インド2/India2 1ルピー≒2.8円 こんにちは=ナマステ ありがとう=ダンニャワード
4月4日 ネパール側の国境の町スノウリ(Sunauli)からバラナシ(Varnanasi)へ。ゲストハウスのお兄さんに7:30にバラナシ行きのバスがあると聞き、6時前には宿を出る。ネパール側のイミグレで出国手続きをし、続いてインド側のイミグレへ。 入国手続きをすると、係りのおじさんが「一人100Rs。」と言ってきた。ガイドブックにも載っていないし、誰にも聞いたことがない。でもハンコ押してもらわないとインドに入れないと思い、素直に払う。 でも、500Rs渡したらそのおっちゃん、シャツの胸ポケットから自分の財布を出し、おつりを300Rs渡し、その500Rsは自分の財布の中へ・・・。絶対払わなくてもいいお金だった!! Tomが「入国するのにみんな払っているのか?」と聞くと、「早朝だから」との答え。そんなのあり〜〜〜!!! 無事?入国し、バス停に向かう(イミグレのおじさんに「11時にバスが出る。」と言われ、ゲストハウスの兄ちゃんと言ってることが違うので一抹の不安を抱えつつ・・・)途中、あやしげな兄ちゃんが「バス停にはチケットを売っていないからこっちで買ってから行け。」と言う。行ってみるとこれまたあやしげな小さな店?? 振り切ってバス停に向かう。さらに乗り合いジープの兄ちゃんが、「バスはないからジープに乗って行け」と言う。これも振り切ってバス停へ。 ようやくバス停に着いたけれど(6:40頃)、ここでも「バラナシ行きのバスは6:30に出発してしまったから、鉄道駅のあるゴラクプールまでバスで行き、そこから列車でバラナシに行くしかない」と言われる。ゴラクプールまで行っても列車のチケット(SL)が買えるかどうか分からないので、できれば直通バスで行きたかったのに・・・。しかたないので、ゴラクプール行きのバスに乗り込み、出発を待つ。 Tom、近くに座っていたおじさんにバラナシまでの行き方を確認していると、おじさんは「こっちにバラナシ行きの直通バスがある」と教えてくれた。 みんな言ってることが違うくて、ホント混乱・・・(Ryon)。でもとりあえず直通バスに乗ることができて良かった。 バスに乗り込み、スノウリ→バラナシの@196Rsを支払う。その後、Tomに「これはエクスプレスバスだから追加料金を払え。」と言ってきた人がいた。よく分からず、さっきチケットを買った人に尋ねると、「払わなくていい。」とのこと。 この人、いったいナンなんだ?! インド人ほんとウソばっかり。日本からはるばるインドまでウソをつかれにやってきたみたいで、何をやっているんだろう?と悲しくなる。Tomいわく、「インド人みんな適当だから。そのうち慣れる→楽しめる」・・・・・・ムリッ(byRyon) |
7:40頃出発し、バラナシへ向かう。 | ||
この他チャイ(3Rsだったり、5Rsだったり。量によるのかな?) サモサの皮だけを揚げたもの2Rs(これはチャイを頼んだら勝手に付いて来た。一種の押し売りだった・・・。) みかん4個20Rs などをお供にバスの旅。 | ||
サモサの具?みたいなものをすこ〜し挟んだ食パンに衣を付けて揚げてある。@5Rs。ふわふわしていておいしいけど、具がもっと多いと尚良し。 | 左:これもサモサの具?みたいなものに衣を付けて揚げてある。カリッと揚がってやわらかく、おいしい。 右:しっかりした固めの皮にスパイスで味付けた野菜。香りがイマイチ、皮も固くてイマイチだった。 左3個、右2個で13Rs。 |
運転手は2人いて、前半の人は運転が超アグレッシブ!!私達は一番前の席に座ったので、見晴らしがいいけれど、事故らないかヒヤヒヤだった。 | ||
バスのフロント窓からの風景。 | 鉄道駅のあるゴラクプールは人・人・人。インドの人口多いはずだわ〜。 | 途中、舗装されていない道路もあり、砂埃がすごい。スノウリで痛くなったのどがさらにダメージを受ける。 |
久々にインドのターリーを食べる。25Rsでやっぱりネパールのダルバートより安くて充実。 ダルは濃厚で、トマトベースっぽいポテトカレーもおいしかった。ポテトサブジはスパイスが効いていてちょっと辛めだったけどおいしかった。 |
4月5日 バラナシ(Varnanasi)2日目
5時半に起き、ガンジス河に日の出を見に行く。フレンズG.H.は、ガンジス河のすぐそばにあるので5時頃すでにお祈り?が聞こえてきた。 | ||
お祈りしている人達 | ガンジス河のほとりを歩く。ガート(木浴場)がいっぱい。 | 夕日っぽいけど朝日。 |
北インドの朝食の定番、プーリー(@15Rs)ココのは、すごくあま〜いスイーツ付きだった。さらにオレンジ色のシロップみたいなものも付いていて、プーリーをこれに付けて食べるとデザート感覚。 |
宿の近くのスナック屋さんで。 | ウタパン。10Rs。多分、米粉ベースの生地にトマトや玉ねぎ、青菜?を載せて焼いてある。カレーソースとココナツソースを付けて食べる。 | パブ・バジ。15Rs。ほんのり甘い(紅生姜入り?)の丸型のパンにカレーサブジを挟んで食べる。甘さとスパイシーさが絶妙なハーモニーとなってすごくおいしかった。 |
ダヒ(ヨーグルト)5Rs。チャイ3Rs。やす〜い、おいし〜い。 |
夕方、ガンジス河にプージャー(灯篭流しみたいなもの)を見に行く。 | ||
夜ご飯は、フレンズG.H.のドミで知り合ったイクさんと情報ノートで絶賛されていた『モナリザ』というレストランへ。 | ||
←スタッフドトマトカレー(25Rs)とナン(5Rs)スタッフドトマトカレーはベイクドトマトの中に玉ねぎとパニール?みたいな物が入っていてこれを潰しながらカレーと混ぜて食べるととってもおいしい。ナンは、期待はずれ。全然膨らんでいなくってちょっと厚いチャパティみたいだった。 →Spターリー(35Rs) |
4月6日 バラナシ(Varnanasi)3日目
今日も5時半に起き、ガンジス河に日の出を見に行く。今日はボートに乗ってみる。(@20Rs×2人) 最初に声をかけてきたお兄さんは、一人40Rs。20Rsで乗りたいと言ったら、「20Rsで乗るには7〜8人でないとダメ。2人だけだから一人40Rs」と言われてしまった。次のおじいさんは、それを聞いていたらしく、「25Rs」と言ってきた。「ノーノー、20Rs」と言って歩き出したら、隣にいたおじさんが「OK、20Rs」と声をかけてきた。 たぶんこれまでのやり取りを見ていたんだろうな。商売は、運(自分で引き寄せる部分も大きい)とタイミングだなぁ、と思った。 昨日は、ちょっと曇っていたけど、今日はまん丸の朝日がとてもきれいだった。 今日は日曜日だからか、いつもそうなのか沐浴をしている人がとてもたくさんいた。 | ||
左:朝食 プーリー(15Rs)とサモサ(8Rs)この店でプーリーに付いてくる甘ーいお菓子がわりとお気に入り。 右:昼食 久しぶりに南インドのスナック、ドーサを食べる。(10Rs) |
宿で“ザクロジュースがとてもおいしい”と聞き、早速飲みに行く。私が行った店では、ザクロ100%ではなく、オレンジと半々くらい?だった。@20Rs。 ザクロは種が多くて食べるのがちょっと面倒なので、ジュースはごくごく飲めてカンタン♪ ただこの店はオレンジの風味がかなり強かった。ザクロ100%の店もあるのかなぁ?あったら飲んでみたいなぁ。 | ||
つづいてこれまた宿で、“ラッシーうまいよ”と聞きつけ、早速飲みに行く。 すごくフレンドリーな店員さんだった。 プレーンラッシー10Rs、レモンラッシー12Rs。水や氷ナシでも冷蔵庫に入っていて、冷たくておいしかった。レモンラッシーは、プレーンラッシーに小さなライムみたいなモノを3個くらい搾ってかき混ぜてくれる。 | ||
昼下がり、路上の屋台で少年が料理を作っていた。炭火の上の鉄なべに油を熱してスパイスを入れ、さらに茹でて皮をむいたジャガイモを入れて大きなフライ返しで捏ねるように混ぜている。 しばらく見ていると、ベンチに座って見るように勧めてくれた。ジャガイモは炒め終わり、次は大量の油で大量の玉ねぎを炒め始めた。ベンチに座ってしばらく見ていると、その玉ねぎを混ぜてみるか聞いてきた。 せっかくなので、混ぜさせてもらう。混ぜていると、「写真を撮ったらどう?」と勧められ、写真を撮る。いろんなスパイスを入れながら名前を教えてくれたけど、ヒンズー語なのか聞いた事もない名前なので一切覚えられず・・・。 かなり長時間とろとろになるまで玉ねぎを炒め、数種類のスパイスを入れてさらに炒めているとだんだんとろみが付いてきた。カレールゥを作っているみたい。スパイスから作る本格ルゥ。とってもおいしそう。最後に水を加えて出来上がり。 ずっと混ぜ続け結構手間がかかっているのに、屋台のスナックはとても安い。そしておいしい。作る人の大変さがちょっと伝わっていい経験できた。 無料の青空クッキング教室に参加できてラッキーだった。 | ||
昨晩ご飯を食べた、『モナリザレストラン』にアップルクランブルがあるのを見つけた。 カトマンドゥの『スノーマン』でアップルクランブルがヒットだったことが忘れられず、昨晩から食べに行こうと決めていた(Tom)。 アップルクランブル(25Rs)とチョコバナナケーキ(25Rs)とブラックティー(@5Rs)を注文。 期待して食べたものの、とてもおいしいとはいえない代物だった。アップルクランブルは、りんごがほとんど入ってない。クランブルはカスカス。パイの部分は固い。大部分を占めるフィリングは、シナモン味の粘土みたいに口にまとわり付く。と〜っても残念なケーキだった。 チョコバナナケーキは、アップルクランブルよりはおいしかったけれど、こちらもちょっとパサパサで古そうな、バナナ風味の焼き菓子だった・・・。 | ||
18:15発の夜行列車にてアグラに向かう。 珍しく列車が空いていて、6人定員のコンパートメントがTomとRyonの2人だけで出発。 のど痛→鼻水になってきたRyonは早々と寝る。 明日の朝には、タージマハルのあるアグラに着いている。 |
4月7日 アグラ(Agra)世界遺産『タージ・マハル』のある町
列車は約2時間遅れの8時過ぎにアグラに到着。 次のリシュケシュ行きのバスチケットを手配してしまおうと、バスセンターに行ったけれど、バスが止まっているだけで、オフィスなどなく無駄足だった。 | ||
サイクルリキシャーに乗ってゲストハウスに向かう。予定していた屋上からタージマハルが見える『シャンティG.H.』はロンプラにも歩き方にも載っているためか、結構部屋が埋まっていて、ちょっと高め(ダブル・シャワートイレ付き・400Rs→値引き後→350Rs)の部屋しかなかった。 他も見てみようと外に出ると、客引きが寄ってきて、ダブルで200Rsと言ったので、付いていく。 シャンティG.H.のすぐ近くで『SAII PLACE』というG.H.だった。ここも屋上からタージが見える。 ダブルでホットシャワー・トイレ付き200Rs。ガイドブックに載っていないだけで、150Rsも安くなってしまうのね〜。 |
遅めの朝ごはんというか、早めの昼ごはんを食べる。時間が中途半端なためか、どの店にも人がほとんど入っていなくて、店選びに苦労した。 3件並んだレストランの中で一番に声をかけてきた店に入る。 ターリー30Rs。この店は、ダルもサブジも今までになく辛かった。そして、表面には油がいっぱい。ちょっぴりハズレかも。 |
現地人で混み合っていたチャイ屋に入る。炭火で作った、スパイス(クローブかな?)が良く効いたチャイはとってもおいしかった。5Rs。 同じく炭火で焼いた、バンズパンに白いチーズのようなものを挟んで食べている人がいたので、Tomと「チーズかな?」と話していると、「ノーノー、バター」と教えてくれた。 一つ買ってみる。甘いバンズパンにたっぷりフレッシュなバターを挟んでくれる。中部圏ではおなじみの『小倉アンドネオ』の小倉無し版みたい。なかなかイケる。(10Rs) | ||
Ryonのサブバック、タイで購入した安物のせいか、本体とストラップのつなぎ目がほつれてしまったので、かばんの修理屋さんに持っていく。 おじいちゃんが足踏みミシンでガガガッと(雑に)直してくれた。10Rs。とても気のいいおじいちゃんだった。 |
左:ラッシー@15Rs。ノンアイス・ノンウォーターで、冷蔵庫に入っていて冷たくて、上の方はヨーグルトみたいになっていた。とってもおいしかった。リピートしたい。 右:ラッシーAバナナラッシー15Rs。パパイヤラッシー17Rs。「ノンアイス」と頼んだら、見に来いと言われ作っているところも見学。バナナ(orパパイヤ)カード(ヨーグルト)ザラメを入れてミキサーにかける。トロッとしていておいしかった。でもここのは冷たくなかったのが残念。 |
夜、やけに騒がしいなぁと思ったら、祭りをやっていた。 屋上レストランで夜ご飯を食べながらパレードを見ていたら、レストランで働いている男の子が説明してくれた。 それによると、『ジェンババメラ』という祭りらしい。写真右の椅子に座っているおじさんが『ババメラ』だって。 | ||
祭りに気をとられ、Ryonとしたことがご飯の写真を撮り忘れる。 ターリー25Rsとミニターリー15Rs。ミニは、ご飯とダルの量が少ないだけだった。 とろみのあるカレーやダルでなかなかおいしかった。ダヒ(ヨーグルト)も付いていたし。そして、この店のチャパティ、今のところNo1。 写真撮り忘れて残念・・・。 |
4月8日 アグラ(Agra)2日目
出会う人ほとんどが口をそろえて、早朝がいいという、タージマハルを見に行くために、5:30に起床。 まずは、G.H.の屋上に上り、タージマハルを見る。 それから歩いてすぐの南門に行ったけれど、南門は8時開門だったので、東門に行く。開門の6時ちょっと前だったけれど、すでに結構列ができていた。 @750Rsという、私たちにとっては高〜い入場料を払い、ちっちゃなミネラルウォータをもらい列に並ぶ。 空港のようなセキュリティチェックを受けて、いよいよ中に入る。 早朝をねらっている人も多く結構な人だかり。でも10時くらいになると団体客がたくさん来て相当込み合うらしい。 やっぱり少しは空いていて涼しい早朝が正解だった。 内部の細かな彫刻や埋め込み式の大理石の花もきれいだった。残念ながら内部は撮影不可。 | ||
G.H.の屋上からの眺め | ゲート | ゲートをくぐると向こう側に見えます。 |
まだちょっと薄暗い中のタージ・マハル | はめ込み式で描かれている花 | 横から見たところ |
朝ごはんは、ポカラで出会った(バラナシでも再会!)ヤンタケさんから頂いたオートミールを食べる。 昨日飲んだとってもおいしいラッシー屋でヨーグルトを買おうと思ったら、朝が早すぎたせいか、閉まっていたので宿の近くの店で購入(1パック11Rs)。 マンゴー(2個30Rs)とバラナシで買ったグリーンレーズン(100g20Rs)と蜂蜜(小瓶30Rs)をかけて食べる。 マンゴーはまだ青かったのか、あまり甘くなかったけれど、全体的にはとてもおいしかった。 ヤンタケさん、ありがとう!(←彼は、どうしてもオートミールが好きになれなかったらしい。) | ||
昼食は、歩き方に載っていた、『ジョニーズ プレイス』にて。 | ||
ベジチーズビリヤーニ(35Rs) ビリヤーニは、インドのピラフのようなもの。なかなかおいしかった。でも情報ノートで絶賛されているほどではなかった。 | ほうれん草とトマトのカレー(20Rs) とろみのあるカレーが好みなので、このサラッとしたスープ状のカレーはちょっと残念だった。チャパティ(@4Rs)ですくいづらいし。 | マンゴラッシーとバナナラッシー(各20Rs) ここのバナナラッシーはココナッツとココアパウダーがかかっていた。両方濃厚でおいしい。情報ノートによるとマンゴーの季節外れの時は、マンゴージュースで作るそう。今はマンゴーの時期なのでフレッシュマンゴーで作ってあるからおいしかったのかも。 |
夕方、チャイを飲みに行く途中でサイクルリキシャーの“HERO”さんに声をかけられる。日本人からの感謝の手紙を何枚も見せてくれて、「私達は、旅行者をみやげ物屋に連れて行くだけでマージンがもらえる。リキシャー代はいらないから協力してくれないか?」と言われる。 悪い人ではなさそうだし、バスの時間まで特にやることもなかったので、何も買わないことを念押しして協力してあげることにする。 途中、HEROさんのいとこが現れ、2台に分乗する。こうすることによってそのいとこにもマージンが行くそうだ。 まず大理石工場へ。タージマハルで見たようなはめ込み式で大理石に花を埋め込んでいるところを見学。その後大理石のテーブルやプレート、小物入れ、置物などの販売所へ。 暗い部屋でライトをつけると大理石から光が透け、とてもきれい。カッティングボードもあって、大理石はとても強いので落としても割れないし、この上でチーズを切ったりできるとの説明に、思わずほしくなる。でも、重いし、とても高〜い。 小物は、500円から1,000円くらいのものもあって、ここまで説明されたら買ってしまう人、多いだろうなぁ、と思った。私達は買わなかったけど。 次は、シルバーアクセサリーの店。奥さんが日本人だという店長が日本人には特別安くしてあげる、という売込みをしてくる。 ここでも安いから指輪かアンクレットひとつぐらい買ってもいいかなぁ、と思ってしまう。でも、旅中はアクセサリーをなるべく付けない方がいいし、シルバーってすぐに黒ずんでしまうと思い直し、やめる。 | ||
おなかが空いてきたので、HEROさんに晩ご飯が食べたいと言うと、『グリーンガーデン(←名前、まちがってるかも)』っていうレストランに連れて行かれそうになった。 さっき読んだ日本人からの手紙に、“レストランもちょっと高かったけどおいしかった”って書いてあった。なのでTomがそのレストランは地元の人も行くレストランか尋ねると、「地元の人は行かない」との返事。「地元の人が行くレストランに連れて行って」と頼むと向かい側の店に案内してくれた。 でもその店も、夕食時なのに客が全然いなかった。その店のターリーは@55Rsだった。みやげ物屋に客を連れて行くと10Rsもらえるらしい。で、今日の客は私たちで2組目って言ってたから、奥さんと子供がいてとても55Rsのターリーが食べられる稼ぎがあるとは思えない。 | ||
右側がパニール(チーズ)とグリンピースのカレー、真ん中がダル、左がジャガイモとグリンピースのカレー。この後パパド(薄いせんべい)も出た。 チャパティは炭火で香ばしく焼かれていて、なかなかおいしいターリーだった。でも私たちの感覚からするとちょっと高めに感じてしまう。最初に行ったムンバイで食べた38Rsのターリーがあまりに充実していておいしく、どうしてもそれと比べてしまう。インド南部でも20Rsでサービス満点のターリーが食べられたし。やっぱり地元の人でにぎわっている店にが一番。 |
22時の夜行バスでハリドワールに向かう。 アグラーでの宿、『SAII PALACE』は、無料で鍵付きのロッカーに荷物を入れさせてくれたし、ラウンジのソファーでバスの時間までを過ごすことができて良かった。 バスは、座席と寝台が両方あるバスで、下が座席その上部にベッドが設置してある。横に3列だったのでわりとゆったりだし、シートもクッションが良かった。アグラー→ハリドワール@300Rs(内50Rsは手数料)約9時間。 |
4月9日 リシュケシュ(Rishikesh)到着
朝7時頃、ハリドワールに着いて同じバス停から出ているリシュケシュ行きのバスを探す。事務所のお姉さんは、完璧無視だし、その辺の人に聞いてもデタラメを教えてくれるので、なかなか探すのが大変だった。 15分くらいバス停をうろうろしてやっとリシュケシュ行きのバスを見つける。@17Rs、約1時間でリシュケシュへ。 リシュケシュのバス停近くの屋台で朝食。@15Rs。左からダル・ジャガイモのカレー・ライタ(ヨーグルトに野菜を入れ塩で味付けしたもの) ここのチャパティは変わっていて、生地にスパイスやチリで味付けされたマッシュポテトが挟んである。初めて食べた。おいしい。 |
バス停とヨガのアシュラムやゲストハウスなどが集まっている地域とは少し離れているので、オートリキシャーに乗る。 いくらか尋ねると、「80Rs。」との答え。「まけて。」と言うと「70Rs。」になり、「60Rsにして。」と言うと即OKだった。 それもそのはず、この区間、乗り合いオートリキシャーで一人5Rs(or4Rs)だって事を後で知った。バックパックがあったから乗り合いは無理だったかもしれないけれど、60Rsは高すぎた〜。 リシュケシュのガンジス河は、バラナシとは比べ物にならない位きれいで澄んでいた。橋の上から魚がいっぱい泳いでいるのが見えた。ここでなら沐浴もアリかもしれない。(しなかったけど) | ||
リシュケシュは、もっと静かな町かと思ったら、結構人であふれたにぎやかな町だった。 |
ガイドブックに載っているヨガアシュラムを訪ねる。 1軒目は、宿泊のみで食事が付いていなく(ダブル250Rs)ちょっと離れたところにあるので、毎回食べに出るのが面倒だし、値段もガイドブックより高めだったので、次のアシュラムへ。 2軒目に行ったアシュラムは、部屋がいっぱいでダメ。 | ||
3軒目に『Yoga Niketan』へ。1日3食と2回のヨガ、2回の瞑想、1回のレクチャーで一人400Rs。2人で一日800Rs。高!!と思って迷ったけど、バックパックを背負って歩き回り、暑さもあってかなり疲れていたのと、ガイドブックに載っていないアシュラムを探すのは困難と思い、ここに決める。 このアシュラムは、アシュラム内に滞在するには最低15日だったので、15日間にする。それを前払い。現金を持ち合わせていなかったので、とりあえず1,000Rsのみ払い、「残りはATMで下ろしてから払う」と言ったら、「いつ?」と聞いてくるので、「夕方」と答えると、「昼ごはんを食べたらすぐに行け」と言われる。 ここのオフィスあまり感じが良くない。 |
部屋に案内してもらう。シングルでもダブルでも1人1泊400Rs。シャワーは水だけど、蛇口からはホットウォーターが出る。トイレはウォシュレット付き。コテージ風になっていて、わりと広い部屋だし、窓も2つあってなかなかきれい。今までの私たちのインド旅の中で最高の部屋かも。 | ||
ATMでお金を下ろした後、さとうきびジュースを飲む。 おじさん、すごい勢いでしぼってくれて、ジュースがいっぱい飛んできた! 色はイマイチだったけど、おいしかった。氷で冷やしていたのでちょっと心配だけど。@10Rs。 |
オフィスで残りのお金を払って部屋に戻ると、ドアの所にメモが。 残りのお金請求のメモだった。 お金を下ろした後、ヨガをやる時はく用のRyonのズボンを買ったり、さとうきびジュースを飲んだりしてたから、ちょっと遅くなったので請求に来たのだろう。そんなにうるさくしなくてもちゃんと払うのに。ここのオフィスは、とことんお金にうるさくてちょっとウンザリ。 |
4月9日(水)のお昼から4月23日(水)まで、日曜(お休み)以外はだいたいこのスケジュール通り。 夕食の時間が遅いのが欠点。朝早く起きないといけないのに20時から夕食では、食べていくらも時間が経たないうちに寝ないといけないので消化に悪い。午後の予定を全部1時間早めてくれればいいのに。 | ||||||||||||||||||||||
| ≪感想≫ 瞑想 1時間の瞑想はとても長く、脚が痛くなるので途中ゴソゴソ動いてしまったり、ウトウトしてしまったり、時計を何度も見たり、なかなか大変。これから慣れていくのかな? ヨガ まるで筋トレ。ポーズをとった後、キープする時間が長いのでつらい。さらに腕なら腕、脚なら脚、肩なら肩を集中的に使うポーズを連続してやるのでますます筋肉がプルプルふるえ出してしまう。日本で心地いい感じのストレッチ的なヨガをやったことがあったRyonには、とてもきつく感じる。 レクチャー 初日のみしか参加していません。先生の言っていることが難しすぎて。ヨガについてではなく、悟りや解脱についてのレクチャーと思われます。生徒の質問に先生が答えていく形式なんだけど、まず英語に問題がある(Ryon)&話の内容が難しい。多分、英語が分かっても先生の話を理解することは難しいと思われるので(Tomやネイティブも内容&先生の英語の理解がなかなか難しいらしい)残念ながら、翌日から欠席してしまうことに決定。 ティータイム ビスケットとチャイ(スパイスはあまり効いていないけれど、おいしい)がもらえる。 ↓↓ヨガホールと食堂↓↓ |
●朝食 基本はチャイ(スパイスとミルク弱め、結構甘い。でも作る人によるのか、毎回甘さやスパイスの量がちょっと違う気がする。)と1品。↓↓↓ | ||
No1.米(&麦?)のココナッツ粥。 とても甘くしてある。糠のような繊維がある。普通においしい。もう少し甘さ控えめだといいな。 | No2.カレーピラフ。 米は短く、平らでパラパラ。かなり固めなので、よく噛まないといけない。干し米みたい。スパイスはほとんど効いていない感じ。人参や玉ねぎやピーナッツが少し入っている。 | |
No3.ひよこ豆のマサラ風味。 よく言えばホクホク悪く言えばパサパサした感じ。とても薄味なので、塩を振って食べるとおいしい。 | No4.黍(?粟?)の炊いたもの。 ピーナッツが入っている。粘り気があって塊みたいになっている。これ、どうしても食べられない・・・。ピーナッツばかり探して食べてしまう。 | |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 滞在中、フェスティバルがあって、巡礼者がたくさん訪れた。その時の朝食はちょっと違っていた。↓↓↓ | ||
『サモサ』&粟(?黍?)の甘煮(『ハドワ?』)。 サモサは、すこーし皮が油っぽく街のにはちょっと劣るけど、まぁおいしい。右側のスイーツは、一口でお手上げ。油と砂糖とスパイスがきつく、ほとんど食べられなかった。 | 『カチョリ』というサモサの中身のような具を少し生地に包んで揚げたもの。カレーを付けて食べる。少し油っこいけれどおいしい。 『ジェリビー』というスイーツ。ネパールやバラナシで今までにも何回か食べた。甘くて油っぽいけど食べ始めると癖になる。 | |
●昼&夜食 昼と夜は基本的に同じ。右手前からライス・ダル・チャパティ・サブジ・サラダ(ないときもある) サラダ以外は、お代わり自由で、どんどん注ぎ足してくれる。↓↓↓ | ||
※マキさんが梅干を持って来た時があった。ひとつもらって食べたら、とってもおいしかった。みんな感激していた。 | ||
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− フェスティバルの時の昼食と夕食もちょっと違っていた。特に昼食は気合が入っている感じがした。 時計回りにライス・プーリー・サブジ(2種)スイーツ。白いのはライタ(ヨーグルトの中に刻んだ野菜を入れ、塩とスパイスで味付けしたもの) | ||
昼食は会場もいつものダイニングルーム(長机に椅子)ではなく、講堂の床に座って食べた。 | 左側のサブジは、パニールの入ったとろみが強くコクのあるものだった。真ん中のサブジはポテトを揚げてから炒めて味付けしてあって香ばしくおいしかった。右側のスイーツは、甘ーいシロップにどっぷり漬かっている。生地はポロポロした感じ。ライタは、野菜ではなく乾燥ひよこ豆みたいな物が入っていて、コーンスープに入っているクルトンみたいだった。 | 左側のサブジは、グリンピースとポテトとトマト。いつもよりコクがある(油のせい?)。真ん中のサブジはパニールがたくさん入っていた。右側のスイーツは、やっぱり甘ーいシロップに漬かっていて、噛むとジュワとシロップが出てくる。何かのスパイスが入っているのか昨日よりクセがある。ライタは、キュウリ入りだった。なぜか歯ごたえが全然ないキュウリだった。 |
●ティータイム 16時にお茶の時間がある。チャイとビスケットをもらえる↓↓↓ | ||
普段のティータイム。チャイは作る人によるのか、甘さやスパイスの加減がマチマチ。ビスケットは、安心できるおいしさ。 | フェスティバル中は、お茶請けも違っていた。 左:ベビースターラーメンみたいだけど、それほど歯ごたえがなく、マサラ味。右:ジェリビーといういつもは花型のお菓子の小さい判。 | 『マティ』という豆の粉を捏ねて揚げた甘くないお菓子(多分)。少しスパイスが入っている。結構油っこい。 |
アシュラム滞在中の出来事いろいろ
★2人とも発熱(Tomは超高熱!)
4月10日、空き時間にネットをしに行く。(20Rs/H) 日中はあまりに暑いので、ついでにアイスを食べる。 この日の夜、Tom・Ryon共に熱を出す。(38.9℃/37.8℃) 日中に食べたアイスクリームor昨日飲んださとうきびジュース(氷で冷やしていた)が原因かも・・・。 | ||
翌11日、Ryonの熱は下がったけれど、Tomの熱は次第に上昇。昼頃39.5℃になってしまったのでさすがにヤバイと思い、医務室へ。 ドクターに「病院に行きなさい」と言われ、病院へ。NIKETANのアンバサダーで『SHRI KRISHNA SEWA ASHEAM』という病院に送ってもらう。 これほどの高熱、『注射or点滴』もしくは最悪『入院』と思い、途中ATMに寄ってもらい、お金を下ろす。 受付で60Rsを支払い、待合室で待つ。しばらくすると診察室に入るように言われ、入る。 けれど、まだ前の人が深刻な顔をして先生がしゃべっている。待っていると先生が「数分待ってくれ。この人のお父さんが深刻なんだ。」と言った。 日本では、他の人と診察室で一緒になることは絶対ないだろうし、ましてその家族の状態まで話すなんてありえないと思う。 そして、その人との話が終わり、Tomの問診&ベッドに寝て触診&聴診器で背中を見たり脈拍を測ったり。 途中携帯が鳴ったり、いろんな人が入ってきて中断。実にインドらしい。 診察は、わりとカンタンに終わり、薬を出してくれた。53Rs。安い!! 最後にお金を払うのかと思ったら、最初に払った60Rsだけでいいらしい。本日の病院代+薬代=113Rs。なんて安いんでしょう。 ちなみに、翌朝も通院するように言われ、その時は診察代は要らず4日分の薬代88Rsのみ。 ATMでお金を下ろす必要も保険を使う必要もなかった。あまりに安くて拍子抜け。 | ||
このアンバサダーで街の病院まで連れて行ってもらう。 | リシュケシュの街中にある病院 | 薬。インドらしいカラフルな色使い。 |
先生から許可された食べ物。バナナ(12本25Rs)とザクロ(4個=1Kg80Rs) | このザクロ、以前列車内で食べたものよりかなり熟していて真っ赤だった。相変わらず実をほぐすのと種を出すのが面倒。でもおいしい。 | ニケタンで知り合ったマキさんから頂いたお粥。コシヒカリ100%に感激!! |
薬を飲むとすぐに熱が下がり、気分も良くなってくる。2〜3日後には、咳と鼻水は残るもののほぼ回復できた。 Ryonもその後、2日くらい微熱があったけれど、回復。 ただ、なぜかこのアシュラムに来て以来、2人とも食欲が明らかに減退。ヨガのせいか、ここの食事があまりおいしくないせいか、ここの食事が腹持ちがいいようにできているせいか、理由は謎。 ↓↓↓ その後、体調が回復したらちゃんとおなかは空くし、アシュラムの食事もおいしくなってきた。病気のせいだったことが判明。 ただ、Tomは最後までここのアシュラムの食事が好きになれず(特にダル)、小食気味だった。 |
★とっても珍しいフルーツを食べる
町のジュース屋台で見かけて気になっていた不思議なフルーツ。病み上がりということもあり、ジュースにはチャレンジせずフルーツ屋さんに売っていたものをひとつ購入してみる。(25Rs) 部屋に戻り、ナイフでカットしようとしたものの、まったく歯が立たない。そこでTomのレザーマンのノコギリが登場。固い殻のような皮をギコギコ切る。切っている途中、果汁はまったく出てこなかった。 かなり苦労して半分にカットし、スプーンですくって食べる。種の周りにはネバーっとした透明の液体があって、果肉は水分がとても少なく、ねっとりしたイモのよう。ほんのり甘みと酸味と金柑のような香りと苦味。初めて体験する味。まずいわけではないんだけど、そんなにおいしくなく、2〜3口食べたらギブ。 アシュラムの人に聞いてみたところ、ヒンディーで『ベイル』英語で『パラム』と言うらしいけれど、辞書で調べても載っていなかったので、詳しい情報は分かりません。 | ||
★Ryonサルに襲われる
アシュラム内には、サルがたくさんいる。植え込みの囲いブロックに座ってTomとしゃべっていた所、後ろから忍び寄ってきたサルに飛びつかれる。あわてて立ち上がり逃げたけれど、ズボンにぶら下がって半ケツ状態になり、直にお尻の上の方をわしづかみされ、内出血・・・。 食べ物を持っていたわけでも、歯を見せたわけでも、目を合わせたわけでもないのに。それからというものサルが怖い。このサルの多さ、何とかしてほしい。 さらに、私たちの部屋の入り口の屋根、角が落下。これも屋根の上を飛び歩いているサルの仕業と思われます。こんなものがもし頭の上に落ちてきてたら、間違いなく死んでいたよ〜!!! | ||
★マキさん、イクミさんと街をブラブラ
ニケタンの先輩、マキさんとイクミさんとラーム・ジューラー橋からラクシュマン・ジューラー橋までショッピング。 洋服やストールなどのかわいい店やカフェなどを教えてもらう。そしてラクシュマン・ジューラー橋のすぐ近くのカフェでお茶をする。 | ||
カフェの外観。ネパールもインドも西欧人観光客向けっぽいベーカリーカフェは、ほとんど“ジャーマンベーカリー”という名が付いている。なんでだろう? | ガンガーを見下ろしながらお茶ができるようになっている。ここは、ロンプラで“OUR PICK”になっているので、いつも欧米人でいっぱい。 | まだ咳が出たので、のどに効きそうな『ハチミツ入りジンジャーレモンティー』(12Rs)を飲む。 |
★マキさん、イクミさん、みどりちゃんと隣のシバナンダアシュラムのヨガレッスンを受けに行く。
『歩き方』に“ヨーガのクラスはなくなってしまった”と書いてあったので、アシュラム選びの対象から外していた、『シバナンダアシュラム(Shivananda Ashram)。実は、レッスンを受けられることを知り、行ってみる。 日本人の女の先生で、シバナンダで学んだ後、ヨーロッパで40年くらい指導していたらしい。 レッスンは、上級者向けという感じ。先生がポージングしてくれないので英語が得意でないRyonは、周りをうかがいつつポージング。でも周りもイマイチわかっていない人とか、上級者過ぎてどんどん自分で次のポーズに進んでいってしまう人とかで、イマイチ参考にならない。1回1回休憩(?刺激を受けた部位を感じる時間)が入るので、ニケタンより筋力的には辛くないけど、慣れた人でないと置き去りにされてしまう感じがした。 |
★噂のソフトクリームを食べに行く
同じアシュラムに滞在中のこだまちゃんから教えてもらった、すごくおいしくて毎日のように食べてしまっている、というソフトクリームを食べに行く。ラーム・ジューラー橋を渡ってすぐの所にある『チョティワラ』というレストランにある。このレストラン、なぜか同じ名前で2軒並んでいて、橋側の店のソフトクリームは20Rs、その奥の店のソフトクリームは10Rsらしい。 | ||
受け取った瞬間に崩れ落ちそうだったけど、ちょっとふわふわしててクリーミーでおいしかった。 |
★ヨガ・ニケタンの図書館
Tomがニケタンの図書館で見つけた本。『喪失の国・日本』 日本に3年間駐在したインド人の書いた本で、日本人によって翻訳されている。インドと日本の文化の違いがビジネスから料理に至るまで様々な面で書かれていて、とても面白い。 インドやインド人について知るだけでなく、インド人の目線で見た日本についても知ることができる。日本人には当たり前のことが、インド人にとっては不可解であることが多々あるようだ。またその逆も。 いろんな国についてのこういう本があったら読んでみたい。 |
★アップルクランブルを食べに行く。
カトマンズの『スノーマン』でおいしいアップルクランブルを食べて以来、それに匹敵するものを探している → 第1回、第2回・・・失敗(なかった)。
@『ジャーマンベーカリー』 以前、ラクシュマンジューラー橋の近くにあるジャーマンベーカリーでおいしそうなアップルクランブルを発見。朝食後、食べに行ってみる。 10時位に行ったんだけど、まだケーキは一切ショーケースに並んでいなかった…。パンとクッキーだけ。残念。 A『ムクティ』 ヨガ・ニケタンの近くにある、『ムクティ』というカフェのメニューに“アップルクランブル”があるのを発見。食べに行く。 Tomが「アップルクランブルとアップルパイ、どっちがおいしい?」と聞いたところ、「アップルパイ。」との答え。さらに「オンリーアップルパイ。」だって。アップルパイしかないらしい(この時だけなのかいつもアップルパイしかないのかは不明)。 なのでアップルパイを注文。 B再『ジャーマンベーカリー』 前回、午前に行ったらアップルクランブルがまだ出来ていなかったので、今回は午後に行く。最後の一切れが残っていた。“セーフ!” | ||
@チョコパン(15Rs)とプレーンラッシー(18Rs)、フルーツカード(25Rs)を注文。 フルーツカードは、最初“え〜っ!みかんだけ?”と思ったけど、中にバナナやパイナップル、パパイヤが入っていた◎ この店はフルーツにもカードにも砂糖が入っていなかった。ザラメみたいな砂糖を後で自分で入れるので、溶けないんだけど、そのカリカリ感を楽しむのもいい。 | Aアップルパイ(50Rs)とパイナップルラッシー(30Rs)、マンゴーラッシー(30Rs)を注文。 パイ生地は、全粒粉の分厚い素朴な生地。香ばしいショートブレッドのよう。りんごは大きめにカットされた、ジューシーでとろけるおいしさ。 | Bアップルクランブル(30Rs)チョコレートケーキ(25Rs)プレーンラッシー(18Rs)レモンソーダ(15Rs) なかなかおいしいアップルクランブルだった。でもりんご自体はムクティのアップルパイの方がとろけるようでおいしかった。味も大きさもカトマンドゥの『スノーマン』で食べたものの方が勝ち。一緒に注文したチョコレートケーキが濃厚でおいしかったので、アップルクランブルの印象がちょっと薄れてしまったのかも。 |
★ショック!ショック!ショック!
ある日部屋でデジカメ(カシオのエクシリム)充電をしていると、“バチッ”という音が聞こえた。充電器のランプが消えている。「未充電=赤」→「充電済=緑」に変わるはずなのに。 充電器は、相当熱くなっている。100〜240V対応なので、変圧器を付けずに今まで普通に充電してきた。それでも何も問題なかったのに、ここに来て壊れた!! 熱を持ってきたら自動的に切れるシステムなのかも、と思って、しばらく冷却した後、再びコンセントに差し込んでみたけれど、ランプは付かず。 デジカメに最初から付属されている充電器を引越しのバタバタで誤って捨ててしまったため、この充電器は、出発前に慌てて探しまわってやっと見つけた、携帯用の小さな充電器。 コンパクトで軽く、持ち歩くのに便利でとても気に入っていたのに、壊れやすいという大問題を抱えていたのね・・・。 充電器を入手するより、デジカメを新しく購入した方がいいのか・・・、考え中。 |
★体内洗浄
土曜日の朝のヨガは30分間で、後半30分は、『体内洗浄』。
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★リシュケシュの街のガートでガンガーに浸かる
街のガートに行って見る。バラナシのガンガーと違ってとてもきれいなので、「聖なる河ガンガー」に浸かってみる(脚のみだけど・・・) 冷たくて気持ちいい。 | ||
カフェの外観。ネパールもインドも西欧人観光客向けっぽいベーカリーカフェは、ほとんど“ジャーマンベーカリー”という名が付いている。なんでだろう? | ガンガーを見下ろしながらお茶ができるようになっている。ここは、ロンプラで“OUR PICK”になっているので、いつも欧米人でいっぱい。 | まだ咳が出たので、のどに効きそうな『ハチミツ入りジンジャーレモンティー』(12Rs)を飲む。 |
★4月23日・ヨガニケタン最終日
15日間にわたるニケタンの最終日は、教祖?開祖?スワミの命日だったのでランチが祭りの時のように豪華だった。 Butディナーはお昼の残り物で、しかもご飯とダルを混ぜ合わせたものとライタ(ヨーグルトのサラダ)のみ・・・。手を抜きすぎにもほどがある!!! なので、夕食後みんなで『ムクティ』にお茶をしに行く。そして、チョコレートケーキ、アップルパイ(フローズンヨーグルトのせ)、マンゴーラッシーを堪能する。 最後、ということでスナオさんにおごってもらってしまった。Thanks! | ||
怒りのラストディナー。これはないよ〜〜〜! | チョコレートケーキ。素朴な手作りの味。でもジャーマンベーカリーの勝ち。マンゴーラッシーは濃厚で激ウマ! | アップルパイフローズンヨーグルト(チックー&バナナ味とマンゴ味)のせ。相変わらずおいしい。 |
4月24日 移動日:リシケシュ(Rishikeshi)→デリー(Delhi)
ヨガニケタンを早朝5時に出発してリシケシュのバス停へ。乗り合いオートリキシャーなら一人5Rsのところを貸切で40Rs。リシケシュ初日は60Rsだったので、まぁ、妥当と思われます。 30分おき位に出ているデリー行きのバスに乗る。幸いにも?ACバス(@248Rs)。途中ハリドワールで1時間位待ち時間があってちょっと不安になったけれど、無事デリーに向けて出発。バスは座席が半分も埋まっていないくらいだった。 ACが効き過ぎて寝袋にくるまって震えていたけれど、デリーに着く頃には快適な気温になっていた。(外気温が高くなったからかな?) 休憩に止まったレストランもさすがACバスという感じの所で、インドとは思えないきれいさだった。(値段もそれなり) | ||
サービスエリア?にてマサラドーサ(35Rs)とウタパン(32Rs)を食べる。 おいしいんだけど、値段とつりあわない・・・。 |
デリーに14時過ぎに到着し、キャセイパシフィックに行き、ヨハネスブルグ行きのフライトを予約する。ところが、希望の5月4日も翌日も満席だったのでイチかバチかのウェイティングリストになってしまった。(ムンバイ→香港×、香港→ヨハネスブルグ×、ヨハネスブルグ→ビクトリアホールズ○) どうか、キャンセルが出ますように!! その後、デジカメを探しに行く。充電器がダメになってしまったので、この電池を使い切ったら使い物にならなくなってしまうのだ(T_T) コンノートプレイスで見つけたカメラ屋さんでまず充電器があるか聞いてみたけれど、やっぱりナイ。なので、新たにデジカメを購入することにする。 電池の持ちがいいし、使い慣れたカシオのエクシリムが良かったけれど、その店にはカシオは置いていなく、キャノン・ソニー・リコー・コダック・サムソンしかなかった。今もっているSDカードを使いたかったので、ソニーは×。やっぱり安心できる日本製の方がいいのでサムソンは×。コダック・リコー・キャノンでは、コストパフォーマンス的にはコダックだったけれど、見た目でキャノンを選んでしまった。キャノンのIXUS70、1GBのSDカードとキャリーケースが付いて11,995Rs。液晶画面が小さめでかなり古いモデルだと思うけれど、あまりいいのを買う予算もないし、記録程度の写真なので多分十分。ただ、英語ばかりの説明書で暗闇モードとか適切に早く切り替える方法を調べるのが大変かも。 |
17:50デリー発の夜行列車に乗ってジャイサルメール(Jaisalmer)へ。 | ||
久しぶりに列車の正規の食事を注文する。今まで全部32Rsだったけれど、今回は35Rs。そのわりに、水もダヒ(ヨーグルト)も付いていない簡易版だった。 |
途中の駅でアールーパコーラーを食べる。10Rs。小さく切ったジャガイモに豆粉で作った衣を付けて揚げてある。こうばしくておいしい。 | ||
中谷美紀が書いたインド旅行記でおいしいと言っていた、チリパコーラーを発見したので早速購入(真ん中の写真の右側)。一緒に売っていた丸い揚物もついでに購入。各5Rs。 青トウガラシにポテトのサブジを詰め、衣を付けて揚げてある。サクサクフワフワの衣とポテト、ピリ辛のチリが絶妙のコンビネーションで書いてあったとおりおいしい。 丸い方にもポテトのサブジが薄く入っていて、皮はプーリーみたいだった。こちらもなかなかおいしい。 | ||
夜はわりと涼しく、SL(ACなし)でも快適に眠ることが出来た。布を一枚かぶってちょうどいいくらいだった。でも夜が明けてだんだん日が高くなり、ラジャースタンに入ると車窓からの風景も荒野になってきて、砂埃もすごい。そして、窓から入ってくる風が熱風になって窓を閉めていた方がマシになってきた。車内の扇風機は温風をかき回している。外からは熱風が入ってくるので、窓を閉めるんだけれど、建付けが悪くて隙間があるのでそこから熱風が・・・。座席はビニールシートなので脚にじっとりと汗をかいて気持ち悪い。 温度計を持っていないので、体温計で気温を測ると42.0℃。これが11時頃なので以後もっと上昇したと思われます。何もしなくてもだるい。ウトウトするとTomに怒られる。暑くて眠くて気分が最低の時に出てしまった一言、「砂漠なんて来なきゃよかった。」「日本に帰りたい。」 “砂漠でラクダに乗りたい”と言ったのはRyonなのに。それでTomがリシケシュで一生懸命列車やバスを調べて手配したのに。・・・反省。 ダージリンで『激寒&雨&宿はお湯どころか水も水道から出ない』状況に置かれた時も、今回砂漠で『激暑&砂埃』に遭遇した時も、日本に帰りたくなってしまった。ちょっと大変だとすぐに帰りたくなってしまう。この精神的弱さ、どうにかしないといけないと思いつつもなかなか難しい。 | ||
4月25日 ジャイサルメール(Jaisalmer)
デリーからの約20時間の列車旅を終え、灼熱のジャイサルメールへ到着。 | ||
列車の中で勧誘された『Himarayanゲストハウス』に行く。この宿は、城壁で囲まれた旧城の中にある。 宿泊料が異常に安くて、ツイン(トイレ・シャワー付き)&エアクーラー(水で冷気を作りそれをファンで送り出す装置。うるさいのが玉にキズ)も付いて1泊100Rs。 この街に来たらほとんどの観光客がやる、キャメルサファリの手配で成り立っているんだろう。私たちもキャメルサファリをしにこの街に来たので、話を聞いてみる。 ところが、ガイドブックや行きあった旅人から聞いていた予算の倍以上の値段、「食事(ノンベジ)、水、ビール、ガイド、一人一頭のキャメルライド、現地までのジープすべて込みで一人2,200Rs」と言われた。私たちは、「ビールは要らないし、食事もベジタリアンでいい。でも予算は一人1,000Rsしか出せないから、他のツアーを当たってみる。」と言うと、「他の客には秘密だよ。」と言いながらもあっさりと、一人1,000Rsになった。 |
チェックイン後、気温が少し落ち着くまで休憩し、夕方街を散策する。 | ||
適当に入った店で飲んでラッシー。マンゴラッシーアイス入り(40Rs)、プレーンラッシーアイス入り(30Rs)。この店のラッシーは、変な味付けがしてあって黄色くなっていて、ヨガニケタンで食べたつぶつぶスイーツと同じ香りがしてはっきりいって不味かった!アイスはおいしかったけど。 | 並んでいたフルーツの屋台でパパイヤ(小@15Rs)とマンゴー(@15Rs)を購入。 | パパイヤもマンゴーもまだ青く、固くて甘みがほとんど無かった・・・。失敗。屋台の兄ちゃんは「スイート、スイート」って言っていたけど、やっぱりちょっと押してみて食べごろ確認しちゃえばよかった。 |
4月26・27日 ジャイサルメール(Jaisalmer)にて1泊2日のキャメルサファリ
朝食を宿のレストランでとり、7時にキャメルサファリへ出発。 今回の参加者は、私たち2人と同じ宿のKeiさん(日本人世界一周仲間!)の3人だった。 ジープで20分位走り、ラクダのいる地点まで行く。 | ||
ガイドのサリフ、セラと4頭のラクダが待っていた。ガイドの2人は、1頭のラクダに乗り、私達は一人ずつ乗った。 ラクダはすでに鞍と荷物を背中に付けて座っていた。そこにまたがり、ラクダが立ち上がる。立ち上がる時にすごく斜めになるので、いつもすべり落ちそうでヒヤヒヤだった。 ラクダは、2頭ずつつながれていて、Keiさん&Ryon、ガイド&Tomの順で列を作って歩き始めた。 途中、穴を掘って巣を作るハウスマウス、クジャク、ヤギや牛の放牧、トカゲ?などを見ながら進む。 結構揺れるので、初めはしがみついていないと落ちそうだったけど、慣れてくると写真を撮ったり、水を飲んだりできるようになってきた。 でも乗馬のように足をかける所がないので、時間がたつと内股がすれて痛くなってくる。 少し行くと小さな集落があった。そこで水を補給して、しばらく休憩。 子供たちは、観光客慣れしていて「ペンちょうだい」とか「お金ちょうだい」とか「チョコレートちょうだい」とか「写真撮って」とか言ってくる。 “Non Touristic”って言ってたけど、観光客が来ないような地域はもうないんだろうな。 |
7時半ごろから約2時間半歩き、10時位にお昼ご飯のポイントへ到着。ガイドの2人がお昼ご飯を作ってくれる。 もうお昼???と思ったけど、火起こしから始まって、まずはチャイを入れてくれ、それから麺やサブジやチャパティを作ってくれたら、11時半ごろになってちょうどいい感じだった。 | ||
手前から、インスタント麺をよ〜く煮込んだみたいなもの・チャパティ・ビンディマサラ(オクラカレー)・キャベツとトマトのスープ?・チリソース 麺はスープをすべて吸収してブヨブヨだったけど、食べなれたおいしさ。チャパティは、麺棒や麺台がなく手で叩いて伸ばしただけなので分厚くかなり噛みごたえがある感じだった。ビンディマサラはこの地方の名物?というかよく食べられているものらしい。 |
昼食の後は、15時まで木陰でお昼寝。とても暑く、この炎天下に活動したらラクダも人もバテてしまうから。 15時まで休憩したといっても午後からは、午前より断然暑く、じりじりと太陽が照り付けてきた。 途中井戸に寄り、手や顔を洗い、頭を濡らし、帽子やストールも濡らす。水の蒸発する気化熱で首や頭が冷やされて、とても気持ちよかった。ガイドさんのもっているペットボトルは、キルティングのケースに入っていて、そのケースを濡らして中の水が冷えるようになっていた。 この暑さで、水は全部お湯に変わって体温より全然高い温度になっているので、その水筒からもらって飲む水は、おいしかった。砂漠のオアシスってすごく偉大な存在だなぁ。 この井戸でいろんなものを濡らすことによってとっても快適になったんだけれど、1つ欠点があった。 Ryonがリシケシュで買ったショッキングピンクのストール、まだ1回も洗ったことがなかったので、濡らした途端すごい勢いで染料が落ちて帽子もシャツもTシャツもピンクだらけになってしまった。まるで、一人で“Holy(←インドの色水掛祭り)”してるみたいだった。 でもピンクだらけになっても酷暑より全然マシだった。 | ||
それからも灼熱の荒野を延々と歩き、「ほんとに砂漠あるの?」と思い始めた頃小さく砂漠が見え始めた。 | ||
ちょっと登ったら反対側の荒野が見えてしまい、砂漠というより砂丘っていうくらいの規模だったけど、砂丘にも行ったことがなかったので、感動。 しばらくすると日が沈み始めたので、砂丘から荒野に沈む夕日を眺めた。 | ||
太陽が沈んだ後、サリフとセラが入れてくれたチャイを飲んで休憩し、夜ご飯。 チャパティとライス、ポテトのカレーとチリソース。簡素だけれど量はたっぷり・・・。どんどん食べるように勧められる。ラクダたちも仲良くご飯を食べていた。 | ||
暗くなると星が出始めたので、寝転び星空観察。ガスがかかっているのか、それほどたくさん見えなかったけれど、明かりや遮るものが何もない大空をゆったり眺められた。そして、流れ星を2回見た。 風はまだ温かい。でも砂は冷えるのが早く、裸足で歩くと気持ちいい。 星空の下、そのまま眠る。初めは少し暑かったけれど、昨日ゲストハウスで眠った時よりずっと気持ちいい。夜が更けてくると肌寒いくらいになり、ブランケット一枚かぶるとちょうどいい。 明け方の月明かりとラクダがすごくきれいだった。 |
左:砂の上のベッド 右:なかよしのラクダ |
日の出を見た後、朝食にチャイ、トースト、ゆで卵、ビスケットを食べ、7時半ごろ出発。(昨日股が痛くなったので、今日は半日で十分と思いつつ・・・。) | ||
ラクダと記念撮影 | ||
荒野には、風車がたくさんあった。 2日目にも小さな村に立ち寄った。ここもツーリストがたくさん訪れるらしく、子供が「お金、お金」と言って腕をつかんできたりした・・・。子供不信になりそう。 | ||
今日も水場で涼をとる。ラクダも牛もヤギも人間も水で癒される。 この休憩ですでに10時近かった。第1日目は、10時からすでに昼食の準備に取り掛かり、長いお昼休みがあったので、この辺りで休憩かな?と思ったら、まだまだラクダサファリは続いた。 暑いだけでなく、お尻やももの内側がすれて痛くなってくる。『歩き方』に“ラクダは1日半で十分”と書いてあったけれど、ほんと〜にその通り!!1日でもいいくらい・・・。 結局それから2時間以上ラクダに乗り、12時半位にやっと昼食のポイントへ到着。 | ||
昼食のポイントへ着くと、まずチャイとスナックを作ってくれた。マカロニみたいなものを油で揚げた軽いスナック。サクサクしてて塩味でおいしい。 昼食は、いつものチャパティ・キャベツとトマトのカレー・チリソース。 チャパティを焼いている時にガイドのサリフがおもむろに牛のうんちをいくつか拾ってきて火を付けた。 以前インドを旅したTomから“牛のうんちは絶好の燃料になるから、丸めて乾かし保存しておく”というのを聞いていたし、至る所で乾かしてあったり保存してあるうんちを見てきたからここまでは特に驚かなかった。 でも、その後おき火になったうんちの上に直にチャパティを置いたのにはビックリ!!! 私たちの食べるチャパティは、焚き火の上の鉄板で焼いていたけれど、ガイドさんたちの食べるチャパティは、直にうんち火の上。 さすがにうんちチャパティは試せなかったけれど、そっちのほうがおいしいのかな??? | ||
マカロニスナック。サクサクでおいしい。 | 鉄板の向こうに牛のうんちの山がある。 | キャベツとトマトのカレー・チャパティ・チリソース |
昼食の後、16時位までお昼寝休憩。木陰に入っていても空気は熱く、風は熱風。目をつむると日向にいる錯覚がする。 休憩の後は、すこしラクダに乗ってジープのお迎えが来るポイントに着いた。17時過ぎにジープが来て、スイス人のカップルと乗り合いでゲストハウスまで帰った。 彼らは2泊3日のキャメルサファリをしたそうだ。私たちは、1泊2日が限界だった。彼らも1泊2日で十分と言っていた。きっともっとお尻が痛くなったに違いない。 キャメルサファリから帰った私たちに用意されていた部屋は、先日泊まったエアクーラーのある、トイレシャワー付の部屋ではなく、隣の建物のトイレシャワー共同・ファンのみ・隙間だらけで、最上階のとっても暑い部屋だった。 使用人が使うような部屋だったけれど、一泊50Rsという安さに負けてここに泊まることにする。 石造りで最上階となると、昼間に熱をたっぷり吸収し、夜になっても全然冷えない。暑くて眠れず床や壁やベットの上に水を撒く。それでも暑さは変わらず、Tomのルンギー(腰に巻く布)を濡らし、それをかぶって暑さをしのぐ。 濡らしたルンギーがファンの風を受け気化熱でかなり冷たくなる。シャワールームからバケツを持ってきて乾いたらまた濡らし、「暑い、冷たい、暑い、冷たい」と言いながら眠りについた。 | ||
元王宮だけあって、外観は立派。 | 窓からの眺めは良かった。 | と〜っても暑い部屋。 |
4月28・29・30日 ジャイサルメール(Jaisalmer)→デリー(Delhi)→アウランガバード(Aurangabad)
16時の列車だったけれど、暑くて暑くて観光する気になれず、追加料金を払って宿に滞在。午前中は、夜のうちに石の屋根や壁が冷やされ、少しはマシだった。 夕方になってもまだまだ暑く、列車は窓から熱風が入ってきた。扇風機も熱風を送ってくるのでつけた方がいいのか切った方がいいのか分からない。 日本の夏と違って極端に乾燥しているので、汗をあまりかかない。というか、かいてもすぐに乾いてしまう。特に列車内では熱風があたるので。皮膚はサラッとしているけれど、かなり熱くなっている。 ただ、ビニールシートの座席に座っているので、お尻とももの裏側はジットリ。 気化熱の偉大さを学んだ私たちは、ペットボトルに濡れたタオルを巻き温水になるのを防ぎ、ルンギーやストールを濡らして首や顔に巻いて列車に乗り込んだ。これで行きよりだいぶ楽だった。 |
列車の正規の夕食。前回の簡易版と違ってすごいボリュームだった。 ライス・キュウリと玉ねぎ・パニールカレー・ポテトカレー・ダヒ・アチャール・パパド・チャパティ4枚と盛りだくさん。値段も列車の弁当の最高額で48Rs。 前に座っていたおじさんは、もっと小さな弁当を食べていたので、いろいろ種類があるのかもしれないけれど、ヒンディ語の分からない私たちには、選べなかった。 一番右側のプーリーと葉っぱの器に入ったカレーは、停車駅で買った(10Rs) |
3月中は、ドリンクと言えばチャイを飲んでいたけれど、4月も終わりになると熱いチャイが欲しくなるのは、朝方の涼しい時くらい。 変わりに台頭してきたのが、コーラ。日本では、全然飲まないコーラを近頃やたらと飲んでいる。冷たくてシュワッとしてて、ハズレがない。 | ||
ポテトとチリのパコーラー(10Rs)とコーラ(20Rs) | マンゴージュース(10Rs)とラッシー(12Rs) 列車内のラッシーは、すごく薄くて甘い、カルピスみたいだった。二度と買わない。 | 停車駅で売っていたラッシー(10Rs) 冷たいし、濃くておいしかった。ラッシーは、街か駅で買うべし。 |
列車の上段で眠り、目覚めると下のシートにカラフルなサリーを着たおばちゃんたちがずらりと並んでいたので思わずパチリ。 インドの女性は、年齢とか全然関係なくカラフルなサリーを着る。ショッキングピンクや真っ赤、黄色のサリーを着たおばあちゃんがそこらじゅうにいる。 |
ジャイサルメールからデリーまで、19時間半の列車旅が終わり、デリーで昼食を食べる。 食事前にラッシーを飲んでしまった事もあって、ターリーは食べきれないと思い、単品で注文。 パラックパニール(ほうれん草とチーズのカレー)・アルートマト(ポテトとトマトのカレー)・チャパティ・コーラ 全部で74Rs どちらのカレーもおいしかった。チャパティもこの店はタンドリーで焼いていて、パリパリふんわりでおいしかった。 |
束の間の休憩の後、再度13時半の列車に乗り込む。(遅れて14時過ぎ)次は、デリーからアウランガバードまで22時間に及ぶ列車旅。 途中見かけた荒野→ |
列車の朝食を何度も売りに来て、しつこく買え買え言われたけれど、前に食べてあまりおいしくなかったオムレツサンドだったので頑なに断りつづけ、停車駅で朝食を購入。(いらないと言っているのに無理やり置いて行ったけれど、食べないで返却した) 停車駅で買った、カレーポテトのフライサンドイッチはとてもおいしかったので、押しに負けて列車の朝食買わなくて良かった!!しかも10Rs。 | ||
インド最後の長時間列車の旅を終えて、アウランガバードに11:30頃到着。 オートリキシャーで宿泊予定のユースホステルに向かったけれど、営業していなかった。なので、その通り道にあった『歩き方』にも載っている『Tourist’s Home』ゲストハウスに行く。 シャワートイレ付きツイン350Rs。『歩き方』には300Rsと書いてあったけど値上げ?真夏でオフシーズンなのにちょっと高いけれど、この炎天下ザックをかついで宿を探すのも厳しそう。 2人で話し合っていると、2泊で650Rsにまけてくれるとの事だったので、ここに決定。 チェックイン時、支払帳簿みたいなのを見たら、他の人は200Rsや300Rsで宿泊している。突っ込むと、私たちの部屋はNew Buildingで、安いのは古い建物だからとの答え。安い方に移りたいと言うと、満室だと断られた。すご〜〜〜くうそっぽかったけど、まぁ、仕方ない。 | ||
宿で休憩し、ご飯を食べに街へ。 | ||
左:南インドのターリー、ミールスは種類が多くてカードが付いてくる所がお気に入り。これで25Rsは安い! 右:南インドの代表的スナック、ドーサ。メニューには、普通のドーサとペーパードーサとRavaドーサがあるんだけれど、どう違うのか不明。これは『Rava Sada Dosa』15Rs。 |
5月1日 エローラ(Ellora)遺跡見学
インドの真夏、5月に突入したため相当暑いと思い、早朝&短時間でエローラ遺跡を見学する。 宿を6時に出発してオートリキシャーでセントラルバススタンドへ(@5Rs)。そこからローカルバスでエローラへ(@19Rs)。約1時間。始発なので座れて良かった。 8時ごろ到着し、まず朝食を食べる。 ベジタブルパコーラー(40Rs)とパン(@2Rs)。パコーラーはポテト・玉ねぎ・ピーマン・パニールに衣を付けて揚げてある。フリッターみたいにふわふわしていた。 |
エローラ遺跡(入場料は外国人250Rs、インド人はたったの10Rs)は、全部で34も石窟があるのだけれど、最大の見所である第16窟(カイラーサナータ寺院)と第10窟、第12窟に絞って見学した。 | ||
1世紀以上かけて岩山を削って造られた石窟は、迫力があった。 私たちが見学した時は、オフシーズンのせいか早朝のせいか外国人観光客がほとんどいなく、インド人観光客ばかりだった。 9時頃から暑くなり始めたのと、Tomのおなかの調子があまり良くないこともあり、10時半頃には、見学を終了して宿へ。 帰りのバスは、すでに満員のところに乗り込んだので、通路にギュウギュウづめでちょっと大変だった。 |
5月2日 ナシック(Nasik)へ
約2ヶ月前、香港からムンバイへのフライトでTomの隣に座っていたインド人のおじさんがNasikへ遊びにおいでと言ってくれたので、Nasikに行くことにする。 アウランガバードから列車で3時間ちょっと。いつも長距離移動なので座席がベッドになるSL(スリーパー)クラスを利用していたけれど、今回初めて一人ずつの座席の列車に乗った。この座席だと、一人一人座席が確実に決まっているので、3人席に4人や5人座ったりすることがない。(SLでは、予約席のはずなのに昼間はどこからか人が来て座り、夜になるとどこかへ行ってしまう。) Nasikの駅に着いておじさんに電話すると、『Grape City Hotel』で待ち合わせよう、というので、オートリキシャーで向かう。 しばらく待つと、高そうなスポーツカーでおじさんが現れ、ホテルのレストランへ。 |
高級ホテルというわけではなかったけれど、やっぱりホテルのレストラン。私たちが普段食べている大衆食堂とは値段も質も違う料理が出てきた。 2ヶ月経った今でもやっぱりメニューを選ぶのが難しいので、おじさんにお任せ。 出てきたのは、前菜にパパド(左奥:野菜のみじん切りが載っていた。こんなのは初めて。すごくおいしかった)・サラダ(右奥:トマトとキュウリとルートビートがきれいに盛り付けられていた)・ナン(左手前:外はカリッ、中はモッチリしていてギーが塗ってある、パラタっぽいナン。)・カレー2種(右手前:野菜カレーとパニールのカレー) ナンとカレーは給仕さんが取り分けてくれた。インドで初のホテルランチ、ちょっと緊張。最後にフィンガーボウルも出てきた。 このホテルに泊まってもいいよ、と言ってくれたけれど、丁重にお断りして、安い宿を紹介してもらう事にした。 そして、自分は仕事が忙しいから自分の会社(タイヤを輸出しているらしい)の社員をガイドに付けてNasikの案内をするよう手配してくれた。 |
ランチの後、スポーツカーでホテルまで送ってくれた。 そこでおじさんとはお別れをし、ガイド役の社員さんにバトンタッチ。 社員のHireさんは、とても親切だった。私たちが世界一周中でお金にあまり余裕がないことを聞いていて、何台もリキシャーに交渉したり、路線バスを使ったり、なるべく安く回る方法を探してくれた。 そして、翌日のナシックからムンバイ行きの列車のチケットの手配までしてくれた。 |
Hireさんの案内でナシックの観光名所のほとんどを回りました。 | ||
インド中の神が集まるという寺。神というより人形博物館に見えてしまった。 | ナシックはぶどうの産地。ブドウ畑が広がっていた。 | この寺はすごく有名らしく、すごくたくさんの人が参拝に来ていた。 |
ナシックのガート(木浴場)。Hireさんも毎週のように来ているらしい。 | ナシックで一番古いというお寺。ガートのすぐ近くにあった。 |
最後にバスで30分位離れたところにある、山の中腹にある石窟へ。 これまでのお寺は、全部入場無料で外国人観光客をほとんど見かけず、観光化されていない街を堪能。 But最後に来ました、インドお得意の外国人料金設定。外国人200Rs・インド人たったの5Rs。外国人観光客は私たち以外一人もいなかった。 インド人観光客は、結構たくさんいた。 石窟は、昨日エローラで十分見たのと暑くて体力を消耗していたのとで、もう見なくてもいい感じだったけれど、はりきっているHireさんの手前そういうわけにもいかず、ほとんどすべての石窟を見学。 | ||
石窟を見て下山した後、麓にある瞑想ホールに行く。すごく音がきれいに響くドームだった。 その後、入場料10Rs(外国人差別なし!)のガーデンパークへ。ここはすごくきれいで、インドっぽくないところだった。ちょっとお金持ちのインド人ファミリーですごく賑わっていた。 ただ、トイレだけはきたな〜〜〜くて、やっぱりインドだった。 | ||
観光の帰りにすごーーーくおいしいパイナップルジュースを紹介してもらう。 シロップ、パイナップルの果肉、ミルク、アイスクリームを入れてシェイク。これが激ウマ!!! しかもたったの10Rs。 Hireさんによると、このジュース、ナシックでしか飲めないらしい。 |
夕飯は、ローカル南インド屋台を教えてもらう。地元の人でいっぱいだった。 安くておいしい!!メニューは今までにも食べたことがあるものだったけれど、この店のものは、今まで食べたものよりおいしかった。 | ||
左:パブバジ。パンに餡かけソースみたいなのをはさんで食べる。15Rs。 右:パニプリ。クリスピーな皮にポテトのサブジが詰めてある。ちょっとたこ焼き風。10Rs。 | ||
左:マサラドーサ。お馴染み、米粉の皮にポテトのサブジ、カレーを付けて食べる。15Rs。 右:ウタパン。お好み焼き風。ちょっと酸味がある。15Rs。 |
5月3日 再びムンバイへ
昨日Hireさんに予約してもらった朝の列車にてムンバイへ行く。 荷物を駅のクロークに預けて(@10Rs)街へ向かう途中、電器屋がいっぱいあるので、ダメモトでカシオのエクシリムの充電器があるか聞いてみると、ある、という。10分位待つと持ってきてくれた。キャノンのデジカメを購入済だったけど、いつ壊れたり盗られたりするか分からないので、購入することにした。1,500Rsを値切って1,300Rsで購入。壊れてしまった日本で買った充電器(4千円越え)に比べて方が古いのかコードがあってすこしかさばるけど、3千円ちょっとで買えたのはラッキーだった(と思う)。 |
その後、郵便局へ。@日本へ荷物を送るのとA局留めで送ってもらってある失くしてしまったANAのマイレージカードを受け取るために。 | ||
@郵便局の入り口にいた警備員に荷物を送りたいと言うと、“Sawing”(←小包を薄い布で包んで縫う)が必要、と言われたる。頑丈な箱に入っていたので縫わなくてもいいと思ったけど、やってもらわなければいけないらしい(40Rs)。 “Sawing”してもらった小包を持って、窓口に行くと、必要書類をくれそれに記入する。その後、中身をチェックするのでせっかく縫ってもらった小包を開けろ、と言う。なんか順番がすごくおかしい・・・。 しかたないので、塗ってある紐をほどいて中身を出し、チェックを受ける。そしてまたその中に入れ、局員に縫ってもらう。そしたら、その局員が「20Rs」と言ってきた。 さっきチェックを受けた時は、また縫ってもらうのはフリーと言っていたので講義し、払わなかった。 その後、黒いべっとりした糊みたいなもので角をシーリング。ここでもまた係員が「20Rs」と言ってきた。 「「縫え」と言われ「ほどいて中を見せろ」と言われ、再び縫ったら「20Rs」請求(払ってないけど)さらにシーリングで「20Rs」・・・だんだんイライラして来る。 20Rsの請求は、外国人(日本人?)に対してだけ行われていたためますます腹が立ってくる。なので、そのシーリング20Rsも無視。 そしてやっと準備完了。重さを量って料金を払う。1Kgで470Rs。 | ||
Aクイロンで失くしてしまった財布の中に入っていた、JALとANAのマイレージカード。JALは日本に帰らないと再発行できないけれど、ANAは住所を変更すればその住所に新しいカードを送ることができると言うことなので、ムンバイの郵便局に住所変更して、再送してもらうようにメールがしてあった。 最初、カウンターで「日本からの郵便物を受け取りたい」と言うと、「日付となんとかNo.が無いと受け取れません」と言われ、そんなものは全然知らないので、諦め・・・。 帰ろうとしたけれど、Tom、再チャレンジ。違う窓口でパスポートを見せ、「日本からの郵便を受け取りたい」と言うと、窓口のおばさんが引き出しの中をゴソゴソ探し、すぐに見つけてくれた。 これには、超ビックリ!! 99%諦めかけていたので、うれしかった〜。 |
その後、メータータクシーにてキャセイパシフィックへ。21Rs。ムンバイのタクシーは、メーターが変わっていてメーターで出た数字に一定の数をかけて計算すると料金が出る。『歩き方』に料金表が載っていて、それと同じ金額だった。 デリーで予約した航空券の「ムンバイ→香港」「香港→ヨハネスブルグ」「ヨハネスブルグ→ビクトリアフォールズ」の内、前者二つがキャンセル待ちだった。前日の今日、確認したところ、「香港→ヨハネスブルグ」はOKになったものの、最初のフライト「ムンバイ→香港」いまだキャンセル待ち状態。 この時点で14:00。「16:00にもう一度確認して下さい。」との事だったので、神に祈るのみ・・・。 |
お昼ごはんは、キャセイパシフィックの近く、ビジネス街の屋台でトーストサンドとフルーツの盛り合わせを食べる。 トーストサンドは、その場で焼きたてを出してくれてとっても美味。(@12Rs) フルーツの盛り合わせは、スイカだけとかリンゴとパパイヤとか注文も出来て、一皿たったの10Rs!! |
スーパーで日用品を買い足した後、スーパーの隣にあったケーキ屋のケーキを食べる。フレッシュクリームのショーケース(冷蔵)とバタークリームのショーケースがあって、もちろんフレッシュクリームの方を選んだ。チョコレートケーキ30Rs。 意外にもとってもおいしかった。今までのインドスイーツは激甘&オイリーだったので、こんなにおいしいスイーツに出会えるとは思えなかった。 |
16時過ぎになったので、予約が確定していることを祈りながらタクシーでキャセイパシフィックへ向かう。このタクシーの運転手がくせ者で、メーターが1.30を示しているので、「130Rs」と言ってきた。 さっき乗ったメータータクシーが21Rsで、今回それより短い距離なのに130Rsなわけがナイ!! 急いで『歩き方』の料金換算表を見ると1.30の時は17Rs。『歩き方』持っててよかった〜。 ガイドブック持っていなくて、インドに来たばかりだったら絶対素直に払ってしまってただろうなぁ・・・。 キャセイに着いて、おそるおそるエアチケットの確認をすると、全部コンファーム!!! よかった〜〜〜! |
駅に向かう途中、Tom絶賛のさとうきびジュースを飲む。インドで何度も何度も飲んできたけれど、確かにここのが一番おいしい。C.S.T.駅から街へ向かって2番目のさとうきびジュース屋台。 3Rs、5Rs、7Rsの3サイズがあって、かなり前からムンバイに行ったらここのスーパービッグサイズを一人一杯飲もうと決めていた。 やっぱり、おいしい!! ライムが効いていてフレッシュ!! |
夜ご飯は、ビッグなさとうきびジュースを飲んだこともあって、あまりおなかが空いていなかったので駅前の屋台でスナックを食べる。 この店、異常に流行っていた。→→→安くておいしい。 スパイシーなポテトコロッケ(フリッター)のサンド(10Rs)とスイーツ2種(@3Rs)モチモチしたドーナッツみたいなのとマサラ風味のボールドーナッツ。こっちはふんわり。 | ||
列車に乗って、国際空港の最寄り駅、Anderiに向かう。帰宅ラッシュの時間帯だったけれど、始発駅だったので座れてよかった。 乗り過ごさないように止まる駅の名前とガイドブックの路線図と毎回確認していたら、隣に座っていたおじさんが「Anderi駅は終点だから大丈夫だよ。」と教えてくれた。 |
ムンバイの空港は、店がすごく少なく、国際空港にしては小さく寂しい感じだった。 ここで飛行機の時間、早朝4時半まで過ごした。2時半のフライトで日本に帰るという、イワツキさんと話をした。彼は、年5回くらい海外に行っているらしい(タイは毎年)。今回のインドの後は、ロシアとオーストラリアに行くことが決まっていると言っていた。そんな旅慣れている彼は、小さなサブバッグひとつで旅に来ていた。すごいなぁ・・・。 |
インドでの約2ヶ月間大部分のインド人と同じようにほとんどベジタリアンで過ごした。でもカレーにはたっぷりオイルが使ってあるし、暑くても食欲が出るスパイスもたくさん使ってある。さらにプーリーやサモサなど揚げ物も多いし、スイーツのほとんどが油と砂糖で出来ている。そして毎日何回も飲んでいたチャイも砂糖たっぷり。そんなわけで、たまには下したりしていても、やせるどころかちょっと体重増加気味かも??? |
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