Photo & mini diary

カンボジア   1円=37riel  こんにちは=スースディ  ありがとう=オークン

1月29日 国際ツーリストバスにてホーチミンシティ→カンボジアの首都プノンペン(Phnom Penh)へ。 
朝9時の国際ツーリストバス(評判の高いSHINカフェツーリストにてチケット手配)でホーチミンシティを出発しプノンペンへ。
11時位にベトナム側の国境の町、モックバイ(MocBai)に到着。ラオスからベトナム入国の時は、順番を守らないベトナム人にもみくちゃにされながら自分たちで手続きしたけれど(出入国、荷物の検査などで2時間近くかかった・・・)、今回は、シンカフェのガイドさんがパスポートを回収し、ビザの手配まで全部やってくれてとってもらくちんだった。
カンボジア側国境 ランチ ランチ
カンボジア側、バベット(Bavet)国境 国境のレストラン。おばちゃん、と〜っても不機嫌で恐かった・・・。 奥がココナッツカレー(ジャガイモではなくサツマイモが入っていた)手前が豚肉と厚揚げと卵の甘辛煮。ご飯も含めて全部で3ドル。

ロンガン ベトナムdonのコインが余っていたので、国境にてフルーツを購入。買ったのは、写真一番手前の“ロンガン”。見た目や食感はブドウみたいまたは、ライチ。味は、ウリっぽいかな?

フェリー 昼食後、再びバスに乗り込みプノンペンへ。途中バスごとフェリーに乗り、メコン川を渡る。3時過ぎにプノンペンに到着。 メコン川

ナリン1ゲストハウス 日本人宿『サダ・ゲストハウス』に泊まろうと思って、行ってみたけれど、もうなくなっていた・・・。残念。古いガイドブックは、やっぱダメですわ〜。
なので、その近くの『ナリン1・ゲストハウス』に行ってみる。シングルしか空いてないと言われたけれど、その安さ(今までで最安の3$!!)とホットシャワー(共同だけど)があることに惹かれそこに決定。

セントラルマーケット ココナッツカレーヌードル チェー
ちょっと休憩してからセントラルマーケットに行ってみたけれど(中央の古めかしい建物)店じまいをしている所だった。(17時過ぎ) ココナッツカレーヌードル。昼とかぶってるけど、この店の看板商品だったので。マイルドでおいしかった。 チェー。小豆と豆ともち米のココナッツミルク掛け&謎のゼリーのココナッツミルク掛け。


1月30日 プノンペン市内観光
朝食 朝食 地元の人がたくさん入っていた屋台にて朝食。今まで屋台でご飯を作ってくれるのは、おばちゃんが多かったけど、この店はおじちゃんだった。ごはんの上に目玉焼きと豚肉の甘露煮みたいなのが乗って、スープと漬物(酢の物みたいだった)がついて@2,000riel。激安です。

レンタサイクル(2台1日2$・デポジット60$。盗難の可能性が高いから、デポジットが高いのかな?)で、市内から12Km位離れた所にある、『キリングフィールド(Killing  Field)に行く。
レンタサイクルは、2台とも日本から来ているらしく、『厚木西高校』のステッカーを貼ってある自転車にTomが、大阪府警に防犯登録してある自転車にRyonが乗った。
プノンペンの街の中は、と〜っても走りにくい。交通ルールなんてない同様だし、自転車も車道を走らないといけない(右側通行)し、逆走してくるバイクはいるし・・・。とにかく危ない。交通量めちゃ多いのに信号のない交差点が多いので、命がけで渡らないといけない。(『みんなで渡れば怖くない』方式)
サイクリング うし 下校途中の子供たち
街中のゴミゴミした所を抜けたところ。この辺の道は、舗装はされてるけど両側の路肩からの砂埃がすごい。排気ガスと砂埃にまみれて、粘膜系がやられそうだった。 牛が田んぼや畑の草を食べている風景は、ラオスからずっと見てきて見慣れた。牛が痩せこけて骨が見えている。日本の牛が高カロリー食を与えられて太りすぎなのか、こっちの牛が栄養失調なのか、ただ単に種類が違うだけなのか??? 下校途中の子供たちとすれ違った。『ハロー』って言ってきたりして、子供はやっぱりかわいい。

キリングフィールド キリングフィールド キリングフィールド
キリングフィールドに到着。他の観光客はみんな観光バスやバイクタクシーで来ていた。入場料@2$を払って中に入る。 この慰霊塔の中には、ポル・ポト政権時代に虐殺された人の遺骨(頭蓋骨)がぎっしり詰まっている。 日本からの折鶴も供えられていた。
慰霊塔の奥には、遺骨を掘り返したときの穴がいくつもあいていた。

お昼ごはん 帰り道の途中で、入った店。地元の人でいっぱいだったので、どうかな〜、と思って様子を伺おうとしていたら、中からおばちゃんが満面の笑みで手招きしていたので、ここで食べることにする。 でも、このたび最悪のまずさだった・・・。インゲンと内蔵っぽいものの炒め物と川魚と茎系の野菜のスープ。内蔵っぽいものは、血の固まりみたいで除けてしまった。スープは、生臭い・・・。それでもはやっていたのには理由があった。二人で4,000riel。超安なのだ。おばちゃんは、とってもいい人だったけど(気を使って私たちにだけお茶にストローを入れてくれたり)、もう食べたくないかも。

オリンピックスタジアム オリンピックスタジアム オリンピックスタジアム。この辺り、なんかアンモニアくさい。と思ったら、おっちゃんがここの壁に向かってしているのを見てしまった。この臭さは絶対ひとりの仕業じゃない。もしかしてここは、市民のトイレになっている???

独立記念塔 記念塔前広場 ・・・独立記念塔。この周りは、フランス植民地時代のコロニアルな雰囲気が残っている。

・・・独立記念塔の前はきれいな広場になっていた。

カンボジアベトナム友好の塔 王宮 カンボジア・ベトナム友好の塔(左)、王宮(右)を横目に見ながら、国立博物館へ。

国立博物館 国立博物館 入場料@3$。青銅器、彫像、宮廷用具などが展示されている。クメール芸術の一級品がズラリと並んでいる。
By  一級品を見る目を持っていない人たち。

スイーツ スイーツ 今日のスイーツ、ハズレだった・・・。ミックスビーンズカキ氷(2,500riel)は、メニューの写真と全然違うし、アイスミルクコーヒー(2,500riel)は、ベトナムと違ってコクも旨みのない。右の写真のかぼちゃプリン(1,000riel)は、ぜ〜んぜんおいしくないし、ココナッツゼリーとフルーツゼリー(1,000riel)は、フツーの寒天だった。

スイカ カスタードアップル ・・・スイカ(1.3$スーパーにて購入)は、ほとんどが楕円。中割れしてたけど、おいしかった。奥は、Tom絶賛の、カスタードアップル(1.25$)。スーパーは値札がついているし、じっくり見れてやっぱり買いやすい。市場の方が安いんだろうけど・・・。

・・・カスタードアップルをカットしたところ。柔らかくねっとりした甘酸っぱい果肉が入っている。種の周りは繊維質。

ビール やっぱり、こんなに暑いとビールが飲みたくなります。帰り道に、生ビールが1杯2,000rielの店を発見。ビール2杯にビーナッツがついてきて、1$。大満足!

昨日ゲストハウスで買ったビールは、350ml缶で3,000riel。瓶は1本9,000riel。今日のがおいしいし、グラスまで冷やしてあるし、Good!


1月31日 プノンペン市内観光2
今日は、Ryonのおなかの調子がイマイチ&微熱だったので、午前中はゆっくり。
午後より、『トゥール・スレン(Tuol  Sleng)博物館』に行く。
バイクタクシー toulslengmuseum toulslengmuseum
宿から1Km位と、そんなに遠くなかったけど、体調を考慮してバイクタクシーを使う(1$)。 トゥール・スレン博物館(入館料1$)。もともとは、高校だった建物をポルポト政権時代に、刑務所として使われ、今は博物館になっている。 尋問(拷問)室、収容され処刑された人達の写真、独房・雑居房、拷問の絵や器具などが展示されていた。遺族などが出演するドキュメンタリー映画も1日2回上映されている。どの展示もすごく生々しくて、あまり写真を取る気になれなかった。


2月1日 プノンペン→世界遺産・アンコールワットのあるシェムリアップ(Siem  Reap)へ
フランスパン フランスパン プノンペンから朝8時のバスで、シェムリアップへ向かう(@4.5$)。写真は、バスの窓から買ったフランスパン(2,000riel)。ラオスもベトナムもカンボジアも至る所でフランスパンが売っている。フランス領時代に根付いた文化だろうな。
このパンは、周りにオイルが塗ってあって、中には、サキイカみたいなものが(結構甘い)入っていた。

とうもろこし ←途中で食べた、とうもろこし(2本で1,000riel)。色が白っぽくて、甘みが少ない。で、もっちりとしていた。こんなとうもろこし、初めて食べた。

→炒め麺(1$)オイスターソースっぽい味付けだった。マンゴシェイク(手前)とミックスフルーツシェイク(奥)各0.5$。どちらもとっても濃くておいしかった。
炒め麺

チェンラーゲストハウス外観 チェンラーゲストハウス中 約6時間で、シェムリアップ到着。
トゥクトゥクで目指す日本人宿『タケオハウス』に行く。でも、あいにく満室だったので(ドミトリーはあいていたけど、水シャワーだったので却下。) 隣の『チェンラーゲストハウス』に行く。今回は、プノンペンと違って、テレビ・冷蔵庫付き&トイレ・ホットシャワー付きで、窓が2つもある広々ツイン。1泊10$。

携帯屋さん どこの街に行っても、携帯屋がそこらじゅうにある。今日は、お坊さんが携帯購入中だった。


2月2日 世界遺産・アンコール遺跡群観光
夜明け前のアンコールワット 日の出を待つ 夜明け
朝5時に起きて、日の出を見にアンコールワットに向かう。TukTuk(バイクタクシー)にて5時半過ぎに到着。その場で写真撮影→チケット購入(1日券@20$)。まだ真っ暗だった。 たくさんの人が日の出を待っていた。 残念ながら、日の出は雲に隠れて見えなかった・・・。

アンコールワット中 アンコールワット中 アンコールワット壁画
アンコールワットは、思った以上に良かった。スケールが大きいし(迷子になりそう)、細かくてきれいな彫刻や壁画が柱や壁などそこらじゅうに、彫られている。ガイドブックに『この部分は、彫刻が雑なので後世に中国人によって彫られた』と書いてあったりして、“なんとなく言われてみればわかる気がする・・・”とか『ここは、胸を叩くとエコーが聞こえる』とか、を確かめながら、見学した。

朝食 朝食 一通りアンコールワットを見学した後、青空レストランにて朝食。英語のメニューがあったんだけど、『ボイルドヌードルウィズベジタブル』ってのと『ベジタブルヌードルスープ』ってのがあって、違いが全然わからない。聞いても多分わからないので、前者を注文したら、インスタント麺みたいなのに野菜が載ってきた(1$)。もう一品は、これは炒飯だと思って『フライドライスウィズベジタブル』を注文したら間違って『フライドヌードルウィズベジタブル』が来た(2$)。そのまま食べる。

プノン・バケン プノン・バケン プノン・バケン
プノン・バケン プノン・バケン プノン・バケン
プノン・バケンという山に行く(写真上左)。ここは徒歩10分位で登れるんだけど、15$で象に乗って登ることもできる。写真上中は象乗り場。私たちが行ったのは、朝だったので、まだ象はいなかった。写真上右は、山を登りきった所にある遺跡。
この遺跡、登ることができるんだけどすごく急!(写真下左・中)登りきると、きれいな風景が見える。(写真下右)真ん中にちっちゃくアンコールワットが写ってます。

アンコールトム入り口 ←アンコールトム(大きな町)の入り口(南大門)門を入っても、中心にあるバイヨンという寺院の遺跡まであと1.5Kmくらいある。みんなTukTukかバスか自転車で回っているけれど、自分たちのペースで回りたい&体力をつけたい私たちは、徒歩で回った。

→途中、象が移動していくのを見かけた。多分、さっき行ったプノン・バケンで人を乗せて山を登るんだろうな。
象の移動

バイヨン バイヨン バイヨン
バイヨンは、アンコールワットより後に造られたらしいんだけど、朽ち方や苔生した感じが年代を感じさせた。
壁画は、戦いの場面だけでなく、出産シーンや料理をしている所など、生活感がある、って書いてあったので、そんなのを見つけては、ふむふむなんて思いながら、見学。

バプーオン 空中参道 象のテラス
バイヨンからバプーオン(写真左)へ行ったけれど、修復中で中には入れなかったので、外からチラリと見て、その前にある空中参道(写真中)を通って、象のテラス(写真右)に行く。象の彫刻がいっぱい(本物はいない)。

プラサット・スゥル・プラット 勝利の門  
象のテラスから東へ向かい、アンコール・トムの中は最後にプラサット・スゥル・プラット(写真左)をチラリと見て、勝利の門(写真右)から外にでる。

トマノン ココナッツジュース ココナッツジュース
アンコール・トムを出て最初に行ったのが、トマノン(写真左)。アンコールワットやバイヨンとは比べ物にならないくらい小さくてコンパクトな遺跡。

ちょっと疲れたし、暑くてのどが渇いたので、ここでちょっと休憩。ココナッツジュースを飲む。

名古屋デザイン博で飲んだ、ヤシの実ジュース?が、どんな味かは忘れたけど、と〜ってもまずかった記憶があって、ずっと避けてきたココナッツジュース。今日なぜか飲んでみた。おいしかった。 味覚が変わったのか、あの時のものとは別物なのか、南国で飲んでいるからおいしく感じるのか、現地で新鮮だからか、理由はわからないけど、おいしかった。

タ・ケオ タ・ケオ タ・ケオ タ・ケオ
次に行った遺跡、タ・ケオ。ここは未完だったらしく、彫刻はほとんどなく、石がごつごつしたままになっている。ここで、またまたよじ登り。下を見ると、くらくらするような急階段を手を着きながら登っていく。てっぺんに仏像があった。汗だくになって登りきった後の風が心地よかった。よくこんなの造ったなぁ…。

お昼 朝とそっくりの昼ごはん。道中で店があまりなく、選べないので仕方ない。今度は、フライドライスとヌードルスープを注文したら、フライドライス(1$)とフライドヌードル(1$)が来た。本日二度目の間違い。まぁ、いいか。今度は、インスタント麺ではなく、太い麺だった。

タ・プローム タ・プローム タ・プローム タ・プローム
最後に行った遺跡、タ・プローム。ここは、ほんとに朽ち果てている。今にも崩れそうな門や壁(と言うかもう崩れちゃってる部分もたくさん)。そして、木の根っこが生き物のように絡みついている。自然ってすごい。これがここの人気の理由。

アンコールワット再び アンコールワット再び 夕日
再びアンコールワットに戻って、西日を浴びたアンコールワットを見る(アンコールワットは西向きなのです)。帰り道、参道には何人か楽器を演奏する人たちがいた(写真中)。
アンコールワットの西塔門をでたところで、夕日が沈むのを見た(写真右)

バンテアイ・スレイ 夜ご飯 デザート
カメラマンの故・一之瀬泰造(←漢字あやしい)さんがよく通ったというレストランに行ってみる。以前あったという『タイゾーセット』はもうなかった。残念。適当に注文した料理もちょっと残念な感じだった。デザートにココナッツゼリーがついてきたけど、これもイマイチだった…。



2月3日 シェムリアップ観光?
クアイティウ デザート デザート
朝ごはんは、カンボジアの定番(ラオスでもベトナムでも同じような麺が定番かも…)クアイティウという麺(写真左@1$)。食べ終わる頃に店の人がバナナの葉で包まれた“何か”を運んでいるのを発見(写真中)。 『これ何?』って聞いてみると、『パンプキン、ココナッツ』と教えてくれた。ひとつずつ買ってみる(@500riel)。黄色い方は、かぼちゃとココナッツフレークが練り込まれた、ねっとりした感じのもちみたい。白い方は、柏餅みたいな皮にココナッツやナッツなどの餡が入っていた。どちらも(特に後者)おいしかった。

朝ごはんの後は、オールドマーケットやその周辺、古本屋に行く。Tom『Year Zero』(カンボジア・ポルポト派の本)を購入(2$)。

ランチ ローカル食堂でランチを食べる。スネ肉みたいなのと青菜の炒め物・湯葉と野菜の炒め物・ご飯(6,000riel)。前者はレモングラスが効いていた。

午後から『地雷博物館』へ向かう。途中、声をかけてきたTukTukのお兄ちゃんに道を確認したら、その地雷博物館は、郊外に移転してしまったと教えてくれた。TukTukで片道1時間10$かかるそうなので、それほどまでして地雷を見なくてもいいかな…。と断念。 午前とは違うマーケットに行く。

市場 市場 このマーケットは、とっても汚かった。道路がゴミだらけ(写真左)

明日の移動に備えて写真左の店でモンキーバナナを買う。

カンボジア最後の夜なので、ちょっとリッチなサマピアップ(Samaphiap)というレストランへ。ダンスショーを見ながら食事ができる。といっても、一人9$。なかなかおいしいカンボジア料理が食べれてよかった。
レストラン ショー  
料理 アモック デザート
春巻き、エビとグリーンペッパーの炒め物、チキンココナッツカレー、野菜とカシューナッツ炒め、チキンとカシューナッツ炒め、魚のスイートサワースープ、カレー味の炒め麺、ごはん。 写真左より少し遅れてでてきた「アモック」という、カンボジア名物の魚料理。ココナッツ味。 デザート。かぼちゃにココナッツババロアみたいなのを詰めてココナッツミルクがかけてある。

宿に帰って、バンコク行きの国際バスの手配を頼んだら、明日はいっぱいになってしまっている、との返事。2時半頃予約をしようとしたら、「担当がいないので夕方に予約して」と言われ夜になってしまったから、遅かったのかも。 もう、タイに行く気満々だったので、ガックリ↓

Tomがピックアップトラックで行く方法を提案。ちょっとサバイバル??? Ryonはラクラク国際バスしか使ったことがないので、未知の世界…。


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