インド1/India1 1ルピー≒2.8円 こんにちは=ナマステ ありがとう=ダンニャワード
2月28日 日本での休息と準備を終えて、香港経由でインドへ向かう。10:00セントレア発。キャセイパシフィック航空で香港へ。
約50分というぎりぎりのトランジットの時間だったので、荷物をちゃんと積み込んでくれているか心配しながら、
次の目的地ムンバイ行きの飛行機に乗り込む。
今日は、飛行機での移動ばかりなので機内食ばかりです〜。 |
メインはチキン。日本発ってことで、蕎麦がついていた。メインの味付けは、中華風。 | メインはポーク。こちらも中華風。ライスがチャーハンだった。 | デザートにアイスクリームがついた。アイスに気をとられて、右下に写ってるまんじゅうを食べ忘れた! |
香港→ムンバイ | |||
インディアンベジタリアンカレー。メインは、パニール(インド風チーズ)とほうれん草のカレー、カリフラワーのカレー、ヒヨコ豆のカレーにターメリックライス。レンズマメのサラダ。デザートはパンナコッタ。 | こちらのメインはチキン。洋風な感じ。 | メインはフィッシュ。右側の四角いものが、魚のすり身。香草が効いていた。デザートがフルーツと甘く炊いたもち米の上にココナッツババロアが載ったケーキ。 | インディアンベジタリアンカレー。左側がパニールとひよこ豆のカレー、右側がナスのカレー。 |
Tom、飛行機で隣に座っていたおじさんと仲良くなり、家に招待される。インド・ネパール旅の最後に訪ねてみるかも? ムンバイの空港で出会ったモリシタさんとプリペイドタクシー(390Rs)をシェアし、『Hotel Ship』に向かう。 ムンバイの安宿、『Hotel Ship』は、今までで一番ボロかった…。でも、インド一の大都会ムンバイでは破格の宿代らしい。今日は混んでいて、ツインが空いてなかったので、ドミトリーに泊まる(@140Rs)。しかもベッドがドミトリーの部屋に収まりきらず、階段の踊り場まではみ出ていた。 |
2月29日 ムンバイ観光
朝、ホテルにチャイを売りに来たので、早速インドでの初チャイを飲む。3Rp。思ったとおり甘かったけど、スパイスは思ったより効いてなかった。 | ツインルームが空いたので、移る(312Rs)。と〜っても狭い!。そして、壁の上があいているので、隣近所の音が筒抜けです。 | 『Hotel Ship』に泊まっていて、今日帰国予定のヤマシタさんから列車の時刻表を受け継ぐ。ヤマシタさんもここで受け継いだそう。私たちで4代目。 |
道端で朝食を食べる。 人だかりができていたので行ってみると謎のオレンジ色と白色と黄色のものを売っていた。黄色はどうやらカレーピラフのよう。 オレンジと黄色を購入。オレンジは、多分もちきびを甘く炊いたものかな? |
インド門へ向かう途中にあった、タウンホール。 | ポスト。 | Tomお気に入りのインドの国産車『アンバサダー』TAXIはほとんどこれだった。 |
インド門。 | インド門の向かい側にある高級ホテル『タージマハルホテル』 | C.S.T駅。ここで明日のエルナクラム(Ernakulam)行きのチケットを購入。(@479Rs) |
左:あまりに暑いので冷たいものが飲みたくなり、さとうきびジュースを飲む。沖縄で飲んだことがあったけど、そのときは青臭く感じ、あまりおいしく感じなかった。冷えてなかったからかな?でも今回のは、ぜんぜん青臭くなく、とってもおいしかった。5Rs。(おなかも壊さなかったので、翌日もリピート) 右:インドの定食『ターリー』(@37Rs)手前から時計回りに、プーリー(フスマ入りの小麦粉を水で練り、油で揚げて膨らませたもの)・ジャガイモのサブジ(惣菜)・アチャール(漬物)・ダヒー(ヨーグルト)・ダール(豆のスープ)・ナスのカレー・ラッサン(酸味のあるスープ)、真ん中は甘いもちきび?とヨーグルトの上澄み液みたいなドリンク。 この後で、パパド(せんべいみたいなもの)とライスも来た。なかなかのボリューム。 |
3月1日 ムンバイの街ををぶらぶらした後、列車でエルナクラム(Ernakulam)へ。
C.S.T駅近くの屋台が集まっている通りは、とっても安くておいしくてとても気に入った。ここで食べまくり…。 | ||
第一弾 写真右:奥はイドリー(米粉で作ってある蒸しパン)とアールー・チョップ(ゆでたジャガイモを揚げたもの)。手前は、ココナッツソースとカレー。10Rs。 | ||
第二弾 サモサ。カレー味のジャガイモとその他の野菜が皮に包まれてパリパリに揚げてある。1個5Rs。 | ||
第三弾 ドーサー(クレープみたいに焼いた皮にカレーポテトやアチャールという漬物などを乗せくるくるまいてある。)皮はなぜかたこ焼きのような味がした。10Rs。 | ||
第四弾 電車に乗る前に腹ごしらえしようと食べた、カレーピラフ。漬物とカレー付き。これもおいしかった。10Rs。 |
イギリス統治時代の建物がそのまま残っていて雰囲気を出している。 |
エルナクラムへ向かう列車の外観。 | 列車内。2等寝台車。眠るときは座席の背もたれを持ち上げてベッドにする。(三段ベッド) |
隣を走っていた電車はぎゅうぎゅうだった。屋根の上に人が乗っていないだけまし? | 列車内で注文した弁当。チャパティ、ごはん、ダール(豆のスープ)、カレー。 |
3月2日 列車にてエルナクラムへ。
列車からの風景 |
車内販売のマサラヨーグルト。スパイシーなヨーグルトドリンク。 | 袋をハサミで切り、ストローをさしてくれる。6Rs。Tomはイマイチだったらしい。RyonはOK。甘いヨーグルトドリンクより後味すっきり。 | これも車内販売。衣がたっぷりのたまねぎの天ぷら、という感じ。2個10Rs。 |
社内で相席になった人達。 最初は、たくさんのおじさん達。ずっとカードゲームをしていた。 次に貫禄のあるおばさん。「私は横になるから荷物見ててね」と頼まれた。 | ||
次に家族連れ。この子達と両親、姉、弟二人(多分)がいた。鶴を折ってあげたら、どこからか子供たちが集合してきて鶴をほしがったので、一緒に折ってあげた。 | その次に巡礼に行った帰りという親子夫妻。いろいろと世話を焼いてくれたり、甘いお菓子やチャイや落花生をごちそうになった。家へおいでと誘ってくれたので、もしかしたら訪ねてみるかも。 |
3月3日 エルナクラム→アレッピー(Alleppey)
列車は早朝5時頃エルナクラムに到着。1日目は、1時間位遅れたので、到着は2時間位遅れるのかと思いきや、巻き返して40分遅れ。まだ暗かったので駅で明るくなるのを待ち、オートリクシャーに乗ってKSRTCバススタンドへ(20Rs)。 | ||
←バススタンド。行き先がヒンディでしか書いてなかったので、どのバスに乗ればいいのかすごく分かりづらい。エルナクラムからアレッピーまで約一時間半(@37Rs) →アレッピーの町並。人は多いけど、町は小さい。 |
バススタンド近くのホテルアルカディアの脇の小道を入っていったところにある、T.K.Cゲストハウス。(トイレシャワー付ツイン@300Rs) 客引きの従業員に連れられて行ったけど、バス停にもボート乗り場にもすごく近い便利な場所にあって良かった。 このゲストハウスで午後のクルーズと明日のクイロン(Quilon)行きのボートのチケットを手配してもらう。 | ||
ガイドブックに完熟のレッドバナナはカスタードクリームのよう、と書いてあったのでずっと食べてみたかった。今日初めて見つけて早速買ってみる。でも、まだ青かったのか、普通のバナナだった。がっくり。1本4Rs。 | バス停近くの食堂にて朝食。ヒヨコマメのカレーとパーラーター(ギー〔精製したバター〕を塗って、折り込んで焼いたもの)とコーヒー。@20Rs。 パーラーターを作る(生地を伸ばす)手さばきがすごかった。そして、おいしい。南インドは、コーヒーの産地なので頼んでみたコーヒーは、チャイと同じような味がした。なぜ??? |
昼食に食べたターリー。ライスとパパド(薄いせんべい)とチャパティにおかずは、手前からアチャール(漬物←かなり酸っぱい)、カリフラワーのサブジ(カレー味の炒め物)、ナスのカレー、ジャガイモのサブジ、ダール(豆のスープ)。これにヨーグルトがついて25Rs。安い!うまい! 今までたいていスプーンが付いてきたので、それで食べていたけれど、今回初めて手で食べる。日本でイメトレしておいたおかげで、とても上手に食べることができた。 食後に注文したチャイは、今まで飲んだ中で一番おいしかった。甘さはいつもと同じくらい甘く、スパイスとお茶の香りが強い。一旦カップから受け皿に移し、再びカップに戻すパフォーマンス付き。こうすることによって、少し冷まし、砂糖とよく混ざるらしい。 最後に押し売りチックにココナッツミルクを生姜とスパイスと砂糖で味付けしたデザートを出してくれたけれど、これはイマイチだった…。 |
午後3時から7時まで手漕ぎボートのクルージングをする。600Rs。 | ガイドのおじさん、アントニー。この道50年らしい。56歳なのに。 | 途中からTomも漕ぐ。 |
何とかというボリウッド映画の舞台になった場所らしい。 | 夕日がとってもきれいだった。 |
昼食が遅めでたっぷり食べたので(ターリーはたいていお代わり無料!)夕食は軽めに。米粉生地のパンケーキとダルのフライにカレーソースをかけたもの。8Rs。 |
3月4・5日 アレッピー→アムリタプリ(Amrithapuri)→クイロン(Quilon)
アレッピーにある『インディアン コーヒーショップ』にて朝食を食べる。 たいていの店は、誰が従業員で誰が客なのか分からないような感じだけど、ここは、立派な制服を着ていたので、写真を撮らせてもらった。 | ||
左から、パーラーター(Parantha)、マサラカレー、マサラドーサ(Masala Dosa)カレーとココナッツのソース付き、ドリンクはコーヒー。 パーラーターは、ギー(精製したバター)を折り込んで焼いてあるパンで、ギーのおかげで醗酵なしでもソフトでモチモチしていておいしい。この店のマサラカレーは、ジャガイモがメインでトマトが利いていた。マサラドーサは、クレープ状の生地にマサラカレーを包んである。カレーソースとココナッツソースをつけて食べる。ココナッツソースはココナッツが多すぎて、最後のほうはちょっとくどくなって来る。コーヒーショップに来たからには、やっぱりコーヒーを注文。砂糖とミルクたっぷりで子供の頃に飲んだコーヒー牛乳の味がした。 |
バックウォーター(水郷地帯)をアレッピーからクイロンへ向かうクルーズ船。 外観を撮り忘れたので内部だけ…。 左が1階で右が2階。 |
水路の両側には、やしの木がたくさん。南国情緒あふれる。 | ハウスボートがたくさん停泊&クルージングしていた。この船は、バスルーム・リビング・テラス・キッチン・トイレが完備された、AC付の貸切豪華客船。乗組員は、2人のこぎ手とコック。私たちの泊まっていたKTCゲストハウスでもこの船の手配ができ、1泊4,500Rsらしい。 |
船は村民の重要な交通手段。川で洗濯・食器洗い・水浴び・漁・運搬etcなんでもする。そんな風景を眺めながらのクルージング。 |
アレッピーからクイロンまでのクルージングは、10時から18時半までなので、途中で昼食をとる。 写真右:一人80Rsの豪華ランチ。写真の後、パイナップル(@10Rs)・ミネラルウォーター(ペットボトル@20Rs)を付ける。←メニューはなく、要るか要らないかで注文。写真の中の魚以外は、お代わり無料。 左から 淡白な魚のスパイシーBBQ・サブジ(惣菜)4種・ダルカレー&ごはん(粒が大きくてすこし赤みがかった初めて食べるご飯だった)・パパド(塩味の薄いせんべい) | ||
どれもなかなかおいしかった。バナナの葉の皿が雰囲気出していていい感じだった。ただ、ランチタイムが20分しかなく、デザートのパイナップルを食べている時にすごくせかされた。 |
私たちは、アレッピーから直接クイロンへ行かず、途中のアムリタプリにある『Matha Amrithanandamayi Mission』で1泊することにした。 ここは、Amma(母という意味)というGuru(導師)が開いたアシュラム(修行所)で、一般の旅行者も宿泊できるようになっている。 Tomは、10年位前にいくつかアシュラム滞在を体験しているけれど、Ryonは初。 | ||
とても規模が大きいアシュラムで、2,000人位が永住している。写真の一番大きい建物(17階建て)の14階に宿泊。 個人滞在は、1泊3食と2回のチャイ付で相部屋@150Rs。私たちは、3人部屋に2人で泊まった。 とても簡素な部屋で、シャワーとトイレは付いているけれど、ベッドがなくマットレスだけ置いてあった。でも14階は、とても眺めが良く、気持ちいい風が吹いていた。ここからすごくきれいな日の出と日没を眺められて大満足!! アシュラム内は写真撮影禁止なので、写真は船から撮ったこの一枚だけ。 |
16時にチェックインし、17時からAmmaについてのビデオやアシュラム内のガイドツアーに参加する。すべて英語なので、Ryonの理解度イマイチ。 私たちは、Ammaについて何も知らずここに来てしまったので、Ammaを心から敬愛して(?)修行をしている人達からちょっと浮いている存在だったかも…。修行者ではなく訪問者でも、1週間とかもっと本格的に2〜3ヶ月とか体験しに来た人が多かった。私たちは、数日前にガイドブックでこのアシュラムの存在を知り、Yogaにちょっと興味のあるRyonと瞑想にちょっと興味のあるTomは、行ってみようということになったのだ。でも残念ながらYogaは、やっていなかった。 さらに残念なことに、、Ammaは今ツアー中で不在だったので、会えなかった。 『ラリタアンビカ』さんという、すごく親切な日本人の女性(もう5年もここにいるそうだ)にこのアシュラムついて、いろいろ教えてもらった。 今は、Ammaについて主要な人達が外出中で閑散としているとか、日本人の方は他に4人いるとか、このアシュラムが出来て20年経つとか、カフェの「サージャ」というチョコバナナミルクシェイクがおいしいとか…。 アシュラムの日課 4:50− 6:00 チャンティング(唱和) 6:00にチャイ 8:00− 9:00 瞑想 9:00− 9:30 朝食 10:00−13:00 セーヴァ(奉仕) 13:00−14:00 昼食 14:00−18:00 セーヴァ(奉仕) 16:00にチャイ 18:30−20:00 バジャン(献身の歌) 20:00−21:00 夕食 夕食は、チャパティとライス、ダル(カレースープ)とサブジ(スパイシーな惣菜)簡素だけど量はたっぷり。 翌日は、5時に起床してチャンティングなどを見学。 早起きしても、朝食は9時なので4時間もある。でも6時にもらえる甘〜いチャイでかなり助けられる。 14階のバルコニーから一番大きくなった時の線香花火の先っぽのような日の出を眺める。 朝食は、味付けなしの雑炊のような水分たっぷりごはん、ギーとスパイスで炊いた雑穀(何か分からない)、ダル(カレースープ)だった。Ryon…まぁ、普通に食べる(しかもボリューム大大大)。Tom…バタースパイシー雑穀がどうにもまずくて食べられない模様。 朝食後、海岸を少し散歩したり、アシュラム内のショップや図書館に行ったりした。 昼食はご飯とカレースープ、ココナッツカレー、ヨーグルト味のソース。ヨーグルト味のソースは、色は黄色だったものの、かなりの酸味。許容範囲の広いRyon…またも完食。Tom…「ここのアシュラムの食事は、今までで(というか全インドの食事の中で)一番まずい」→またも残す。 食事は毎回ステンレスの大きなお皿に全部一緒に盛られる。それを現地の人を見習って手でぐちゃぐちゃ混ぜながら食べる。スプーンも持っていたけど、郷に入りては郷に従え、です。 |
15:00にチェックアウトをし、16:00発のクルージング船で再びクイロンへ向かう。 | ||
←途中、とてもきれいな夕日を見ることが出来た。 →18:30過ぎにクイロンに到着。船着場近くの破格の安宿にチェックイン。なんと、ツイン(共同シャワー・トイレ)150Rs!! |
宿の近くのレストランに夕食を食べに行く。数件あった店の中で、愛想のいいお兄さんが店先でパーラーターを作っていたレストランを選ぶ。でもその店は、ターリー(カレーの定食)がなかった…。 店員さんが勧めるままにチャナマサラとチャパティ(@20Rs)、コーヒー(@6Rs)を注文。 あまりおなかが空いていなかったけど、この店のチャナマサラ(ヒヨコマメのカレー)は、アシュラムの食事より数倍おいしかった。なんでだろう? コーヒーは相変わらずコーヒー牛乳の味。インドで飲むと、なぜか甘〜いチャイやコーヒーがとてもおいしく感じる。 |
3月6日 クイロン(Quilon)
列車のチケット手配とクイロン市内をぶらぶらする。 | ||
左側が宿泊した宿の外観 | チャイの屋台。砂糖と混ぜる&温度を冷ます目的で2つの器(カップ&ソーサー)を使ってパフォーマンスをしてくれる。チャイ(@3Rs) | スコーンのような焼き菓子(3Rs)と揚げバナナ(3Rs) |
ここは、カシューナッツの産地だったらしく、町でカシューナッツ専門店や問屋があったり、売店でも山積みになっていたりした。 | ||
男の人はほとんどルンギーという腰に巻く布を着ている。 | Tomも購入(120Rs)店の人に巻き方の講習を受けている。 | 女の人はほとんどサリーかパンジャビードレス?を着ている。写真の人のように髪に白い生花をつけている人もよく見かける。 |
駅で列車の予約チケットを購入。クイロンからセーラムまで@232Rs。 右の写真は予約の窓口。座ってる人はみんな順番待ち。意外にもちゃんと並んでいる。 |
駅からの帰り道で声をかけられたジューススタンドで休憩。ここのフレッシュジュースと〜〜〜ってもおいしかった。左がパイナップル、右がグレープ。(各15Rs)でも数時間後、Tomのおなかが下った。 |
結構人が入っていたので選んだレストラン。メニューにターリー(定食)がなかったので、チャパティセット(12Rs)を注文。この店はターリーのことをチャパティセットって書いてるのかな、と思って。でもほんとにシンプルにチャパティとカレー、ヨーグルトが付いてきただけだった。ちょっとがっかり。どうりで安いと思った…。しかも頼めばターリーもあったらしい。 |
丸い揚げ団子のようなものが売っていた。「これ何?」と聞いたら「スイート、スイート」をいうので、買ってみた。モチモチしていておいしかった。 |
レッドバナナリベンジ。前回買ったレッドバナナは、熟してなかったからあまりというか、フツーのバナナだったのかも、と思い、今回完熟のレッドバナナを購入。皮も薄く柔らかい。But熟した普通のバナナだった。やっぱりバナナはバナナだった…。@2Rs。 |
このお店、宿の近くにあってよく前を通っていたんだけど、いつも人が入っていて気になっていたので、夕食を食べに行った。予想通り、ヒット!@20Rsと安い上に内容も充実していておいしい。そして、店員が頻繁にカレーやサブジやごはんを付け足しに来てくれる。 |
店を出ようと思った瞬間に超ショックなことに気づく。 財布がな〜〜〜い!!!床に落ちていないし、かばんに入っていないし、入れたはずのポケットに入っていないし、店の中を歩き回ってもない。店員さんに尋ねてもみんな知らない。 この店に入る前にレッドバナナを買った時までは、確かにあった。レッドバナナを買った屋台まで戻ってみてもない。また店に戻ってきて再度聞いてみてもない。 全然気づかなかった…。落としたのかすられたのかもわからない。 気が動転して入れていたポケットのふたのボタンが閉まっていたのか開いていたのかも分からない状態だった。 気が抜けていたことを猛烈反省…。これからはもっと気をつけなければ…。 救いは、クレジットカードが入っていなかったし、現金も750Rs位(2千円ちょっと)しか入っていなかったこと。 マイレージカード(クレジット機能なし))が入っていたので、どうにかしないといけないけど、まだマシだった。 気を抜くとこういうことになるのね〜。大変勉強になりました。これからもっとがんばりマス…。 |
3月7日 クイロン(Quilon)→セーラム(Salem)
今日は、バンコクからムンバイへ向かう飛行機の中でTomの隣に座っていたインド人のおじさんからもらったレトルトを食べることにした。 | ||
もらったのは、この3種類。どれも湯煎にかけるか電子レンジで温めるだけで食べられる。 | 最初は、真ん中の『Sambar Rice』を持ってきたクッカーで湯煎して温めて食べてみる。パッケージの写真とはちょっと違うけど、まぁ、おいしい。 | チャイ(@3Rs)を飲みに行き、ついでにスナックを食べる。左がスイートポテトパイ(4Rs)右がヴァーダ(Vada)という、豆粉から作られる甘くない揚げ菓子(3Rs) |
この町では、どこのネットカフェも日本語がインストールされていないので、日本語のページを読むことも出来なかった。 なので、持って行ったノートパソコンを接続してネットを見てもいいか聞いて回ったところ、どの店からも断られてしまった…。なんで??? |
もらったレトルト第2弾。ゲストハウスの近くで焼いていた『ポーラータ(@2Rs)』と『イドリー(@3Rs)を買ってレトルトソースをつけて食べた。 左がジャガイモのサブジ。右がダル豆のマサラソース。 やっぱり店で食べるのには劣るけど、アシュラムのやつよりおいしいかも?! |
あまりに暑いので、ゲストハウスの向かいにあるバスステーションに行き、フレッシュジュースを飲む。 注文してからジューサーで作ってくれる。とっても濃くておいしい。日本に帰ったらジューサー買おうかと思ってしまう。左:オレンジ、右:パイナップル。各15Rs。 |
夕食を列車の駅の構内のレストランで食べる。17:00の列車に乗るため、まだ4時過ぎだったので、軽めにした。左:GHEE ROAST、右:チャパティ。各13Rs。 GHEE ROASTは見た目は、Dosaに似ていたんだけど、Dosaは豆粉に対して、GHEE ROASTは米粉で作ってあるようだ。これは、酸味が強かった。ちょっとイマイチ…。 |
Sleeperクラス2等の列車に乗って『Salem』に向かう。 エルナクラム行きの列車の中で会った、インド人の夫妻(だんなさんは市会議員らしい)に会いに行くのが目的なんだけど、クイロンから教えてもらった携帯に電話してもつながらなかったから、ちょっと心配。 まぁ、会えなかったら仕方ない。 |
3月8日 セーラム(Salem)→バンガロール(Bangarol)→ハンピ(Hanpi)
早朝4:00頃、セーラムに着く。 あまりにも早すぎるので、駅の構内で6:30頃まで時間をつぶし、再度携帯にTEL。 今度はつながった! 迎えに来てくれるということなので、プラットホームにある待合室から駅の出口のほうに歩いていくと、すでにおじさんとおばさんがいた! 訪問をすごく喜んでくれた。家で朝食をごちそうしてくれるとの事だったので、遠慮なく訪問する。 | ||
左側がチキンカレー、右側がマトンカレー。奥にゆで卵のスパイシー炒め。インド人にしては、めずらしくベジタリアンではないようだ。 チキンカレーは、日本のインディアンレストランで食べるものとそっくり。マトンは食べなれないせいか、肉自体はイマイチだったけどソースはとてもおいしかった。 卵もTomにはちょっと辛すぎたみたいだけど、Ryonはちょうど良く、スパイスの香りが良くておいしかった。 | スパイシーなカレーを食べた後に、酸味のあるスープをご飯にかけて食べるのが正式??らしく、それも頂く。カレーだけでかなりおなかいっぱいだったけど、スープの酸味のせいか、平らげてしまった。 | 列車で会ったもう一方の夫妻の家にも連れて行ってもらった。そこでもチャイとスナックでおもてなしをしてくれた。 |
おじさんもおばさんも英語がイマイチできないので(人の事言えませんが…byRyon)コミュニケーションがうまく取れなかったけれど、料理を作っている所を少しのぞかせてもらったり、一緒に写真を撮ったりした。 息子夫妻とか孫とか、近所の人?とかわらわらと集まってきて、あいさつ。 英語のできるお友達も来ていたので、Tomとその人とが通訳だった。 そして、最後にシルク?の布とお菓子をいっぱい貰ってしまった。 駅までみんなで送りに来てくれて、恐縮してしまうくらい至れり尽くせりだった。 何もお返しできなくて、ごめんなさい。 |
10:30にセーラムからバンガロール行きの列車に乗り、車内で貰ったスナックを食べる。 | ||
ピーナッツを飴で固めてあるお菓子、丸ごとピーナッツのものと細かいピーナッツのもの。両方ココナッツ風味。ピーナッツが細かい方は、しょうがの風味が強かった。丸いのは、ゴマを飴で固めてあるお菓子。これにもピーナッツが一粒入っていた。 | 今まで食べたことのないお菓子。左側はふわふわ?さくさく?飴とでもいうのかなぁ。右側は、Gheeというバターを精製した油と砂糖と粉で作ってある超高カロリーお菓子。ちょっと重たい。 | マサラ味のスナック菓子2種。奥のほうは薄くてパリパリ。手前は、カリカリ。なかなかおいしく、止まらない。でも食べ過ぎると胃にもたれる。 |
15:30頃バンガロールに着いて、次の目的地ハンピに行くために、最寄の駅ポイペト(Poipet)までの列車のチケットを買おうと思ったら、指定席が今日も明日も予約でいっぱいだった。 なので、バスで直接ハンピまで行くことにした。 駅からバスステーションまでオートリキシャーというバイクを改造したようなTAXIで行くことにした。 近づいてきたオートリキシャーの運転手が出した値段が200Rs。 そんなに高い訳がないので、地図を見せてたったの2Km位と言うと、「その地図は古い。バスステーションは移動してここから25Kmの所にある」と言ってきた。 ぜ〜ったいあやしい、と思い、駅に戻って駅の交番で聞いてみたら、プリペイドのオートリキシャーで30Rsでバスステーションまで行けることを教えてくれた。 30Rsは、現地人価格で実際は44Rsだったけど、200Rs払わなくてよかった〜。 バスステーションに着いてバスチケットを買う。夜行バスで、23:00発なので、バンガロールでちょっと暇つぶし。 街の露店で、スリと落してしまうのを防止するために、財布につける巻き取り式の紐を購入。 |
バンガロールは、大きな街で人も車もいっぱい。こんな地下道があった。夕方近くになるとこの中の床にシートを敷いて、店がいっぱい出来た。 | バスステーションのフルーツ屋。ここで、グレープジュースとマンゴージュースを買う。@6Rs。これも濃くておいしい。フレッシュジュースは、ほとんどハズレがない。 | これもバスステーション内のセルフスタイルのレストランで食べたミニターリー。(15Rs)あまりおなかが空いていなかったのでミニを食べた。普通のターリーはこれにチャパティが付き、カレーの種類が増える。 |
3月9日 ハンピ(Hanpi)
夜行バスは、翌6時に到着のはずが、途中渋滞にはまり、8時半頃の到着となった。 バスの車窓から見た風景。 | ||
路上で野菜を売る人達。左下のおばあさんは、チャイを飲みながら売っていた。 | 川での洗濯は、インドの定番。 | 牛車の列。 |
バス停の客引きのお兄さんに連れられて来たHERRMANN’Sゲストハウス。本当は、ロンプラ(ガイドブック)に載っている、その奥のヴィッキーゲストハウスに泊まろうと思っていたけれど、ロンプラに載った事で客が増え、大幅値上げされていたため、こちらの格安のゲストハウスにした。ちょっと古くて、トイレとシャワーが共同だけど、健康な時ならOK。病気や下痢になった時にいい所に泊まれればいいや。 |
ポイペトは遺跡が点在する村。 岩山と遺跡を見学する。 岩山からの景色はすごくきれいだった。 (上るのは大変だったけど) | ||
『歩き方』でも『ロンプラ』でも絶賛の“マンゴーツリーレストラン”に行く。リバーサイドにあり、川とその脇にある田んぼを眺めながら食事が出来る。 景色が見やすいように階段状に席が設けられ、景色を見ながらくつろげるようになっている。 ターリー(50Rs)2つ、レモンラッシー(20Rs)、コーラ(15Rs)、チャイ(15Rs)2つを注文。 どれもおいしかった。ラッシーとチャイに砂糖が入っていなく、自分で入れるようになっているところが、西洋人向けだな、と思った。 |
ゲストハウスのお兄さんに夕日がきれいに見える場所を教えてもらい、見に行く。 |
3月10日 ハンピ(Hanpi)
自転車を借りて、ハンピの南の遺跡群を見に行く。 | ||
ハンピの南にあるカマラプラン(Kamalapuram)という村でちょっと休憩。ジュースを飲む。名前だけ知っていて前から気になっていた、マサラソーダ(10Rs)ちょっと塩が効いた、スパイスやハーブというより“薬草”の味がした。薬としてなら、また飲んでもいいかも…。とても嗜好品とは思えない。 左はレモンソーダ(8Rs)これでお口直し?! |
ハンピの中心の大通り沿いに日本語で“おいしい”とかメニューとか書いてある店があったので、入ってみる。 席に座る前にメニューを見せてもらったら、ターリーが50Rs。特に高級店という訳でもないので、『高!!(ByTom)』と言ったら、同じ内容で30Rsに値下げしてくれた。えらいぞ、Tom! お昼時なのに他にぜんぜん客がいなかったけれど、なかなかおいしかった。 | ||
カレー2種、ジャガイモと野菜のサブジ(Good!)、ライス、チャパティ(やわらかくておいしかった)、パパドという揚げせんべい、ヨーグルト。 | この店には普通の“サリー”ではなく、もっとこってりした民族衣装を着ているおばちゃんがいた(Tomの肩の上辺り)。街角にいるそういう人はたいてい観光客に写真を撮らせてお金を要求してくる。 |
自転車があるので、2Km位離れたところにある『Water Fall Restaurant』という所にドリンクを飲みに行く。 このレストラン、どこにも滝は見えなかった…。昨日のマンゴーツリーレストランは、とっても大きなマンゴーの木があったのに…。 | ||
途中、石畳を作っていた。かごに入れた土を頭に載せて運んでいた。機械はほとんど使っていなかった。 | バナナ畑の中の道を青いバナナをいっぱい載せたトラックが走っていた。 | ウォーターフォールレストランで飲んだ、グレープジュース(右:25Rs)とパパイヤミルクシェイク(左:25Rs)。グレープは、グリーンのものだった。 |
ハンピの町は本当によく停電する。今までの町も停電はあったけど、今のところここが一番多い気がする。 昼間のすごく暑いときに部屋でお昼寝していると、ファンが止まってすごく暑い。 運が悪く停電中や後に水を買った時、ぬる〜いのを飲まないといけない…。そうでなくても冷蔵庫は少し冷たい程度に冷やされている。 一回だけほんのり凍っているくらい冷やされた水を飲んだとき、『水ってこんなにおいしかったんだ〜』と、実感。多分のどがすごく渇いていたせいもあるんだろうけど。 今日の日記を書いている1時間くらいの間にも3回ほど停電した。 |
この町は、レストランを選ぶのにとても苦労する。近くにたくさんあるんだけれど、どこも客が入っていない。インド人で流行っている店を安くておいしい基準にしていた私達は、お手上げ。こんなんでどうしてやっていけているのかすごく不思議。 人がいる!と思って入ったこの店だったけれど、家族かその友達?みたいで、何にも食べていない。テレビを見に来ているだけかも…。 とりあえず、ターリー(20Rs)を注文。昼の方がカレーもチャパティもおいしかった。ヨーグルトの隣のカレーは、Ryonが以前、カレールーを使わずにレシピも見ずに作ったちょっと失敗のインドカレーにそっくりだった。それから時計と反対回りにジャガイモのサブジ、ダルスープ。黄な粉みたいな豆の粉にスパイスで味付けしてあるもの(これをどうやって食べるのか謎)、漬物。 |
3月11日 ハンピ(Hanpi)
今日ハンピを出発する予定だったけれど、列車のチケット(2等寝台)が取れなかったので、明日に延期する。 Tomが風邪気味なので、休養できてかえって良かった。 ハンピは列車の駅がなく、バスで30分かけてホスペットという町まで行かなければならないので、チケットは宿の兄ちゃんに手配を頼んだ。手数料150Rs。OH,No〜!!宿泊代と同額だ〜〜〜! |
宿の兄ちゃんにおいしい店を聞いて選んだ近くのレストラン。やっぱり他の客はいない。ターリー(@25RS)を頼む。ここのチャパティは冷めるとすごく硬くなってあまりおいしくない。昨日の夜と同じように“スパイシー黄な粉”が付いた。他の町では見たことがないので、ハンピ独特の習慣かな? | メインストリートにある屋台。ここはたいてい地元の人でにぎわっている。 青唐辛子のフリット(@3Rs)と玉ねぎやにんじん等のみじん切りをスパイス入りのかなり粘度の濃い衣につけて揚げた物をさらにスパイスやソースで炒めたもの(1プレート15Rs)を売っている。 | 青唐辛子のフリットの方は、Tom辛くて食べられず。Ryonはギリ大丈夫だったけど、かなり辛い。だから、衣がかなり分厚く付けてあるのかな。 もう一方は、外側はカリッとしてて、中はさつま揚げみたいな弾力がある。オイスターソース炒めみたいな風味で、おいしかった。 |
3月12・13日 ハンピ(Hanpi)→ヴィジャヤワダ(Vijayawada)→コルカタ(Kolkata)
ハンピを出発し、バスで(@7Rs 激安!!)駅のある町ホスペット(Hospet)に行く。 そこでヴィジャヤワダからコルカタまでの切符を買う。今までTomにまかせっきりだった、切符購入を今回初めてRyonが行う。 切符は所定の用紙に必要事項を記入して窓口に出せばいいので割りとカンタン♪ でも2段ベットの席がよかったので、Tomに教えてもらった通り、「I prefer the seat on the side.」ととりあえず言ってみたものの、聞き入れてもらえず早々と断念。 さらに、駅員さんが何か聞いてみたけれど、3回聞いても何を言っているかわからなかったので、駅員さんはあきらめた。 まぁ、とりあえず切符は買えた。日時・出発&目的地・名前・歳が合っているのでOK! |
ざくろ(2個10Rs)周りの人がほとんどみんな買っていたので、つられて購入。おばちゃんが上部を丸くカットして4つ割にしてくれる。まだちょっと酸っぱかった。 | 昼ごろ停車した駅のプラットホームで『エッグビリヤーニ』を買う。30Rs。ビリヤーニはスパイシーなピラフのようなもの。 | ビニル袋に入った新聞紙を広げると、バナナの葉に包まれたビリヤーニが出てくる。Ryonにはちょうどいい辛さだったけど、Tomにはちょっとスパイシーすぎたみたい。でも慣れればおいしいと言っていた。 |
ヴィジャヤワダには早朝4時頃到着。待合室で乗り継ぎの6:45の便を待つ。この駅の待合室は有料(10Rs)だった。今までチケットチェックはたまにあったけど、全部無料だったのでちょっと驚いた。 それでも人がいっぱいで、席の確保に苦労するほどだった。 |
ヴィジャヤワダのプラットホームで朝食用にココナッツソースのかかった揚げ団子のようなものとポテトカレーを載せたパラタ(Paratha)を購入。各20Rs。前者は初。もちもちしてておいしかった。 | 車内販売で買った、ミニサモサ(5個5Rs)中には小さな青とうがらしのみ。でも皮に味が付いていて、外側のサクサクと内側のもっちりと唐辛子のピリ辛でつまみによい感じ。 | これも車内販売で買った、サモサ(2個10Rs)中はポテト・グリンピース・にんじん・レンズマメなどのサブジがぎっしり。サモサはどこで買ってもハズレがない気がする。 |
車内販売のエッグビリヤーニ(25Rs)。ビニルホイルの袋に入っていたので何か聞いてみたら、成り行きで買うことに。 でも昨日食べたものとは、味付けがぜんぜん違うかった(どのように違うかは表現できないけど…)。写真の白いソース?をかけて食べる。 | アイスクリーム(10Rs)お腹に危険かな?と思ったけど、何度も何度も売りにくるのでついつい買ってしまった。売り子の兄ちゃんが箱から取り出して、その小ささにまずビックリ。そして持ったときの軽さにビックリ。砂糖がたっぷり入った生クリームをやわらかめに凍らせた感じだった。 | 向かい側に座っていた、インド人の親子。いろいろ教えてくれてすごく親切だった。 |
公式販売の食事(32Rs)。ダル(上)、ご飯と漬物、野菜カレー、ヨーグルト。この野菜カレーは、日本のカレーにちょっと似ていた。以前乗った列車はトレーに載って来たけど、今回はトレーなしだった。 | 私的販売の弁当(20Rs)チャパティ(4枚)、ダル、野菜カレー。ダルもカレーもこちらの方がとろみが強かった。 | 左の弁当のお皿は、Shallという木の葉を何枚か小さな竹のピンみたいなもので縫い合わせたものだった。北部では、バナナの葉よりこちらの方が安いらしい。すごく手間がかかっていそうなのに。インドの人件費の安さは半端じゃないのかも…。 |
車内販売には、公式の販売(販売員が制服を着ている)と私的な販売があって、スナックやドリンクはどちらもほとんど一緒だけど食事は私的販売の方が安いらしい。列車はいつもSL(スリーパー)クラスでエアコンナシなので、窓が常に開いている。風が入って気持ちいいんだけど、砂埃をいっぱいかぶるので、汗ばんだ皮膚にべっとり。顔がざらざらする。そして爪の間が真っ黒になる。さらに今回の列車は、蚊が多くて刺されまくってしまった。掻くのを我慢できないタチなので、掻き傷だらけになってしまった。狂犬病の犬にヨダレをかけられないように注意しなくちゃ…。 |
3月14日 コルカタ(Kolkata)
早朝5時前にコルカタのハウラー(Howrah)駅に到着。明るくなるのを待って目指す宿(ホテルパラゴン)のあるサダルストリートに向かう。 歩き出したとたんタクシーの運ちゃんが寄ってきて、「サダルまで150Rs」と言ってくる。 ガイドブックにプリペイドタクシーで65Rsと書いてあったので、彼らは全部無視してチケット売り場へ。無事にタクシーに乗り込む。 |
ムンバイのタクシーは全部黒だったけれど、コルカタのタクシーは黄色。まぁどうでもいいことだけど…。 | Tomから話には聞いていた、使い捨ての陶器で初めてチャイを飲む(3Rs)。今まではガラスのコップか薄くて柔らかいプラスチックか紙コップだった。 |
パラゴンのツインルームは満室で、チェックアウトタイムの11時まで待てば空くだろう、ってことだったので荷物を預けて公園へ散歩に行く。この公園すごくくさい!!トイレのにおいが充満している。 | ||
国民的スポーツ、『クリケット』の練習をしていた。ボールに当たらないように気をつけて歩く。 | 馬もお散歩。警察(多分)が馬に乗りながら携帯で話しているのも見かけた。 | ヤギの大移動。公園でも街中でもよく見かけた。この後を歩くとフンがいっぱい転がっている。 |
パラゴンのツイン共同シャワー&トイレで1泊240Rs。1階は暗くてジメジメしてる感じだけど、2階は明るくて部屋に窓も2ヶ所あるので換気もいい。 | ||
ホテルパラゴン外観。 | ツインルーム。シーツはセルフで敷きましょう。掃除直後は消毒のにおいがしばらくつづいた。 | 部屋のドア越しに撮った一枚。時代が感じられます。 |
左:昼に食べた、ターリー(45Rs)。結構なボリューム。パパドが4つ折になって変わっていた。北に来たらチャパティが全粒粉に変わった。 右:昼にちょっと食べ過ぎたため、夜は軽めに、ベジタブルカレー(奥)&ダル(手前)12Rs。 |
二日間の汗と埃まみれの洋服を洗濯した。ここでRyon超失態…。 ズボンのポケットにいろいろ入っているから“気をつけなければ”とは思っていた。 だから全部のポケットを確認してから洗濯したはずだった。 ところが、手でもみ荒いしていると、何か硬いものが…。 しまった、内ポケットに入れていたUSBメモリを洗ってしまった〜〜〜(TT) なんてアホなんだろう…。 ⇒⇒⇒この後、Tomが分解してみたら、中まで水が浸透していなかったので、このUSBまだ生きています。 |
3月15日 コルカタ(Kolkata)2日目
朝食にプーリーを食べる。北インドでは、これが朝食の定番らしい。プーリー4枚にカレーソース付きで8Rs(写真左)。ここのプーリーは中にスパイスで味付けがされていた(写真中)。なかなかおいしかった。 店頭に山盛りになっていたスイーツ(写真右)も気になって注文してみる。@2Rs。四角いのはショートブレッド・丸いのはドーナッツ・三角のはカステラ入りサモサをそれぞれ激甘のシロップに漬け込んだ感じ。とにかく甘い。その後に飲んだチャイ(いつもはすごく甘く感じる)がそれほど甘くなかった。 | ||
Hotel Paragonから歩いてすぐの所にある、ニューマーケットを見学。どこからかおじいさんがやってきて勝手に案内し始める。後でお金を要求するわけでもなく、何のためにやっているのか、さっぱり分からない。 | ||
ダージリンティーをいろいろ見せてもらった。この店は、一番高いマハラジャが100g290Rs、お手頃なやつが100g190Rsだって。Tomが『今からインド中の旅をするので、帰る前にまた来ます。』と丁重にお断り。 | 8割がベジタリアンの国とは思えないほどたくさんの肉があった。肉のある所は、ハエがすごい。 |
昼食(Blue Sky Cafe)と夕食。 | ||
タンドリーロティ(@5Rs×2)とナン(12Rs)。パニール(インドのチーズ)カレー(60Rs)←5×3×1cm位の大きなパニールがこんがり焼いて2枚入っていた。ちょっと多すぎる気もする。高めなだけあっておいしかった。日本で食べるインドカレーみたい。 野菜&パニールカレー(65Rs)←ヤングコーン、マッシュルーム、インゲン、ポテトなどの野菜とサイコロ状のパニール入り。こちらもおいしかった。 ナンはちょっと高級な店でないとおいてないらしい。安食堂は、ロティ(チャパティ)かライス、またはパラタかな。。。 パパイヤラッシー(左20Rs)と店員さんお勧めのスイカジュース(右15Rs) | ターリー(43Rs)とPalak(ほうれん草)のカレー(25Rs)。ターリーは、右からダル・ポテトとグリンピースのサブジ・ポテトのカレー・パニールのカレーにライスとチャパティとパパド(せんべい)とアチャール(漬物)。 |
3月16日 コルカタ(Kolkata)3日目
チャイとビスケットで軽い朝食。チャイ@3Rs、ビスケット@2Rs。 この陶器のカップは、使い捨て。清潔じゃない水で洗ったグラスより安心。そしてプラスチックの入れ物より地球に優しい。でもなるべく割って捨てるようにしないと、ゴミ処理の人が再利用のルートに乗せてしまうかもしれないらしい。使用済みのペットボトルも同じく、潰してから捨てた方がいいそう。 |
ニームの木の枝。インドでは、これを使って歯磨きをする。でも今回の旅行では、みんな歯ブラシと歯磨き粉を使っていて、今日初めてこれを売っているのを見つけた。1本1Rs。 写真右のように奥歯で噛んでブラシのようにしてから磨く。苦い。この苦さが殺菌成分???奥歯はすごく磨きにくい。これによってインド人は虫歯が少なかったらしいけど、もう廃れてきてるのかな。 |
マザーテレサの設立した『マザーハウス』に行く。マザーテレサのお墓や使用していた部屋、展示室、ミサの部屋などが見学できる。写真撮影はお墓のみOKだった。 |
ダージリン行きの列車のチケットを買うために予約オフィスに向かう途中の風景。 マザーハウスに行く道は、地元のインド人の生活臭がすごく強かったけれど(水浴びしてたり子供たちが遊んでいたり路上マーケットがあったり)、こちらはイギリス植民地時代の建物が目立っていた。 |
最近目立つ、Ryonの失態…。チケットを外国人窓口で買うためにパスポートが要るんだけど、宿に置いて来てしまった。Tomのだけでも買えるかな〜、と思ったけど、ダメだった…。今日は日曜なので窓口は10時から14時までしか開いていない。明日出直さなければならない。しかも外国人枠があと3つだったので(最初から3つかも)10時ちょっと前に着くように行かなければ席がなくなってしまうかもしれない。 さらにアホなことに、実はパスポートを持っていたことに宿に戻ってから気づいたのでした…。ゴメンよ、Tom。 |
お昼をチョウロンギホテルのレストラン(ホテルのレストランといっても町の食堂のような店構え。そのくせTAX12.5%もとられた!)で食べる。 おすすめのパニールカレー(30Rs)・ベジタブルコフタ(揚げ団子)のカレー(33Rs)・ライス(15Rs)・ロティ(@4×2)。値段のわりに内容はイマイチかな。コフタ=揚げ団子ってことが分かったのが収穫だった。 |
路上屋台で『パニプリ』というスナックを買う。ピンポン玉状に揚げた皮に指で穴を開けて、ジャガイモを潰して味付けしたものを詰め、酸っぱくてスパイシーなスープをかけてくれる。なかなかおいしい。そして、たったの2Rsだった。 |
アイスクリームを食べてみる。チョコレートといかにも合成のストロベリー。各5Rs。粘り気があって(砂糖が多いってことかも知れないけど)列車のアイスクリームよりずっとおいしかった。安いし、これで明日下痢にならなければ合格! |
Tom、オーガニックタバコを試してみる。6本で1Rs。ちなみにマッチは、1箱0.5Rs。タイで試したオーガニックタバコとは味が違うそうな。 |
夕食を食べた屋台は、超陽気な店員さんだった。『写真を撮らせて』って言ったら満面の笑みを返してくれた。 サービスも満点で、カレーや甘酸っぱいソースが少なくなるとどんどん注ぎ足してくれる。BATORAというパンのようにふわふわのRoti(インドのパン)もお代わり自由。16Rs。 | ||
3月17日 コルカタ(Kolkata)4日目
宿の近くの屋台。旅人でいつもわりと流行っていてちょっと気になっていたので、朝食を食べに行ってみた。でもちょっとがっかり。サンドイッチとか焼きそばとか麺、チャーハン、お粥などカレーに飽きた人向けのメニューでインディアン料理がなかったから。 カレーに全然飽きていないし、インドにいるからにはインド人が食べるものを食べたいのだ。メニューは、英語・日本語・韓国語・中国語がそろっていた。 | 左:野菜卵サンド(15Rs)。フツー。ケチャップがほしい。写真忘れたけど、Tomは焼きそば(15Rs)を食べる。ソースでも醤油でもマサラでもなく、塩・こしょうの薄味だった。麺がイマイチ。 |
昨日予約できなかったので、再チャレンジでダージリン行きの列車のチケットを手配に行く。昨日は、外国人用のオフィスは空いていて、すぐにカウンターに座ることができたけど、今日はオープンの10時をちょっと過ぎた頃に着いたのに、17番目だった。 しかも一人ひとりに時間がかかるので1時間以上待たされてしまった。でも無事にダージリン行きの夜行列車を予約することができた。 この時に私たちと同じワンワールドで世界一周中という、SHINさんに出会った。 | ||
予約オフィスからの帰り道、SHINさんにグァバをおごってもらう。以前タイで食べたグァバが硬くてあまりおいしくなかったのでそれ以来食べていなかったけど、今日のグァバは、やわらかくておいしかった。 おばちゃんがその場でカットして塩とスパイス?をつけてくれる。 |
チョウロンギ通りのレストランで昼食をとる。南インド料理の店だったらしく、Dosaの種類がいっぱいだった。 メニューは、まだまだほんのちょっとしか分からない。 | ||
店員さんのお勧め @Chana Bhatura(写真上)25Rs。特大プーリーにヒヨコマメのカレー。食べなれてきたインドカレー味。 AMixed Chat(写真右)22Rs。ポテトやミックスビーンズに中華風の餡とヨーグルト、揚げせんべいとベビースターみたいなものがかかっている。超変わってる…。 | 店頭のショーケース。この中の一番下に入っていたコロッケみたいなものが気になってこの店に入った。 | 帰り際に写真を撮っていいかきいたら、おっちゃんは笑顔でOK!でもレジの中にいた男の子はいやだったらしく、隠れてしまった。 |
Tomちょっと髪が伸びてきたので、市場の中の床屋に行ってみる。 その間、Ryonはマーケット内をぶらぶらお散歩。いろんな所から『ハロー、マダム』『ダージリンティー』『マサーラ』って声がかかる。 | ||
どんな風にカットしてもらえるかドキドキ。 | スパイスがズラッと並んだ店がたくさん。 | 毒々しい飾り付けのケーキが並んだショーケース。こんな暑い中冷蔵庫に入っていないケーキ。クリームではなく、アイシングで飾り付けしてあるんだろうな。 |
1時間弱後、Tomインド風カットの出来上がり。前から見たらそんなに違和感ないけど、後ろを見たら、申し訳ないけれどちょっと笑える…。超まっすぐに刈り上がってる…。 Tomのヘアカット後、インド人の襟足についつい目が行ってしまう。やっぱりカットしたてらしき人は、短めに刈りあがっている。Tomインディアンヘアに仲間入りだ。 |
列車の予約オフィスで知り合った、世界一周仲間のSHINさんに教えてもらったチベット料理の店で一緒に夕食を食べる。 SHINさんもワンワールドの世界一周券で旅をしているので、ルートがよく似ている。またどこか違う国でも会えるかも知れない。 | ||
チベット名物『MOMO』厚めのモチモチした皮が中国で食べた水餃子を思い出させる。醤油(とろみがある)やケチャップやチリソースや中華風味噌?や酢を好みでつけて食べる。おいしい。 | 名前は忘れたけど、ほうとうのような麺料理。やさしい薄味のチキンスープと手打ちのムチッとした麺がおいしい。 | 焼きそば。とっても日本語が堪能な店員さんが焼きそば、と言っていた。日本で食べる焼きそばに近い。 |
夕食の後、SHINさんの案内で私たちの泊まっているホテルパラゴンの隣のマリアホテルの屋上に飲みに行った。 インドで初のビールを飲んだ。インドはビールが高い。今回は60Rs。45Rsで買える酒屋もあるらしい。 マリアの屋上には、SHINさんのお友達が数人すでに飲んでいた。学生さんが多かった。みんなそれぞれの旅を満喫している感じ。 ホーリー(インドの水掛祭り?)めがけてバラナシに行く人が多いみたい。バラナシはすごく盛り上がるらしく色水をかけられるだけでなく、殴られたりするらしい。特に外国人が標的になるとか…。 そんな所に行く勇気と若さはあいにく持ち合わせていないので、私達は次はちょっと涼みにダージリン行きです。 |
3月18日 コルカタ(Kolkata)5日目
今日行ったチャイ屋は小学生くらいの男の子がやっていた。フルーツケーキ(2Rs)とチャイ(5Rs)を頼む。 フルーツケーキは、強力粉で作ってあるみたいに少し噛みごたえがあった。チャイは何も言わないと大きいカップで出てきてしまう。(これは外人だけかも。現地人がこの大きいカップで飲んでいるのを見たことがない) |
ボリウッド映画(インド映画)を見に行こうと思って新聞を調べてみたら、ちょっと時間が合わなかった。もう少し早く調べておけばよかった…。 とりあえずその映画館のあるショッピングセンターまで地下鉄に乗って行くことにした。地下鉄は写真撮影禁止だった。 | ||
左:コルカタの街は所々渋滞がすごい。ちょっとの隙間にみんなが入り込もうとしているので、もうぐちゃぐちゃ。ぜ〜〜〜〜ったいに運転したくない。 右:CINEXという映画館のあるショッピングモール。今日は午後からクッキングコースなので映画を見ている時間はなく、少し見て、フードコートでお茶をしただけ。インドのショッピングセンターのフードコートは、ちょっとしたレストラン並みの値段。 コーヒー15Rs、スイカジュース29Rs。ローカル食堂でカレーが食べれるくらいの値段。 |
クッキングコース in INDIA 2:30からクッキングコース(@600Rs)。ホテルまでエージェントのデイビット(オージー)が迎えに来てくれて一緒に地下鉄とオートリキシャーを乗り継いで今日の先生であるマダムの家に行く。 先生はベンガル人でベンガル料理を教えてくれる。名前はバンダナさん。到着したら、ラッシーとシナモンクッキーを出して迎えてくれた。 | ||
いつも使うスパイス。真ん中が塩で下から時計回りに、レッドチリ・ターメリック・(忘れた)・ポピーシード・5種のミックススパイス・クミン | パニール・ガーリックペースト&トマトピューレ・茹でたレンズマメ・フリッターの衣などが用意されていた。 | シナモン・カルダモン・クミン・クローブetcのマサラの材料のスパイスを潰しているところ。 |
パラタの作り方を伝授されているTom。パラタとチャパティ(ベンガル語ではロティ)はどちらも全粒粉と水を捏ねた、同じ生地を使う。全粒粉はよく挽かれているのかフスマらしきものは見当たらず、ちょっと黒っぽいだけだった。 | パラタを焼いているところ。パラタは、伸ばすときにオイルをつけて折り込んで層にし、さらにオイルを敷いた鉄板で焼きさらにオイルを塗って少し押さえて焼き色をつける。 | チャパティを焼いているところ。チャパティは、オイルをつけずに打ち粉をして丸く伸ばし、鉄板で表面が白くなる位まであぶったら、網で焼いて膨らんだら焼き上がり。(ピタと一緒?) |
玉ねぎのフリット。衣にマサラが混ぜてある。B.P.入りなのでふわふわサクサク。 | ナスのフリット。料理の途中でつまんだスナック。 | 出来上がった料理。 手前から、パラタ・ロティ・レンズマメのカレーソース・パニールのトマトチリソース・白身魚のマスタードソース。 |
クッキングコースといっても、私達はほとんど作らずに先生が説明しながら作ってくれるのを見ているのがほとんどだった。唯一パラタを延ばす作業だけ自分たちでやった。 いつもレストランや屋台で食べている料理と違う味だった。それが家庭料理だからか、ベンガル料理だからか分からない。 ソースにたっぷり油を使うので、主食は油っこいパラタよりチャパティの方が合っていた。チャパティは柔らかくておいしかった。 レンズマメ(ダル)にレーズンが入っているのが斬新だった。(Tomはまずいと…) パニールは、チリやマサラやカレーパウダーをたっぷり入れてRyon好みの辛さにしてくれた。(Tomにはちょっときつい?) 白身魚は、インド料理とは思えない味付けだった。激ウマとまではいかないけれど、食べやすい。 食後にヨーグルトを出してくれた。パイナップルのチャトニ(チャツネ)をかけて食べた。 最後にレストランのメニューで意味が分からなかった単語をいくつか教えてもらった。 塩がたくさん入っていたからか、量を食べ過ぎたからか、夜とにかくのどが渇いた。 ※チャパティ(ヒンディー語)=ロティ(ベンガル語)→→→小麦粉をこねて薄く延ばしてオイルなしで焼いたパン。 |
帰り道、露店にホーリー用の水鉄砲と色水を作るためのカラフルな粉がいっぱい売っていた。 |
3月19日 コルカタ(Kolkata)6日目 アンマに会いに行く。列車にてコルカタ→ダージリン(Darjeeling)
早朝5時に起きて、Kerala州にいた時に1泊した、『Amrithanandamayi』というashram(道場)のguru(指導者)の女性『アンマ』に会いに行く。 パラゴンに宿泊していた女性2人も会いに行くということで一緒に現地に向かった。 パラゴンの従業員の話では、バスで2時間かかるってことだったけど、1時間位で到着。8時50分に『アンマ』が来る予定だけれど、7時頃すでにたくさんの人が集まっていた。 アンマは、“Hugging Mother”として有名なので、HUGを受けたくて会いに行ったんだけど、HUGが受けられる『darshan(ダルシャン)』は、夕方以降にあるとの事だった。 私達は、17:30の列車のチケットがとってあるので『darshan(ダルシャン)』まで待っていられない。 満員電車のような人ごみにまみれて、遠くからちょっとだけ拝見できたのみだった…。まぁ、縁がなかったってことだと思う。 | ||
←内部の写真撮影は、禁止だったので、写真はこの門のみ。 →帰る前に一杯チャイ(3Rs)を飲む。一緒に食べたパン(@1Rs)は、と〜〜〜っても古い味がした。中にアイシングのようなものが入っていた。 |
露店のジュース屋さん。パイナップルとグリーンオレンジがあった。グリーンオレンジを飲む。(20Rs)思ったより甘かった。多分砂糖が入っているんだろう。 |
屋台で食べたカレー。ポテトがごろっと入ったカレー・にんじんやインゲンなどの野菜のカレー・ダル・スープのようなカレーなど4〜5種類の中から野菜のカレーを選ぶ。 この店は、ご飯が白米ではなく、ピラフだった。カレー(12Rs)、ピラフ(12Rs)で合計24Rs。屋台のわりには高かった。 チャパティをドラム缶で作ったタンドールで焼いていた。鉄板で焼いている店が多いので、タンドールで焼いているこの店では、チャパティを食べてみればよかったかな。 |
フェリーに乗って、Hawrah(ハウラー)駅に行く。@8Rs | ||
列車内で買った、サモサ。4個で10Rs。このサモサ、よくあるサモサよりちょっと小さい。 これまで大・中(今回)・小の3サイズのサモサを食べた。中身は、味付けは似ているけれど、ほくほくしたものやねっとりしたものなど水分量がそれぞれ。 | ||
17:30発の列車に乗る 車内販売のカレー&チャパティが来た時、かごの中を見せてもらっていたら、販売しているおじさんの向こう側で、乗客のおっさんがブンブン首を振っている。どうやら“買うな”と言っているらしい。 なので、買うのをやめておいた。後で、『あれは古い』と教えてくれてた。インド人のおっさんでも食べないような古いものを食べなくてよかった〜。 夜寝る時には、向かい側のおじさんがブランケットを貸してくれた。とってもいい人が多い。 でも隣の席のバングラディシュから仕事で来たというお兄さん?はTomにやたら話しかけ、 |
3月20日 ダージリン(Darjeeling)
6時半ごろNew Jalpaigun駅に到着。 当然隣のバングラくんも下車。私達は世界遺産である「Toy Train」に乗ろうと、切符売り場の窓口で尋ねると、「1番線に行け」と言われ、1番線に行くと「8時に窓口が開くからそこで買え」と言われたのでまた窓口へ。 ここまでずーっと後をついて来たバングラくん、8時まで待つのはちょっと厳しかったのか、自分はTAXI(乗合ジープ)で行くから、来年バングラに遊びに来い、と言って電話番号を置いて去って行った。かなりほっとした。 行列に並んで窓口が開くのを待ち、尋ねると今度は、1番線で何かもらって来い、と言われた。1番線と窓口はいちいち階段を上ったり降りたり大変なのに、なんなんだこの仕打ちは…、とぶつぶつ言いながらも再び1番線へ行って尋ねると、今日の便はいっぱいです、だって。 まぁ、ロンプラに2〜3日前に予約した方がよいと書いてあったので、多分ダメだろうとは思っていたけど。 バングラくんを撒くためのうろうろだったかも。 気を取り直して、サイクルリキシャーでバス停のあるSiliguriに向かう。Tomが7年前に来た時は、サイクルリキシャーしかなかったそうだけど、今回はオートリキシャーもかなり走っていた。 | ||
乗る前の値段交渉で90Rsって言ってきたリキシャーもいたけど、私たちの提示した30RsですんなりOKだったおっちゃん、汗だくになって一生懸命こいでくれた。 15分くらいで到着。40Rs位あげてもいいかも…と思っていたら、向こうから「40Rs」って言ってきた。でもあいにく細かいのが35Rsしかなかったので、35Rsにしてもらった。 というか、最初の交渉では30Rsだったんだから、35Rsにしてあげた、というべきか。 |
バス停に着いてまず切符を買ったら、残り15分弱しかなかったので、急いで食べた朝食。 プーリー4枚とポテトカレー。(@15Rs) |
ダージリンへ向かうバスから見た風景。乗れなかったToy Trainの線路の脇の道路を走っていく。 Toy Trainとすれちがった。近すぎて、残念ながらあまりうまく撮れなかった | ||
Tomが言っていた通り、山にへばりついている町が見えてきた。 |
途中、なぜかバスから乗合ジープに乗換させられ、そこから渋滞に続く渋滞で(あと約30Kmの地点)なかなか先に進まず、到着は14時ごろだった。 ダージリンは、想像以上に寒くみんなセーターやカーディガン、ジャケットなどを着ていた。 |
おなかが空いていたので道端で焼きとうもろこしを買う。これが、今まで食べたとうもろこしの中で一番まずかった。多分乾燥させてから焼いている。パッサパッサで水分がほとんどないので硬くてあごが疲れてくる。 |
歩き方にダージリンは木曜日が定休日でお休みって書いてあったとおり、どの店もシャッターが閉まっている中で見つけたレストランでターリー(35Rs)を食べる。 |
遅い昼食の後、ゲストハウス探し。 ダージリンは山にへばりついた町⇒⇒⇒当然のことながら⇒⇒⇒坂と階段の町 のぼってのぼってよく分からず、おまわりさんに案内してもらってゲストハウスを見つける。 | ||
1軒目『ロングアイランド』長い階段を上って受付で尋ねると満室。 | 2軒目『Andy’s』こちらも階段を上ってみると・・・。 | 満室の貼り紙。 |
遅い昼食の後、ゲストハウス探し。 ダージリンは山にへばりついた町⇒⇒⇒当然のことながら⇒⇒⇒坂と階段の町 のぼってのぼってよく分からず、おまわりさんに案内してもらってゲストハウスを見つける。 | ||
『Andy’s』の隣に空室ありの貼り紙を見つけて行ってみると、 | またまたなが〜い階段が…。いい加減疲れてきた。 | ツイントイレ付きで1泊250Rs。ホットシャワー?と聞いたら、“お湯はバケツに1杯10Rs”との事。 |
チェックインして前払いだったのでお金を払おうと思ったら、250Rsのはずが275Rs。安宿を泊まり歩いてきた私達は初めてのサービス料を支払った。 2泊分前払いで、550Rs。 チェックイン後、トイレに行って手を洗おうとしたら、水が出ない。3つある蛇口を全部ひねってみたけどどれも出ない。フロントで聞いてみたら、断水しているので、水は必要な時に言えばバケツに汲んできてくれる、との事。 水が出ないなんて…。アフリカ行く前に水で苦労すると思ってなかった…。ホットシャワーどころか、水が出ない…。 カラーテレビ付きとか言って自慢してたけど、そんなのどうでもいいから、水をどうにかしてほしかった…。結局テレビもザーザー言ってて見れないし。 結局バケツに2杯水を汲んできてもらって、手洗いとトイレ用。歯磨きはミネラルウォーター。シャワーは、お湯を10Rsでもらって、浴びる。 不便すぎてブルーになる。Tomがガイドブックを探し、この2つ星ホテルに移る?って聞いてくれたけど、坂や階段ばかりのこの町で、それも面倒だし大変なので、ガマンすることにする。 少々アフリカが思いやられる…。これは、アフリカへの試練か?でもアフリカは、こんなに寒くはないから大丈夫か?それとも暑くて乾燥しててもっとキツイかも…。 |
3月21日 ダージリン(Darjeeling)2日目
朝の散歩に出かける。 | ||
←広場 →霞がかかっていて、ヒマラヤ(カンチェンジュンガ山)はほとんど見えなかった。肉眼ではうっすら見えたけど、写真では真っ白。 |
丘の上に寺があった。ネパールやチベットによく見られる旗?みたいなのがいっぱい飾ってあった。 |
探しても探しても朝食を食べるのに適当な店がない。なので、スイーツの店でドーナッツを買って、チャイを飲みながら食べることにした。 | ||
ドーナッツというより、揚げパンみたいだった。中にアイシングが挟んであった。(Tom『まずい』と言って2口でギブ。それほどまずくないのに) | ||
ところが、ドーナッツ(@5Rs)を買っている間に目をつけていた移動チャイ屋が店じまいをしてなくなってしまっていた…。 |
今度はチャイ屋を探して歩いていると、プーリーの店があったので、ドーナッツはデザートにしてそこで朝食を食べることにする。 | ||
プーリーではなく、カレードーナッツみたいなものと、カレーのセット(@15Rs)を食べる。カレードーナッツ?は、中のカレーが解けきれなかったカレールゥのように濃かった。(Tom食べられずに残す→Ryonが代わりに食べる) |
宿への帰り道、ぶどうを買う。今が旬らしいので。てんびん秤で計ってくれた。 | ||
25g15Rs。選んだぶとうが悪かったのか、しなびていた…。残念。 |
宿に戻って一休みしていると乾季なのに雨がザーザー降ってきた。そのまま宿でごろごろ。そとでは雷もゴロゴロ。 | ||
チベット料理の店で遅めのランチ。流行っていただけあってなかなかおいしかった。ベジタブルモモ(餃子のようなもの)16RsとGYATHUPという麺25Rs。それに、MILK SALT TEA@4Rs。 塩入りの紅茶はRyon初体験。それほどまずくはない。でもどうして塩を入れるんだろう??? あま〜いスイーツをよりおいしく感じさせるためかな??? |
今日のがっかりディナー。Veg.Meal(35Rs)とVeg.Tarka(25Rs)を注文。後者は、麺だと思っていたら、カレーの一種だった。 今までのインド旅行での食事から考えて、一人60Rsでこれは、とっても納得いかない内容だった。あんまりおいしくないし。 |
ゲストハウスにしてもレストランにしてもがっかりなことが多かったダージリン。霞でヒマラヤは見えないし、雨はずっと降ってるし。 |
3月22日 ダージリン(Darjeeling)3日目
早朝3:30に起きてタイガーヒルに行く。朝日に照らされたカンチェンジュンガ(8,586m・世界第3位)を見るためだ。 広場で乗合ジープに乗り、約40分(@80Rs)でタイガーヒルに到着。すでにたくさんのジープがあった。たぶん100台位。 | ||
とても寒いので、@30Rsを払って、展望室みたいな所に入る。すでにたくさんの人がいたけれど、みんな日の出の方向に陣取っていたのでカンチェンジュンガを眺めるのにちょうどいい席に座ることができた。 | 外で見ている人もいっぱいいた。 | 6時前頃、太陽が顔を出した。 |
写真では見づらいけれど、カンチェンジュンガに朝日が当たり、ピンク色になっていくのが見えた。中腹はガスがかかり、見えなかったけれど、頂上の方は肉眼できれいに見ることができた。 |
タイガーヒルの帰りに寄った寺。寺の前の線路上には、たくさんのみやげ物屋が並んでいた。 | ||
寺の次に『War Memorial』という展望台みたいなところに寄った。ここでもヒマラヤを眺める。ちょっと薄いけれど、この時期にしては十分見れた方だと思う。 | ||
←昨日とはうって変わっていい天気で、山もガスがあまりかかっていなかったので、ヒマラヤ山脈を見ることができた。 →ダージリンの時計台 |
市場の中にあるチベット料理の店でモモ(餃子のようなもの)・トゥクパ(麺)・チョーミン(焼きそば)を食べる。この店、とっても庶民的。6Rs・7Rs・20Rs。 |
今日は“ホーリー”というお祭りなので、色とりどりの粉をかけ合っている人達がいっぱいいた。私たちもおでこにピンクの粉をつけられた。 この後、スィリグリーのバス停で顔中に粉をつけられた…。バナラシとかでは、色水をかけられるらしいけれど、ここは寒いからか、粉をかけ合っていた。 |
乗合ジープ(@140Rs)でスィリグリーのバス停まで、3時間強で行く。行きはバスで渋滞もあって5時間近くかかったけれど、乗合ジープはバスが通れないような急カーブ&急坂の道を通って時間が早かった。途中お茶畑がたくさんあった。 そこからローカルバスで国境の町パニタンキ(Panitanki)に行く。私達は途中で座れたからよかったけれど、このバス、どんどん乗客が増えて屋根の上にも人が乗っていた。(窓から靴が見えた) パニタンキのバス停からサイクルリキシャーでイミグレまで行く。すごーく近かったのに40Rsって言われた。あいにくこまかいのを持っていなかったので、25.5Rsにまけてもらった。←これでも多分ぼったくっている方。 インド出国が終わったら、徒歩で橋を渡ってネパールのイミグレへ。 |
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