Photo & mini diary

タンザニア/Tazania  1TSh≒0.09円

5月12日 TAZARA(タンザン鉄道)にてタンザニアの首都ダルエスサラーム(Dar es Salaam)へ。
タンザニアに入って、列車の旅も終わりに近づいた頃、セルーG.R.(Selous Game Reserve)という動物保護区を列車が通過した。
時刻表による予想では、列車はこの保護区をほとんど夜に通過して明け方に少し動物が見えるくらいだと思っていたけれど、幸い?大幅に遅れ、この保護区に入ったのが昼頃、動物は15時頃から30位見ることが出来た。
最初に見えたのが、キリン。よ〜く目を凝らさなければ見逃してしまいそうな距離だったけれど、確かに3匹木の葉を食べているのが見えた。
次に鹿みたいな群れ。インパラなのかガゼルなのかよく分からなかった。それからシマウマ、バッファロー?ブタ? 最後に3頭のゾウもちっちゃくて後ろ向きだったけど、見ることができた。
TomとRyon、右と左に分かれて目を凝らし、見つけたらお互いに呼び合ったりして集中していたから、けっこう大変だった。
写真も撮ったけれど、拡大しないとどこに何が移っているのか分からないくらいなので、ここでは割愛。

列車は約7時間遅れで19時頃ダルエスサラームに着き、タクシーで宿泊予定のYWCAに行く(10,000Sh)。
ところが満室だったので、YMCAに向かってもらう(+2,000Sh)YWCAとYMCAは地図上ではすごく近かったけれど、夜だったので安全確保のためタクシーで。
YMCAもあやうく満室だったけれど、予約が入っているけれど20時過ぎになってもまだ来ていない人がいるので、その部屋にチェックインさせてもらえることになった。
この時間から転々と宿探しをしなければならないかも、とすごく不安だったので、宿が決まってホッとした。
YMCA←YMCAのツインルーム。共同水シャワー・トイレ、朝食付きで1泊17,000Sh。ちょっと高めだけど、セキュリティがしっかりしていてマル。

→夜ごはんは、YMCAのレストランで。遅かったからか、メニューがほとんどなくて『ベジタブル&チップス』1,400Sh。
夕食

5月13日 タンザニアの首都ダルエスサラーム(Dar es Salaam)
YMCAの朝食(パン、オムレツ、オレンジ、コーヒーor紅茶)を食べ、街に出かける。
お昼ごはんは、『歩き方』に載っていたローカル食堂『Garden Mama Lishe』にて
近くのビジネスマンやOLで大賑わいだった。まず、食券を買う。チキン・フィッシュ・ピラフ・???(←忘れた)の4種類があって、チキン(1,500Sh)とフィッシュ(1,200Sh)を選択。
インドでよく見かけたようなステンレスのプレートを持って列に並ぶと給食みたいにご飯(多分、料理用バナナやウガリも選べたと思う)やおかずを載せてくれる。
プレートに乗せてくれた以外にもいくつかおかずの種類があったけれど、それを自分で選択できたかどうかは不明。係の人が入れてくれるがままに従う。
昼食ジュースフルーツ
豆ご飯と金時豆と野菜炒めは共通。チキン(右側)は骨付きチキンがタイカレーみたいなソースで煮込んであった。フィッシュは煮干のような小魚だった。マンゴージュースとヨーグルトドリンク(両方で750Sh)両方濃厚でおいしい。フルーツの盛り合わせ。パパイヤ・マンゴー・パイナップル・スイカ・バナナ・キュウリ・アボガドが入っていた。とってもGood!800Sh。

ダルエスサラームは、今までいたカピリモプシやルサカより標高が低いため暑く、海沿いのジメジメした空気が流れてくる。
日中はとても過ごしにくい。⇒⇒⇒『Azam Cafe』にてアイスクリーム!!!150mlでチョコ・ストロベリー・バニラ&ストロベリーの3種盛(1,500Sh/カップ)
急いで食べないとすぐに溶けてしまいそうな暑さだった。すごくおいしかった。
昼に飲んだマンゴージュース(多分水が入っている)もここで食べたアイスクリームもおなかを壊さなかった。アフリカ、結構大丈夫かも。
アイス屋アイス屋アイス

夜ごはんは、昨日と同じくYMCAの食堂にて。外の方が安くておいしいものがあるんだろうけど、夜は怖くて出歩けないので、宿の食事で済ます。昨日は時間が遅すぎたからほとんど選択肢がなかった。なので、今日は早めに食べに行く。
ところが、今日も相変わらず選択肢はなかった。主食はライスのみ(メニューには、ライス・チップス・スパゲッティ・バナナ・ウガリ・チャパティなどいろいろあるのに)、メインはフィッシュかチキンのみ。
夕食夕食フィッシュ&ライス、チキン&ライス 各2,100Sh
両方野菜炒めと列車で付いたのとよく似たミートソース味のスープが付いた。チキンは骨付きでトマト味の煮込み、フィッシュはフライにしてあったんだけれど、身がパサパサだった。


5月14日 ダルエスサラーム(Dar es Salaam)→アルーシャ(Arusha)
ロイヤル・コーチバスにてダルエスサラームからサファリの基地となる街アルーシャへ(@22,000Sh)。
7時発のバスだったので朝食を6時に摂りたいと言ったら、6:30からしかできないと言われてしまった。6:40ぎりぎりまで待って朝食をTake Awayにしてもらい、急いでタクシーでバス乗り場へ(3,000Sh)。
でも、そのバス30分位で郊外の『ウブンゴバスターミナル』に着いた後、9時まで1時間半の待ち時間があった。私たちが急いだのはナンだったんだ〜〜〜?
バスターミナルでお茶をする。ここ、タンザニアでもお茶はインドと同じく『チャイ』という。そして一緒に食べるのも揚げ菓子が多く似ている。ただ、違うのはチャイも揚げ菓子もそんなに甘くないところ。
カシューナッツが特産ってとこも南インドと似てるなぁ・・・。
朝食チャイカシューナッツ
超ねばって作ってもらった朝食。やっぱり白いオムレツ。チャイじゃなくてジンジャーティー(200Sh)と揚げ菓子(300Sh)バスの窓から買ったカシューナッツ(500Sh)

18:30頃アルーシャに到着し、タクシーにて『Kiria Guest House』に向かう。
『歩き方』に載っていたんだけれど、受付の人が英語が出来なかったので、タクシーの運転手さんに通訳してもらった。
そのタクシーの運転手さんに「明日2人、2泊3日でキャンプサファリに行くからそれに加わればお得だよ」とサファリの宣伝を受ける。価格は1日130US$×3日で、一人390US$。「値段を安くするためには人数を集めないといけないけれど、今はローシーズンだから一緒に行くグループを見つけるのが困難だよ」との言葉にちょっと迷ったけれど、このアルーシャに100以上ある旅行社をひとつも訪ねずにタクシーの運転手の宣伝のみで高いサファリツアーを申し込むのもどうかと思い、結局断る。
キリアゲストハウスキリアゲストハウス「ダブル」と言っていたけれど、どうみてもシングル+α位のベッドが置いてある、シングル並の広さの部屋。トイレ・お湯シャワー(←水のようにぬるかった・・・)共同。格安の8,000Sh。

タクシーの運転手さん、お勧めのレストランにて夕食。
夕食夕食左:フィッシュ&チップス(3,000Sh)
肉厚な魚がフライにしてありおいしくて当たり!!

右:フィレステーキ&チップス(3,000Sh)
うわさどおりにスジが多く固くてハズレ!!これほんとにフィレ肉??でもソースと付け合せの野菜はおいしかった。


5月15日 アルーシャ(Arusha)
キリアゲストハウスのレストランにてチャイ&スイーツの朝食。チャイ(@300Sh)は甘さ控えめ(インドに比べて)で量がたっぷり。おいしかった。揚げ菓子は@200Sh。ドーナツは、いつものようにパンっぽい。丸いのは、もちもちしていた。四角のはアメリカンドッグの皮っぽかったけど、これはカリカリ度が足りなくて、中側もポロポロしていてちょっとハズレ。どれも甘さ控えめでかみ締めると甘みが出る。チャイ

『ビクトリア・エクスペディションズ・サファリズ&トラベルズ』に行き、サファリの話を聞く。
アフリカのサファリで一番有名なセレンゲティ国立公園に行くためには、3泊4日が必要で、明後日に2人の予約が入っているから660US$で行けるよ、と初めに言われた。
でも私達は予算が最高でも一人500US$だったので、1泊2日のンゴロンゴロ自然保護区とマニヤラ湖国立公園しか行けないかなぁ、と考えていた。
ところが話をしてくれた女性がオーナーに連絡を取って、520US$までディスカウントできると言う。
微妙なラインをついてくる。しかも今はローシーズンなので、この値段は本当はキャンプサファリの値段だけれどロッジに泊まることができるらしい。
『歩き方』の情報によると、ロッジはハイシーズンなら1泊3食付で300US$とか400US$とかする。
ロッジからたくさんの動物達が住むクレーターを眺められるらしい。もともとのサファリに関する予算を全然考慮に入れてなかったので、二人で約11万円はと〜っても高いけれど、ローシーズンでお得に行けるチャンスにめぐりあえたのはラッキーかもと思ったし、後で「やっぱりセレンゲティ行っとけばよかった」と後悔したくなかったので、思い切ってこの一人520US$もするツアーに申し込むことにした。
サファリから戻った日の宿泊は、この旅行社の入っている『Meru House Inn』に無料で泊まれるという、おまけ付。
さらに、この宿の宿泊費は「10,000Sh」のところを「今『Kiria』に8,000Shで泊まっている」と言ったら、8,000Shに値下げしてくれると言う。今宿泊している『Kiria』より、安全な立地とセキュリティで、部屋も広く、トイレやシャワールームもきれいなのですぐにこっちに移ることにする。
そしたら、車を手配してくれ、『Kiria』まで送迎してくれた。
これらの事で気分を良くしたのは確か。商売上手だなぁ、と思ったけど、それでお互いに気分良く商談が成立するならいいと思った。
Meru House Inn

お昼ごはんは、『Cafe Bamboo Restaurant』にて。
写真中:Traditional Lunch(5,000Sh)『ビラウ(タンザニア風ピラフ)』とサラダ、野菜炒め。木曜限定の伝統ランチってことだったので、もうちょっといろいろ付くのかと期待してしまった(デザートとか・・・)。でも、まぁおいしかった。
写真右:ベジカレー(4,000Sh)インドカレーを食べ続けてきたから、この欧風?カレーは、懐かしくおいしかった。さらに、ご飯の隣にあるバナナのソテーが甘酸っぱくてとてもおいしかった。
カフェバンブーレストランランチランチ


5月16日 アルーシャ(Arusha)
サファリは、人数調整の関係で17日出発なのでアルーシャの町をうろうろする。
フルーツブレッドフルーツ屋台ポテトフライ
イートインもできるパン屋さんで買った、フルーツブレッド1,100Sh。入っているレーズンの量はすごく少なかったけれどパン自体がとってもおいしく、止まらなくなってついつい食べ過ぎてしまうほどだった。→ので後日他のパンも買いに行く。街角にあった、フルーツの屋台。ここででっかいマンゴーを買う(1,000Sh)。2種類あって、店の人の話では、カットしてそのまま食べる用とジュース用らしい。お勧めのやつを買う。見た目青くてあまりおいしそうじゃなかったけれど、食べてみると甘酸っぱくてなかなかおいしかった。道端でおばさんがイモ(キャッサバイモかな?)を揚げていた。おいしそうだったので購入。2切れで200Sh。甘みは少ないけれど、外はカリカリ、中はホクホクで、まぶしてくれるピリ辛の塩とよくマッチしてすごくおいしかった。→ので後日リピート。


5月17〜20日 アルーシャ(Arusha)⇒⇒⇒サファリツアー
9時半よりサファリツアー。私たちの他にフランス人の女の子が2人一緒のグループだった。
運転手とガイドをいれて計6人でランクルに乗って出発。このガイド、フランス語のガイドで、私たちが英語で質問すると運転手の方が答えてくれる。もしかしたら、私たちのガイドは運転手兼ガイドだったのかも。その辺良く分からずじまい。契約書には、英語ガイドって書いてあったのになぁ。
前列にフランスの女の子たち、後列に私たちが座ったので、説明はほとんどフランス語。と言ってもたいした説明をしている様子もなく、動物の名前を言っているくらいだったと思われる。
ガイドは動物を見つけるのが仕事なのかな?でも、運転手の方が動物を見つけるのがうまかった。ガイドは、フランス語で動物の名前を言う係見たいになってた気がする。



5月21日 アルーシャ(Arusha)→ダルエスサラーム(Dar es Salaam)
行きと同じ『Royal Corch』のバスでダルエスサラームに向かう。
初め宿の人にダルエスサラーム行きのバスについて聞いてみたら、『サイバババス』を勧められ、値段は“35,000Sh”と言う。「高い!」と言ったら、「ガソリンの値段が上がっているから仕方ない。」との返事。でも、たった1週間前に25,000Shだった値段が10,000Shも値上がりするわけがない。どの国でも“ガソリンが高い”と言えばぼったくれると思っているみたい。実際私たちも往復だったから不当な値段に気づいたけど、片道だったら納得してしまっていたと思う。
宿の人の勧める『サイバババス』はやめて、自分たちで『Royal Corch』に予約に行った。ここのバスはトイレ付きなのが選んだ最大の理由。それからジュースサービスもある。たぶん他のバスより(サイババ除く)高いと思うけれど、9時間以上の長旅なので快適さを重視。
ところが、このバスあと1時間位でダルエスサラーム(Town Center)に着くという段階になって故障!!!
エンジンがかからなくなってしまった。しばらく待ってみたものの直る気配がない。かなり時間がかかるらしく、バスに乗っていた人達は下車し始めた。
仕方ないので私たちも下車。結局全員降りてしまった。10人乗り位のダラダラという乗り合いバスに20人位と荷物たくさんをギュウギュウづめに押し込まれ、ダルエスサラームへ。
1時間弱でダルエスサラーム郊外のウブンゴバスターミナルに着く。タンザニア人の人達はここで全員下車した。
私たち2人と韓国人カップル、フランス人のおばさんの5人がダラダラに残り、ダルエスサラームの市内に向かう。
ここで、在タンザニア(ダルエスサラーム)3年の韓国人のおにいさんが、ダラダラの乗務員に値段交渉してくれ、全員で10,000Shで行けることになった。
このお兄さん、スワヒリ語が超ペラペラ。フランス人のおばさんもタンザニア(アルーシャ)に15年も住んでいるらしいけれど、全く話せない。英語だけで何とかなってきたからだろう。ほんと、語学って年数ではなくやる気の問題なんだなぁ・・・。
この韓国のお兄さん、とっても太っ腹で「Welcome to ダルエスサラーム!ダラダラの料金は、私が全部持ちましょう。」と言ってくれた。
さらに、私たちの宿泊予定のY.M.C.Aのすぐ近くまでダラダラで乗せて行ってくれるように交渉してくれた。もう20時過ぎで辺りは暗かったのでとっても助かった。


5月22日 ダルエスサラーム(Dar es Salaam)
タンザニア最終日。のんびり過ごす。⇒⇒⇒ご飯レポートばかりです。
朝食Y.M.C.Aの朝食。左側は、宿泊料に込みで付いている、パン・薄焼き卵・コーヒー・オレンジ。右側は、有料の朝食。チャパティ(@300Sh)とポテトとビーフのポタージュ(700Sh)。チャパは油でギトギトでイマイチだったけど、ポタージュはとてもおいしかった。
昼ごはんは、前回も行った、『ママリシェ・ガーデン』へ。そこで前回とほぼ同じプレートランチ・フルーツ盛り合わせ・ヨーグルトドリンク・マンゴージュースを食べる。その後、主食に料理用バナナを食べている人を見かけ、どうしてもそれが食べてみたくなる。主食に“ライス”と“ウガリ”を頼んでしまったことを後悔。もうおなかいっぱいだったけど、タンザニアを出たらもう二度と食べられない、もしかしたら一生食べられない、と思い食べてみることにする。
真中の丸い部分がバナナ(ンディジ)。ホクホクしていて、ジャガイモみたいなバナナと牛肉がシチューみたいな味付けがされている。なかなかおいしかったけれど、Tomはダメらしい。まぁ、バナナは果物として食べた方が断然おいしいけど。
昼食
パン『歩き方』に載っていた“焼きたてパン屋”で焼き立てではないパンとスイーツを買う。
手前のケーキ(100Sh)は、チョコムースの中にねっとりしたチョコとココナッツのがナッシュがぎっしり。すご〜〜〜〜く甘くて、甘くて、2人で食べきるの精一杯だった。
時計回りに、イチゴジャムのねじりパン・ロールケーキ・イチゴデニッシュ・クリームチーズ入りクロワッサン・真中がクリームサンドクッキー。どれもすごくおいしいと言うわけではないけど、そこそこだった。


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