっぷり入っていて、皮は春巻きの皮みたいにぱりぱりだった。 ほうれん草の方も同じ皮にほうれん草のソテーと独特の香りがするチーズ(フェタチーズ?)が入っていた。 どちらもずっしりとしていてボリュームがあった。 |
アテネ市内に入ると道も広く、車もとても多くなった。「Camping Athens」にチェックイン。 街から近いこともあって、ヴェネチアに告ぐ高値。二人で1泊25ユーロ。広いし、トイレットペーパーや便座がちゃんとあり、シャワー室にはイスもあってなかなか快適だった。 |
8月9日(土)アテネ市内観光。
キャンプ場からバスでオモニア広場へ。 途中、クルーリというドーナッツ型のゴマパン(@0.3ユーロ)を買い食い。 ゴマが香ばしくておいしい。 |
アクロポリスやたくさんの神殿、柱廊を見学。再建中のものも多かった。 | ||
昨日のリベンジ「ギロピタ」を食べる。『歩き方』に有名店と載っていた「アントニス」という店に行く。
ギロピタ(1.9ユーロ)とスブラキピタ(1.9ユーロ)。思ったより小さくて厚いピタパンに肉と野菜が巻いてある。
ギロの方はグルグル回しながら焼いている肉を厚くそぎ落として巻いたもので、スブラキの方は串焼きの肉を巻いたものだった。
味の違いはあまりなかった気がする・・・。スブラキのほうがタレがたくさん付いていたくらい??? 食後、コーヒーチェーン店「エベレスト」にてフラッペ(1.65ユーロ)を飲む。濃いコーヒーとミルク、生クリームを混ぜたもの。 砂糖入りとナシが選べるけれど、とても濃いので砂糖入りの方がいい。氷も溶かしてから飲むとちょうどいいくらいになる。 |
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キャンプ場に戻って、急いでシャワーを浴び、チェックアウト。 ギリシャ第2の都市テッサロニキに向かう。途中、オリーブ畑の細〜い道に入ってしまい、くねくね何時間も走るハメになってしまった。 途中、見晴らしのいい峠にて車中泊。イカ墨のリゾットを作って食べる。インスタントだけど、アルデンテの米でイカの風味もちゃんとしておいしかった。 「OUZO(ウゾ)」というギリシャのお酒も飲む。とっても強いお酒だった。 水で割ると白く濁る不思議なお酒らしい。 |
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8月10日(日)テッサロキニ観光
アテネに次ぐギリシャ第2の都市テッサロニキ。日曜なので店が閉まっていたり、人が少なかったりした。 世界遺産の「ロトンダ」、月曜休みのはずなのに閉まっていて中は見れなかった。 そこから坂を下ったところに「ガレリウスの凱旋門」があった。街の道路の真ん中にいきなりある。レリーフが凝っていてなかなか立派だった。 「パナギア・ハルケオン教会」ここも閉まっていた。 |
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中央市場内のレストランでお昼を食べようと思ったら、市場はぜんぜんやっていなくて閑散としていた。日曜休みかな・・・。 通りの店でギロピタを食べる。@2.4ユーロ。ここの店は、昨日食べたアテネの店と違ってボリューム大!!!肉の量がハンパじゃなく、その上に玉ねぎ、トマト、フライドポテト。 ケチャップとマスタードをかけて巻き巻き。1つでとってもおなかいっぱい。肉がちょっと塩が効きすぎだったけれど、十分満足。 |
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見つけたら食べずにいられない、アイスクリームを発見してしまった。桃とヘーゼルナッツ。@1.2ユーロ。 お店の人のおススメだった、桃はと〜ってもおいしかった。Tom絶賛。今まで食べた中で最高らしい。黄桃の果肉が細かくたっぷり入ってジューシーしかもクリーミィでおいしかった。 |
食後、車でピルゴス・トリゴニウという丘の上の見張り塔に行く。その辺りには城壁が所々残っていて急な坂の細い道に古い町並みがある。 展望台からテッサロニキの街やテルマイコス湾を眺める。 | ||
丘を下った所に世界遺産の「アギオス・ディミトリオス教会」がある。ここは開いていたので中を見学することができた。 ギリシア最大のビザンティン教会らしい。まぁ、私たちにとっては、教会は教会だった・・・。 |
テッサロニキを出発し、高速・下道半々くらいでトルコ方面へ。途中でものすごい雷・雨、さらにはヒョウが降り出して、前が見えずのろのろ運転。フロントガラスが割れないか心配なくらいだった。 ピクニックスペースの看板を見つけ、横道にそれてみたら、すぐに未舗装道路になり、さらに進むと両側が背丈以上の草が生えた怪しすぎる道になってしまったので、引き返すことにした。 ギリシャは、主要道を外れるとすぐに未舗装道路の怪しい道になってしまうので要注意! ビーチ前の林にて車中泊。 |
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8月11日(月)
途中の街でぐるぐる迷いながらトルコ方面へ。ギリシャ東部は昔、トルコに支配されていたからか、アラブ系の人が目立った。イスラムのスカーフを巻いている人もいた。 ギリシャ最後の大きな街アレクサンドロプリの新しいカフェでグリークコーヒーを飲む。@1.8ユーロ。エスプレッソカップみたいな小さなカップに濃〜いコーヒー。下の方はドロドロしている。少し粉がざらつく感じだった。 柔らかいクッキーが付いてきた。カフェのTVでオリンピックのダイジェストをやっていて、北島こうすけが金メダルを獲得していた。そういえば今北京オリンピックの最中だった。柔ちゃんや愛ちゃん、女子マラソンはどうなったのかなぁ〜。 |
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