エジプト/Egypt 1£E≒20円 こんにちは=アッサラームアレイコム・マルハバ ありがとう=シュクラン
5月26日 ロンドン(London)→カイロ(Cairo)へ。ブリティッシュエアウェイズにてカイロへ。夜中の2時頃到着。夜が明けるまで空港で待つことにする。あまりにも長くベンチに座っている私たちを不審に思ったのか、警備員が6時頃「何か問題があったのか?」と声をかけてくる。「ノープロブレム、今から街へ向かうところです。」と言って立ち去る。 | ||
市内行きのバスに乗るには、到着した第2ターミナルから第1ターミナルへ移動しなければならない。この移動がちょっとわかりづらくて、第2ターミナルの到着出口のすぐ近くからバスに乗ると大駐車場行きのバスに乗ってしまう。 第1ターミナルに行くには、出発ゲート近くの出口付近からバスに乗らないといけない。私達は、間違えてまず駐車場に行き、また第2ターミナルに戻りつつ第1ターミナルへ行った。 ここでバスを見つけるのも一苦労。Noが全部アラビア語で書かれているので、ガイドブックと見比べながら探さなければならない。 どうにか探して乗っていたら、隣のバスへ行けと言われ、移る。バス代@2£E。荷物代@0.5£E。後で宿で聞いた話によると荷物代は払わなくてもいいらしい。どうやら旅人(日本人)だけ払わされるみたい・・・。 | ||
↑と〜っても派手な運転席周りだったので、思わずパチリ。↑ |
エジプトでの初の食事は『コシャリ』。ご飯・マカロニ・スパゲティ・緑豆などを混ぜたものに、カリカリに揚げた玉ねぎ・トマトソースをかけ、好みでチリソースと酢をかけて混ぜて食べる、エジプトの国民食。ひよこ豆が載ってくる場合もある。ここのは、4£E。 | ||
左:混ぜる前 右:混ぜた後 マカロニもスパゲティも柔らかく茹でられている店が多い気がする。材料の割合やソースの味は店によって違う。米を食べて育った私達は、米が多目が好きかも。そして、酢をたっぷり目にかけるとおいしい。 |
カイロでの宿は、日本人宿『Sultan Hotel』ちょっと迷ったけど、近くまで行ったらその辺の人が教えてくれた。この辺をバックパックを背負ってうろうろしている東洋人は、みんなスルタンに行くようだ。 スルタンは、ドミのみ。温シャワーが出て、一人12£E。ネットも(パソコン1台だけしかないけど)1H3£Eで出来る。私たちが行った時も、日本人がいっぱい泊まっていて、いっぱい情報を教えてもらえた。情報ノートも分厚いのが6冊位ある。 ここで、インドでであったヤンクン(リシケシュ)、ケイくん(ジャイサルメール)に再会。「エジプトで会うかもね〜。」と言っていたのが実現した!! |
街を歩くたびに、食べていたアイスクリーム。と〜〜〜ってもおいしい。しかも安い!! コクテールという、フルーツカクテルも何度もリピートした。 | ||
左はマンゴー&バニラ。右はバニラ&ストロベリー。フルーツは、本物の果実の味が濃くてすご〜くおいしい。各2.5£E。 | コクテール。@1.5£E。地下鉄ナーセル駅の近くのフルーツジューススタンドでいつも食べていた。ここの店はいつも混んでいて、フルーツが新鮮。 |
店先でくるくる回しながら肉を焼いている。人がいっぱいだったので、入ってみる。注文がうまく出来なくて、並んでいる揚げ物などを指差し、「サンドイッチ」と言ってみる。あとは、『歩き方』を見て、注文。カウンターで食べる店は、先に注文し料金を払ってからレシートと商品を交換する方式が多い。 | ||
『アエーシ』という薄くて丸い袋状のパンに、『ターメイヤ』という豆のペーストのコロッケとサラダを挟んだサンドイッチ。 『マフシー・ロズ』という、パプリカやキュウリ?に味付けされたもち米が詰められたもの。それの手前は、同じフィリングが桜の葉みたいなもので包んであった。 |
ドリンク2種。 左:インドからお馴染み、さとうきびジュース。暑いからやっぱり飲みたくなる。@1£E。 右:トルココーヒー。小さな小さなアルミの手つき鍋で1杯ずつ煮出してそのまま持ってきて、目の前でグラスへ注いでくれる。粉は入ったままなので沈めて飲む。@1£E。 |
5月27日 カイロ(Cairo)2日目
朝食は、宿の近くの屋台で。『フール』という豆のペーストを『アエーシ』に挟んだサンドイッチと『トルシー』という漬物。このトルシーのナスがとろとろですごくおいしかった!!両方で1.5£E。 すぐ近くのパン屋さんで。このパン、大きくておいしくて安い。@0.5£E。 紅茶はエジプト人と同じように砂糖たっぷりで。@1£E。 | ||
Tomが6年前からやっている『フォスター・プラン』で援助している“ムスタフ君”に会いに行く。 協会の人が通訳さんと一緒に車で迎えに来てくれ、ギザにある、ムスタフ君の家に連れて行ってくれた。両親とおにいちゃんと妹と5人暮らしらしいけど、お父さんは仕事で不在だった。 家にはおじさんとかおばさんとかもいたみたい。ムスタフ君はまだ8歳で、恥ずかしがっていた。通訳さんの話では、「私たちに会うのをとても楽しみにしていた」らしい。 きれいな家に住み、きれいな服を着て、公務員のお父さんを持つムスタフ君に援助が必要なのか、ちょっと疑問に思ってしまった。 協会は、どのようにして援助する子を選んでいるんだろう? お土産に鉛筆やカラーペンのセットやノート、折り紙、和風のハンカチ、飴などをあげた。喜んでもらえたかは、不明・・・。 折り紙は女の子向けだったけど、妹がいたから、まぁいいか。 好きな科目(アラビア語&数学)や嫌いな科目(なんとナシ!!)、将来の夢(みやげ物屋さん)、休日に何をして遊ぶか(凧揚げやサッカー)など質問したり、話をした。 たくさんの大人に囲まれて、ムスタフ君は終始はずかしそう。そりゃ、そうだよなぁ・・・。私も逆の立場だったらちょっときついかも。 その後、地域の保育施設みたいなところを見学に行った。2〜3歳くらいの子達が歌ったりゲームをしたり勉強したりしている。 エジプトの子供たち、すごくかわいかった。 | ||
帰り道、ピラミッドが遠くに見えた。民家のすぐ近くにあった。 |
ご飯!!! | ||
宿の近くの食堂にて。 アエーシ(エジプトでもっともポピュラーなパン) ターメイヤ(定番!豆のペーストのフライ) バーバガヌーグ(焼きなすのペースト。にんにくとゴマの風味で美味!) エジプシャンサラダ(オイル・レモン・バジル・チリの味付けでピリ辛) 以上でたったの5£E!!安〜い。 | 第2回コシャリ。Tomコシャリをかなり気に入る。毎日食べてもいいそう。 ここの店は、昨日よりちょっと高く、Lサイズ7£E、Mサイズ5£E。昨日の方が米が多くて○。 右側の白いのは、ライスプディング。練乳たっぷりごはんです。 |
宿の前は、フルーツ屋さんがずらり。夜になっても閉店せず、ライトアップされる。リンゴが1個3£Eもして、高い。ブドウは1Kg位で3£Eだった。暑い国ではリンゴは買うもんじゃないです。おいしくないし。でも食べたくなって何回も買ってしまった・・・。 | Tom、『シーシャ』という水タバコを試してみる。最初は名前が分からず、指差し注文。感想は、「1mgのタバコをすっているみたい」だって。この後いろんな味があることを知り、『リンゴ味』も試してみる。これは、「甘い」らしい。 | またまた、『ABD』のアイスクリーム。ストロベリー&マンゴーとメロン&チョコ。どれも素材の味が濃くておいしい。日本ではメロンはだいたいマズイって決まってるけど、ここのは、果肉も入ってとてもおいしい。いつも大人も子供も男も女も地元民が押し寄せてる訳だ。 |
今日、インドからず〜〜〜っと約3ヶ月間つけ続けていたおこづかい帳をなくしてしまう。いつ何をやったか、ひと目で分かるお気に入りだったのに。 すごくショック。ショック。ショック。また失くすとショックだからもうつけるのを止めようかとも思う・・・。 でも気を取り直して、今日からまたつけます。 |
5月28日 カイロ(Cairo)3日目
『Gad』というレストランでブランチ。ブランチになってしまった理由は、『スルタンホテル』の朝が暗いから。窓がカーテンではなく、扉なので夜が明けても部屋の中は真っ暗。いつまででも眠っていられる。 目が覚めたら10時近かった。不眠所の人におススメ。でも、ほとんどの人が夜遅くまで起きているし、外も遅くまで騒がしいから、昼夜逆転してしまうかも。 暑いエジプトに会った生活習慣なのかな。 | ||
チーズ&エッグバーガー。4£E。 いたって普通。 | フティーエシ(エジプシャンパンケーキ)宿の情報ノートに「ぜひ試して」と書いてあったので、試してみる。タイのパンケーキのでっかい判だった!!すごくおいしい。NUT&ハニー&クリームという、よくばりなトッピングを注文したので、甘すぎる上に高かった。もっとシンプルなトッピングで十分かも。17£E。でも、おいし〜い! | コクテール、リピート。他の店で食べようと思ったら、フルーツが変色していたので、却下。やっぱりはやている店に限る!!!これが@1.5£Eなんてうれしい限り。 |
地下鉄に乗って日本大使館の医務室に行き、Tomのアトピーを見てもらう。でも、あいにくお医者さんは不在で、看護婦さんが対応してくれた。電話でアポをとってから行った方がいいらしい。看護婦さんに処方箋なしでも薬が買えることを教えてもらい、さっそく薬局に行く。 薬局で薬を買っていたら、日本語ペラペラのエジプト人女性に話しかけられた。そのネヴィン・畑さんは、日本人の夫がいて、薬局の上のマンションに住んでいるという。 お茶に誘われたので、遠慮なくおじゃまさせてもらう。ヨーゼフくんとアリーちゃんという2人のかわいい子供がいて、だんなさんは、仕事でガーナに行っているそうだ。 料理好きのネヴィンさんは、スープ(ひよこ豆かな?)・サラダ(ミントとレモンの利いたエジプシャンサラダ)・チキン(トマトと玉ねぎと共にオイル焼き)・アエーシ(エジプトの代表的なパン)といろいろ出してくれ、私達はありがたく頂く。どれもほんとにおいしくて、幸せだった。さらに、ヨーゼフくんがお手伝いしてミントティーを出してくれた。 ネヴィンさんのマンションは、18階でベランダからナイル川とピラミッドが見える、抜群の眺め。 帰りには、自家製のチーズとハイビスカスティーのティーバッグ、Tomのアトピーに保湿剤のお土産までもらってしまった。 自家製チーズは、香りと味が濃くてパンにつけたり、サラダに入れたり、オムレツにしたりするととても美味しい。作り方を聞いておけばよかった〜〜〜。 写真は載せていいか聞くのを忘れたので、料理だけ載せます。 ほんとに、感謝感激!! ネヴィンさんのヨーゼフくんへの接し方もすごくいいなぁ、と思って、ネヴィンさんの性格の良さがひしひしと伝わってきた。 | ||
地下鉄の時計は、アラビア文字。というか、エジプトのほとんどの表示はエジプト数字。なので、これを見て数字を覚えた。 | ||
夜は、『スーフィーダンス(タンヌーラ)』を見に行く。イスラーム神秘主義が起源で、回転することで陶酔の極致に達し、神により近づくのが目的だそう。 ほんとにくるくると30分以上も回っていて、回りながらスカートをチェンジしたり、そのスカートを回したり、とても楽しめる。音楽や照明も本格的。座席もきちんとしていて、これが無料だなんて信じられない。20時半から22時までたっぷり1時間半楽しめた。 スーフィーダンスなんて、名前も知らなかったんだけど、宿で教えてもらって来て良かった。少し早めに19時半過ぎに来たら、幸い前から2列目に座れて間近で見ることも出来てラッキーだった。 | ||
5月29日 カイロ(Cairo)4日目
宿の近くの八百屋さんでトマトと黄色パプリカを買って、屋台でアエーシを買って、昨日ネヴィンさんにもらったチーズを一緒にサンドイッチを作る。 とっても美味しい!!! | ||
トマト3個&黄色パプリカ1個で3£E。 アエーシ@0.25£E。 |
スイーツ&ドリンク!!! | ||
タマリンドジュースがとってもポピュラー。そこらじゅうで売っている。@1£E。リポビタンDの味がすると思うのは、Tom&Ryonだけ??? このジュースとよく一緒に売っている白色のジュース1回飲んだけど、何の味か分からない&あまり美味しくなかった。 | 今日は気分を変えて『ABD』ではなく『Kolidor?』というケーキ屋さんのアイスクリーム。こちらの方がちょっぴり高く、@3£E。でも種類が多い。バナナ&キャラメルとナッツ&ピスタチオ。フルーツは『ABD』の方がおいしいかな?でもこちらもおいしい。 | 同じく『Kolidor?』のケーキ。チョコレート(5£E)・ピスタチオ(4£E)・キャラメル(4£E)美味しいんだけど、どれも激甘!!イチゴやマンゴーなどのフルーツ系を選んだ方がよかったかも。 |
次のフライトの予約をする。 ロイヤルジョーダンエアラインで『アンマン→パリ』を6月28日に予約。 6月28日にヨーロッパ入りします。 |
5月30日 カイロ(Cairo)→ルクソール(Luxor)
エジプト初の列車の旅。昨日セカンドクラスがいっぱいで切符が買えなかったけれど、宿の情報ノートに「乗ってしまえば何とかなります。車内で切符を買いました。」と書いてあったので、それを信じて早朝駅へ。警備員にルクソール行きは何番線か訪ねると、切符はあるか聞かれ、ないと答えると切符売り場に連れて行き、切符を買ってくれた。 昨日買えなかったのに、何故???キャンセル出たのかな? で、当然のようにチップを要求。まぁ、チケット買ってくれたのでいいとしよう。 「セカンドクラスで十分快適」とのうわさ通り、エアコンがきいて、前後の間隔も十分あって快適だった。ただ、トイレが流れなかったのが玉にキズ。そしてトイレは洋式で便座ナシなので、毎回空気椅子をしなければならなかった。 これなら、和式の方がいいなぁ・・・。 7:40発予定が8時位に遅れ、そこから約10時間半列車に乗って、18時半頃ルクソールに到着。 | ||
初の長時間列車の旅で学んだのは、“食料を持って乗りましょう”だった。インドの列車は、物売りが車内にも駅のホームにもいっぱいいるけれど、エジプトはほとんどない。大きな駅でもドリンクとスナック菓子が売っている売店が少しあるだけ。列車の車内販売は、あまり美味しくないサンドイッチと高い紅茶くらいしかない。 食事時をまたぐ乗車の場合はあらかじめ何か用意しておいた方がいい、と思う。 →→→車内販売のチキンサンド。大して美味しくないうえに10£E。街では考えられない。紅茶もタダのティーバッグが3£E。→→→ |
ルクソールに着いて駅から一歩出ると、たくさんのホテルの客引きが待ち構えていた。 私達は、カイロのスルタンホテルでお世話になったタケさんがルクソールで泊まったと言っていた『El Salam』に泊まることにする。 駅から近いし、安い。エアコンがなくてファンだけだけど、とりあえず1泊して暑くて眠れないようなら他に移るということにした。 | ||
ツイン・ホットシャワー&トイレ&洗面付で1泊10£E。おっちゃんのしつこ〜いツアーへの勧誘さえなければいい宿。 ツアーに行かないと分かると、今度は「ビール飲まないか?」の誘いがある。「一緒に飲もう!」って、イスラム教徒は飲酒厳禁じゃないの??? この宿は、エアコンナシでファンのみなので、夏場は暑さに強い人向け。私たちはこの時期でギリギリ、というかちょっとアウトだった・・・。 |
5月31日 ルクソール(Luxor)2日目 カルナック神殿観光
顔を見るたびに宿のおっちゃんがツアーの勧誘をしてくるけれど、ツアーには参加せず朝5時に起きて5時半に『カルナック神殿』へ向かう。途中乗り合いタクシーのおっちゃんが声をかけてきて、「二人で5£E」と言うので、それに乗ってカルナック神殿へ行く。 開門直後の6時過ぎに到着し、一番乗りで見学。日の出直後でまだ涼しいし、他の観光客もいなくてとても良かった。 カルナック神殿はとてもスケールが大きく、3,000年以上前にこんなものが創られたことにはほんとうに驚く。 | ||
カルナック神殿からの帰り道、『ファラフェル』という豆のコロッケみたいなものをトマト味の野菜と一緒にアエーシ(エジプトのパン)に挟んだサンドイッチの朝食を食べる。@4£E。 店頭で揚げていて、揚げたてはとても美味しい。野菜もおいしく(特にナスが)Good!! 食後にコーラ。日本ではほとんど飲まないコーラを多い日は、1日3回とか飲んでしまう。ものすごく暑いのと、コーラが安いのがその理由。暑すぎると、シュワッとしたものが飲みたくなる。350ml瓶がたいてい1£E。 | ||
左:ルクソールは、観光馬車をあちこちで見かける。私達は乗らなかったけど、何回も声をかけられた。 右:スーク。外国人観光客がたくさん。みやげ物屋の店員の売込みがすごい。 | ||
宿の近くのレストランで昼食。店選びを間違ったのか、量と質が値段にあっていなかった。残念。 アエーシ(パン)@1£E・ホンモス(豆のペースト)3£E・サラダ3£E・トルシー(漬物)3£E・ムサカ(スープ)5£E・カルカディーヤジュース@2.5£E。 | ||
夕方涼しくなってからスークをちょっとぶらぶらし、その近くで見つけた屋台で間食。 ペンネのトマトソースグラタンにパイ生地でフタがしてあった。3£E。名前を聞いてみたけれど、分からず・・・。普通のおいしさ。 焼きたてはきっとおいしいだろう。⇒⇒⇒後で日本人旅行者に名前を教えてもらった。『タゲン』または『マカロナ』というらしい。 | ||
ルクソール神殿は、暗くなるとライトアップされる。中に入らなくても柵の外から丸見えで、うれしい。 | ||
夕食は、少し歩いてガイドブックに載っていたレストランへ。 手前右から、シャクシュカ・サラダバラディ・アエーシ(パン)・キャセロール・フレンチフライ。全部で26£E。 シャクシュカはとろとろになるまで炒めた玉ねぎとトマトのスープ。キャセロールは、いろいろ野菜のトマトスープだった。 どれもおいしくて、満足。ただ、フレンチフライはちょっと油っぽすぎたかな。アエーシは、焼き立てみたいでふっくらもちもちでおいしかった。 | ||
帰り道に見つけたアイスクリーム屋さんにて。 グァバ&レモンとピーチ&チェリー(各3+トッピング0.5で3.5£E) グァバとレモンは、素材の味がしっかりしてて(特にグァバ)すごくおいしかったけど、ピーチとチェリーは全然何のアイスか分からないくらいだった。 |
6月1日 ルクソール(Luxor)→アスワン(Aswan)
朝7時の列車でアスワンへ向かう。昨日切符を買おうとしたら、カイロの時と同じでセカンドクラスはやっぱり満席。ツーリストインフォメーションで尋ねたら、「朝6時に同じ窓口に行けば買える」もしくは「列車の中で買える」との事だったので、朝6時に駅へ。ツーリストポリスに、アスワン行きは何番線か尋ねたら、「切符はあるか?」と聞かれたので、ないと答えると、切符を買ってきてくれた。何でいつも前日は満席で当日は買えるんだろう???ホント不思議なエジプトの列車・・・。 7時発予定の列車はなかなか到着せず、結局2時間遅れの9時に出発。約3時間半後の12時半頃アスワンに到着した。 アスワンでは、駅のすぐ近くの『マルワホテル』に宿泊した。ルクソールでの暑さに参っていたため、エアコン付きドミに泊まることにした。1人1泊10£E。これで快眠が得られた。 ほんのり効いて、効きすぎないエアコンは、眠るのにちょうどいい感じだった。暑すぎて閑散期なのか、4人のドミには私たち2人だけで貸しきり状態だった。 ただ、このホテル、水周りに問題があった。配水管が細すぎるのか、シャワーを浴びると排水溝から水が溢れ出し、シャワールームの外まで水浸しになってしまう。2階と3階に2つずつ共同シャワーがあるんだけど、その4つの内2つは水浸し。そして、残りの2つの内ひとつは電気がつかない。最後のひとつも超熱湯が常にポタポタ蛇口の隙間から流れてて、注意していないとやけどしてしまう。う〜ん・・・。安いから仕方ないかぁ。 | ||
←←←マルワホテルの階段の踊り場より撮影 |
マルワホテルのすぐ近くのコフタ屋さんに食べに行く。店頭で炭火で焼いていた。地元の人がいつも食べている。 コフタセット(コフタ・アエーシ・サラダ・タヒーナ←ゴマペースト)@6.5£E。日本で食べるミンチ肉より歯ごたえがあって“肉”っていう感じがした。 | ||
カイロではまった、『コクテール』というフルーツカクテル。アスワンでも見つけた!ここのは小2£E・大4£E(カイロでは小1£E・大1.5£E)とちょっと高め。でも少し容器が大きいかな?フルーツが変色しててちょっと迷ったけど、結構食べている人もいたので試してみる。冷蔵庫で冷やされていて、おいしい。下のピンクの部分は、少しゼリー状になっている。ここのもカイロに負けず劣らずおいしい。 夕食は、セット料理が食べられる店へ。メインにスープ・アエーシ(パン)・ライス・サラダ・トルシー(漬物)・野菜のトマト煮が付く。メインはお勧めのケバブとHalaというものをチョイス。 なかなか充実した内容で2人で34£Eだった。ケバブはお勧めだけあって、柔らかくておいしかった。 | ||
6月2日 アスワン(Aswan)2日目 アブシンベル神殿観光&フルーカにてナイル川クルージング
早朝3時に起きて、『アブ・シンベル神殿』観光ツアーに参加。 このツアー、カイロで聞いた話によると、50£Eだったんだけど、70£Eに値上がり。これも石油高騰のせいらしい。「いつから値上がりしたの?」と尋ねると「10日前から」だって。超運悪い・・・。他のホテルで同じツアーの値段を聞いてみたところ、2件が65£E。それを戻ってマルワホテルの受付係の人に伝えると、「ここのツアーは朝食付きなので5£Eは朝食代」との事だった。 それで一応納得して、このツアーに申し込んだ。でもこの朝食、アエーシ1人2枚とクリームチーズ、イチジクジャムだけのとっても質素なものだった。多分2£E位で買えるよ〜。 まぁ、朝食のことは置いといて、アスワンからアブシンベルまでは、バスで飛ばして3時間半位かかった。途中検問みたいなのでちょっと時間がかかり、着いたのは7時半くらい。それから2時間のアブシンベル神殿見学をした。 後ろから見ると岩山みたいな遺跡を周りを歩き、湖側に行くとアブシンベル神殿がある。 とても大きくて迫力がある。残念ながら中の撮影は禁止だったけど、中も壁画やラムセス2世の像など見ごたえがあった。 | ||
左:エジプトの国民食、コシャリ(S3£E、M4£E)。またまた食べました。なかなかのお気に入り。 中:その場で絞ってくれる生オレンジジュース。とてもおいしい。@2£E。 右:エジプシャンスイーツ3種。どれもどっぷりシロップに漬かっていてあま〜〜〜い。左はケシの実?右上はパイみたい。右下???表面はカリカリしていた。 | ||
午後4時ごろから『フルーカ』という帆船に乗る。本当は昨日乗る予定だったけれど、昨日は「風がない」とか言って危うくモーターボートに乗せられそうになった。モーターボートなんて何回も乗ったことあるし、移動するんならしょうがないけどのんびりクルーズするのにエンジン音がうるさくては意味がないので、キャンセルしようとしたら、「明日なら風があるから」と言われ、今日乗ることになったのだ。 ナイル川を風の力でクルージング。水上は少しは涼しくて気持ちいい。他にもたくさん船が出ていた。 船上から見えた写真右のホテルは、アガサ・クリスティが泊まったというオールドカタラクトホテル。今はその部屋はスイートルームになっているらしい。 | ||
夜行列車でカイロへ戻る。昨日切符を買おうとしたら、またまた「セカンドクラスは満席」と言われてしまったので、今回も当日取れるかな〜?と思いつつ駅へ。 ところが今回は、窓口に行ってもダメ、ツーリストポリスに頼んでもダメ、宿に戻って宿の人に買ってもらおうとしてもダメ、で結局ファーストクラスに乗ることにした。 ファーストクラスは、セカンドクラスの2倍位値段が高い。といっても@109£Eだけど。 コンパートメントになっていて、一部屋の定員は6人。私たちのコンパートメントはアスワンで乗車した時は、3人だったけれどルクソールで4人になった。 エアコンの調節が出来るので寒すぎず快適に過ごせた。ただ、座席のリクライニングが少ししか出来なくてすわり心地がセカンドクラスよりもちょっと劣っていた。 コンセントもついていて、お茶を沸かして飲むことが出来てGoodだった。 | ||
6月3日 アスワン(Aswan)→カイロ(Cairo)
午前10:30ごろカイロに到着。地下鉄で前回に泊まっていた『Sultan Hotel』に行く。カイロは地下鉄が使えて便利。ほとんど(全部かな?)1£Eでどこの駅にも行ける。バスは使いこなすのが難しいけれど、地下鉄はわりと簡単だし構内はエアコンがほんのり効いていて涼しい。 『GAD』という、いつも混んでいる大人気の店に『フティーエシ』というエジプシャンパンケーキを食べに行く。これは、タイでも食べたパンケーキと作り方がそっくりだけど、エジプトの方が数倍でっかくて生地を延ばす技に迫力がある。台に叩きつけながら生地をうすーく伸ばし、四角く折りたたんでオーブンで両面をこんがり焼く。そこにパウダーシュガーや溶かしバター、ココナッツ、ミルクなどで味付け。 前回、この店の2階でイートインしたけれど、今回はテイクアウト部門で。シュガー味4.5£E。かなり待っている人がいて、結構待たされた。でも、生地伸ばしの職人技を見ていたので楽しかった。 | ||
日課のようになっている、アイスクリーム。今回『ABD』ではなく『Kolidor』へ。この店、ほんの1週間前までは3£Eだったのに今日は3.5£Eに値上がりしていた!!そういえば、エジプトの物価上昇激しいってみんなが言ってたなぁ。 宿の情報ノートにここのヨーグルトアイスがおいしいと書いてあったので、食べてみる。左:ストロベリーヨーグルト&ラムネ? 右:???&ストロベリー 右の白いアイスは、聞いても食べても何の味か分からなかった・・・。ストロベリーは、『ABD』の方が果実の味が濃くておいしい。 | ||
エジプト考古学博物館に行く。 かの有名なツタンカーメンの黄金のマスクを見た。薄暗い部屋の中で光り輝いていた。11Kgもあるらしい。これをミイラがかぶっていたのを見つけた時の驚きはすごかっただろうなぁ。 他にも棺や王様の椅子・ベッド、いろいろな出土品や古代の人々の生活の模型、像などなど展示品が盛りだくさんで、見て回るのにかなり気力・体力がいる。エアコンは、数部屋に効いているだけで館内は全体的に暑いし。 有名どころだけじっくり見て、あとは足早に見て回った。 |
昼間は、暑くてすぐにのどが乾く。 左:にんじんジュース(1£E)&さとうきびジュース(0.5£E) にんじん、初挑戦。結構飲みやすい。体に良さそうだわ〜。 右:マンゴージュース(1£E) 残念ながらかなり水と砂糖で増量してある感じだった。安いから仕方ないか・・・。 | ||
Tomの好物、「スノーボール」を発見。アーモンドのサクサククッキー。1Kg29£Eだったので、500g購入。 ナッツ系はやっぱり値が張る。でもサクサクでおいしかった!!! | ||
夕食は「ロンプラ」イチオシのレストランへ。 ファーストフードっぽい店だった。メニューがすこ〜しずつ分かってきた。 右下から時計回りに、ファラフェル(豆ペーストのフライ)1£E・サラダ2.5£E・アエーシ(パン)1人0.75£Eで食べ放題と思われる・フール(空豆のペースト)2.75£E・ラタトゥユみたいな野菜のトマト煮2.5£E。 これにサービス料が10%加算されて計11.5£E。とっても安い。エジプトってスバラシイ。 |
6月4日 2回目のカイロ2日目。ピラミッド見学。
早朝涼しいうちにギザにピラミッドを見に行く。 「ピラミッドに行く」と教えてもらって乗ったバスだったけれど、そのバスはピラミッドの入り口から少し離れたところを通るバスで、降ろされた所から少々歩かなければならなかった。 バスを降りたら、もうピラミッドは見えていたのでそれに向かって歩く。 | ||
左:途中、町人に道を教えられながら入り口に向かう。 右:ラクダの出勤風景に出会った。 |
スフィンクス側の入り口近くまで来たところで、アエーシ(パン)の工場があった。 中で働いている人と目が合ったら、にっこり笑ってものすごい勢いで手招きするので、お言葉に甘えて中を見学させてもらった。 7〜8人の人が働いていて、生地を捏ねるのと焼成は機械化されていた。アエーシの生地は思ったよりとても水分が多くとろとろな感じだった。 働いている人みんな写真に写りたがって、突然の観光客訪問を快く受け入れてくれた。「サンキュー」とこちらが言ったら「サンキュー」と返してくれて、とっても感じがよく、楽しい見学だった。 Tomと肩を組んで写真を撮ったので、Tomは粉まみれになったけど。それも楽しい思い出。 | ||
7時半に開場だと思って行ったけれど、8時開場だったので門の付近でしばらく待つ。 ちびっ子が寄って来て、「お金をちょうだい」と言う。「ない」と言うと、今度は「ペンをちょうだい」と言う。「ない」と言うと、“おなかが空いた”というジェスチャーをする。さらには、地面に落ちている紙を食べた!!こういう場面には慣れてきたけれど、これにはちょっとビックリ。 見た感じはそんなに栄養不足という感じではなかったけれど、実際のところどれくらい困っているんだろう・・・。 8時ほぼ開門と同時に中に入る。 スフィンクスは、みんなから「思ったより小さい」と聞いていたので、わたしはかえって思ったより大きかった。マンガに出てくるようなかわいらしい顔をしていた。 そして、ピラミッド。やっぱりデカイ。こんなものをどうやって創ったのかほんと不思議。人間業とは思えない。 | ||
本日のアイスクリーム。『ABD』にて チョコレート&メロン、メロン&ストロベリー。@2.5£E。 種類が少ないからとっくに全種類食べつくしているんだけど、それでもいつでも食べたくなるおいしさ。カイロっ子は幸せだなぁ。 宿のすぐ近くのピザ屋さん。小さいピザが1.5£E。ピザ生地がパイ生地のよう。大きいピザは5£E。 タマリンドジュース。@0.5£E。日本ではあんまり馴染みがなかったタマリンド。近頃とっても身近な飲み物。 | ||
Tom、インドのリシケシュ以来のヘアカット。15£E。←エジプト人は、10£E。たぶん。 「ベリーショート」と頼んだものの、前の前髪の揃った“ぼっちゃんカット”がほんのり残った出来上がりに、本人はちょっぴり不満足そう。 |
“『ABD』のミルフィーユがおいしい”との情報を得て、食べてみる。2つで6.5£E。 この店、相変わらず混んでいる。ミルフィーユは、ちょっと甘すぎるけれどまぁ、おいしい。やっぱり日本のケーキには到底かなわないけれど。間に挟んであるのがクリームだけだったから甘すぎたけれど、イチゴも一緒に挟んであれば緩和されておいしいのに。いたみやすくなるからダメなのかな? | ||
6月5日 カイロ(Cairo)→ダハブ(Dahab)
カイロからダハブへ移動。カイロからダハブへの直行バスだと80〜90£Eかかるけれど、カイロ→スエズ→ダハブと乗り継ぐと8£E+35£Eと約半額で移動できる、との情報を得てその経路で移動することにする。朝8:30のバスでスエズに向かう。2時間ちょっと。スエズ11時発のバスでダハブへ。ここからが長かった。18時半位にやっとダハブの手前の町『シャルムイッシェーフ』に着いて、もう少しだぁ〜と思ったら、そこでなぜかバスを乗り換えるようにとの指示が出る。荷物を乗せ換えて、バスに乗り込むと席は結構埋まっていて、私たちが座った席は前の座席との間隔が異常に狭く、普通に座っただけで膝が前の座席の背もたれについてしまう位だった。そして、わたしの座席の背もたれの角度調節機能が壊れていて、倒しても倒しても直角になってしまう。そんな狭い思いをして20時頃ようやくダハブへ到着。同じバスでダハブに到着した日本人カップルとタクシーをシェアして、マシュラバビーチへ。ここのタクシーは、驚いたことにHILUXの荷台に荷物も人も全部乗せて運ぶ。これをタクシーと呼ぶのか、かなり疑問。 第1候補の宿『セブンへブン』に行ったら、エアコン・シャワー&トイレ付の80£Eのいい部屋しか空いてなかったので、第2候補の『アラスカキャンプ』に行く。ところが、全室改装されていてガイドブックとは全く値段が違うかったので、第3候補の『Auski』へ。ツイン、共同シャワー&トイレ、ファン付の部屋が1人10£E、計20£Eだったのでとりあえずここに泊まることにする。 | ||
6月6日 ダハブ(Dahab)2日目
「ダハブは、10£EのBreakfastがボリュームがあっておいしい」と聞いていたので、早速食べに行く。 一番初めに声をかけてきた『Alcapone』レストランに入る。エジプシャン・イングリッシュ・アメリカン・コンチネンタルなどの13〜22£EのBreakfastが全て10£Eだった。 アメリカンブレックファースト(左)とアルカポーンブレックファースト(中)を注文する。ドリンクは付いていなかったので、ミントティーとカルカディーヤジュースを注文。ドリンクが6〜8£Eなのでこれでもとを取っているのかな〜?と思ったら、食後声をかけてくる店の人はみんな口をそろえて「Breakfast、ドリンク付きで10£!」だった。入る店を誤ったわ〜。 | ||
『Auski』はキッチンが使えないので、朝食後新たな宿を探すことにする。キッチンといってもそれほど自炊をする気はなく、冷蔵庫が使えるというのが最大の魅力。暑いので冷たく冷えた水が飲みたいし、フルーツを買って冷やしておくことが出来る。 さらに、ここのベッド虫がいるみたいで寝ている最中、何度もチクッとした。そして、Tomの肩から腕にかけてとか足とかボコボコに赤く腫れてしまった。 これは、絶対移るべきである。スルタンでも少し刺されたけれど、ここはもっともっとひどい。 情報ノートで見た『Oasis Fighting Kangaroo』に行ってみる。情報ノートではW25£Eだったけれど、価格表を見ると40£E。その価格表、よく見ると“2008年6月”と書いてあった。不運にも今月から値上げ?交渉したら30£Eまで値下がりしたけれど、もう一軒見に行くことにする。 一緒のタクシーに乗ってきたカップルが泊まると言っていた『Bishbishi』。こちらも40£で、キッチンは使えないという。毎日シーツを取り替えてくれてトイレットペーパーも付き、とサービスは良かったけれど、冷蔵庫が使えないのと立地がイマイチ(ビーチから少し離れている)だったので、結局『Oasis』に移ることにする。 ダブル(小さめだけど)、温シャワー&トイレ共同、キッチン・洗濯機無料使用可。30£E→値切って25£Eにしてもらった。 ※ダハブの水道は、どこも塩水が出る。カイロでそれを聞いていたから良かったけれど、知らなかったら「水道から海水が出た〜」といって宿を移っていたかもしれない。当然、宿を変わっても塩水・・・。 | ||
キッチンには冷蔵庫が二つあってひとつは商店においてあるようなガラス張りの冷蔵庫。こちらはほとんど冷えない。もうひとつは大型のBox式冷蔵庫多分これは本来冷凍庫だと思うんだけど、性能が悪いのか、古いのか、気温が暑すぎるのか、普通の冷蔵庫の冷え具合。 洗濯機は、“回るだけ”だった。自分でホースで水を入れて(水の出が悪くて時間がかかる)溜まったら回転のスイッチを回す。洗い終わったら排水ホースを使って排水し、またホースで水を入れる。→回転→排水→注水→回転→排水、というようにつきっきりで洗濯しないといけない。まぁそれでももみ洗いしないですむだけ楽。 |
午後からシュノーケル&マスク・フィンを借りに行く。シュノーケル&マスク1日@5£E・1週間@25£E、フィン1日@4£E・1週間@22£Eだったので、両方1週間借りることにする。 ビーチの目の前のショップではシュノーケル&マスクだけで「1日8£E位する」と聞いていたので、お得に借りられたなぁ、と満足していたら、『Deep Blue Divers』では、無料で貸してくれるとの情報を聞き、ガックリ・・・。でもいちいち返しに行かなくていいので、らくちんだからまぁいいか。 さっそくモニュメント前の“マシュラバリーフ”というポイントにもぐる。すでに夕方だったので、少しだけだったけど、きれいな海を堪能。 でも、ず〜っと前にオープンウォーターのライセンスを取った時に習った、マスククリアもシュノーケルクリアも出来なくなっていて、さらに口だけで息をする事にまだ慣れなくて、あまり沖まで出られなかった・・・。 |
晩ご飯は、カイロの宿で『世界一おいしいスープ』が飲めるというシーフードレストランへ。 そのレストランは、宿から徒歩15分位の地元の人が利用する商店街みたいな所にある。名前が分からないので、デジカメで撮った店の看板を頼りに行った。道が簡単だったのでスムーズに見つけることができた。 世界一おいしいスープ(@10£E)とこれも「ゼヒ食べて」と勧められたカラマリフライ(イカのから揚げ 500g25£E)、アエーシ8£E、バーバガヌーグ(ナス入りゴマ&にんにくペースト 3£E)、揚げナスみたいな前菜(3£E)、コーラ(3£E)とベドウィンティー(3£E)を注文。 スープは、かなり期待していたけれど、その期待にこたえる絶品だった。魚介のコクがすごく出ていて、おいしい。海老・イカ・アサリ・魚などが入っていて、量もたっぷり。 カラマリフライも注文してからイカをさばいて揚げてくれ、出来立てあつあつの衣カリカリのから揚げだった。 ナスの前菜もバーバガヌーグもおいしく、満足だった。 ベドウィンティーは、薬草っぽい体にいいだろうなぁ、という感じの味だった。 | ||
6月7日 ダハブ(Dahab)3日目
今日は、とっても風が強かったのでシュノーケルはしないで宿から徒歩30分位の所にある『Magic Lake』に行く。強い日差しの中歩いたので、結構遠かった。 ここは、塩分濃度がすごく高くて体が浮きやすい。そして、肌にいいという泥があるらしい。 きれいなブルーの湖だった。泥は、砂が多く混ざっているので肌に塗るとちょっと痛いかも・・・。でもねっとりした感じが肌によさそう。砂が取り除ければいいんだけど。 私たちのほかには誰もいなくて、貸しきり状態だった。風が強いからか、熱帯魚も珊瑚もないからか??? | ||
行きは追い風だったけど、帰りはものすごい逆風で歩くのも大変だった・・・。 |
晩ご飯は、宿の近くのレストランでチキンSetを食べる。 チキン・ライス・ラタトゥユみたいな野菜のトマト煮・サラダ・アエーシ・タヒーナ(ゴマペース)が付いて@12£E 骨付きチキン、アフリカでよく食べたなぁ・・・と思い出した。 ダハブでは野菜が作れないので(砂漠と岩山ばかりなので)野菜は輸送ものばかりで、葉野菜はたいていしおれている。 野菜の作れない環境なんて、大変だろうなぁ。海の幸もいいけれど、新鮮な野菜って最高においしいのに。 |
6月8日 ダハブ(Dahab)4日目
朝食は、海の見えるレストランで10£Eブレックファースト。今日は、ドリンク付きの店で。(EL Fanar) 左:エジプシャンブレックファースト。アエーシに付けるペーストが3種類(タヒーナ・フール・パプリカ&チーズ?)付いていたり、ターメイヤ、目玉焼きなど盛りだくさんで、“当たり”な感じだった。 中:EL Fanarブレックファースト。こちらは、いたって普通。前に食べた店と同じような感じ。 10£Eの朝食ばかり食べていたら、「夜も食べに来い!!」と切れられた人がいる、という話を聞いたんだけど、道を歩いていると向こうから「BreakFast、10£E、Come、Come!!」って声をかけてくるのに、切れられてもねぇ・・・。切れられたらやだなぁ。 | ||
今日は、宿から徒歩5分位の所にある“ライトハウス”というポイントで午前と午後の2回シュノーケリング。午前は、足がとどかない深さになるとちょっと不安で「どうしよう、帰れるかな、岸までどれくらいかな」とか考えて余裕がなかったけど、2回目の午後からは、マスククリアもシュノーケルクリアも出来るようになって、「息が出来るから大丈夫」っていう安心感が出て、深い所でも余裕が出てきた。なので、珊瑚や熱帯魚を見ることに集中できてとっても楽しめた。 透明度が高く、下まで良く見えるので深さを感じさせない。珊瑚も熱帯魚もいっぱいで竜宮城のようだった。 すごく深い沖の方を見ると濃いブルーになっていき、そのブルーのグラデーションもとてもきれいだった。 青い海に金魚のような赤い熱帯魚の群れが泳いでいるのがかわいかった。赤、黄、青、白黒、緑、紫、ヒカリモノなど色とりどりの魚や珊瑚、何千・何万の小さな魚の群れ、珊瑚の中に入ったり出たりしている魚など一度にたくさん見れて、水族館のようだった。 |
情報ノートに「Chill Out Cafeのシェイクは絶品。@15£だけどそれだけの価値あり。とくにマンゴーとストロベリーがおいしい」と書いてあったので、行ってみる。 店の前にあったメニューを見ていたら、「シェイク、特別価格12£」と声をかけられ、運よくディスカウント。 シェイクというより、山盛りシャーベットアイスという感じだった。どちらもねっとりした感じで、マンゴーの方はなめらか、イチゴの方はちょっとシャリシャリしていた。エジプトらしく甘〜いんだけど、たっぷりの量をペロリと平らげてしまった。 |
6月9日 ダハブ(Dahab)5日目
朝、昨日泳いだ“ライトハウス”より少し先の“Eel Garden”に泳ぎに行く。 朝は、人が少ない。午前中でも日差しは結構暑いんだけど、観光客はお昼頃から活動し始める人が多い。夜遅くまで遊んでいるからかな? 朝は地元の子供たちが多い。 Eelは砂から顔を出しているだろうから、シュノーケリングでは見れないかな?と思ったけど、透明度が高くて、結構深そうだったけど下の砂までよく見えた。でも残念ながらEelは、見えなかった。けれど、ここも竜宮城のようで珊瑚や魚がたくさん見れた。 |
昼からちょっと遠い“Blue Hole”というポイントに行こうと思っていたけれど、宿の隣の部屋のみゆきちゃん&ともちゃんが “Happy Life Village”というポイントに連れて行ってもらうということで、それに同行させてもらうことにした。 車で20分位の所にあって、ここもとてもきれいだった。今のところダハブでNo.1かも。 ダイビングの後、連れて行ってくれたトゥワラさん(Oasisのオーナーの息子)が“オアシス”に連れて行ってくれた。オアシスといっても今はもう水がなく、山(岩山)の間にかろうじてやしの木と草?が生えている所だった。以前は(20〜30年前)川だった所も干からびて塩で白くなっていた。 やしの木も枯れかけているものもあって、ここもそのうち木も草もなくなってしまうのかなぁ、と思った。 オアシスに行った後、帰り道の途中“ラグーナ”というポイントにも寄ってくれた。ここは、水は同じようにきれいだったけど、今までのポイントほど珊瑚も熱帯魚も見ることが出来なかった。 もう夕方で、あまり沖の方まで行かなかったから見れなかっただけかもしれないけど。 宿に帰るともう20時頃だった。 | ||
夜は、エジプトももう終わりに近いので最後になるかもしれないコシャリを食べに行った。 ダハブにはコシャリ屋がたった1軒しかない。カイロには、無数にあったのに。 今まで行ったコシャリ屋のテーブルには必ずチリソースと酢が置いてあって、好みでかけて食べるようになっていた。でもここのコシャリ屋は、なんにも置いてなかった。チリソースはコシャリと一緒に持ってきてくれたけれど、酢はなかったのでTomが「ビネガーある?」と聞いたら、店員はビネガーが分からず。「酸っぱい透明の液体」と説明しても分からず。他の店員を呼んできたので、その人に説明しても分からず、あげくの果てに「ビネガーは英語じゃない」と言い出した。 私たちの中で、コシャリはわりとビネガーがポイントという感じだったので、ちょっとがんばったけどダメだった。でも、「サワー、サワー」と言っていたら、“ガーリックレモン”なるものを持ってきてくれた。にんにく入りレモン汁。これも酸味が出て酢と同じような感じになるので、おいしくいただけた。めでたし、めでたし。 スペシャル7£E・大5£E・小3£E |
6月10日 ダハブ(Dahab)6日目
朝ごはんは、近くのスーパーでアエーシ(パン)とフール(空豆のペースト)、Halwa(スイーツ?)、イチジクジャムを買ってくる。 このアエーシ、どうもカビ臭かった・・・。でも製造年月日を見ると今日になっているので、カビているわけではなさそう。カビっぽいにおいのするイーストを使っているのかな・・・? フールは、いろいろな種類の缶詰があったけれど良く分からないので適当に選んだ。豆はそのままの形が残っていたので潰してペースト状にした。空豆って日本では緑色しか食べたことないけれど赤い種類もあるのかな。ちょっと薄味だったので、塩を足したらもっとおいしくなっただろうな。 Halwaは、ショーケースにチーズが並んでいる隣にあったのでチーズだと思ったらスイーツだった。シャリシャリしていてナッツ風味。なかなかおいしい。これもアエーシに挟んで食べた。 |
“Islands”というポイントに泳ぎに行く。徒歩20分位。 ここは珊瑚がとてもたくさんだった。魚は、大き目のものが多く、大群は少なかった。 “Islands”には珊瑚の“島”が2ヶ所あるんだけど、風が強く、少し波が立っていたので、岸から近い方だけに行った。 あまり長時間入っていると波酔いしそうだったので、早めに切り上げて戻ることにした。 |
夕食は海沿いのレストランで。「オールインクルード、20ポンド!」とか「25ポンド」って勧誘してくる客引きがいっぱいいるから、その中から一度朝ご飯も食べた『EL Fanar』というレストランにする。どの店も店頭に魚を並べて「Fresh!」と言って客引きをしている。どこも同じような店で選べないので、値段や客引きの押しの強さで選んでしまう。 | ||
ウェルカムドリンク(メロンジュース)、シーフードスープ、メイン(白身魚のグリル・イカと野菜の炒め物)、アエーシとペースト3種(ポテト、チーズ&パプリカ、ごま&ナス)、フルーツ(スイカ)で1人20£E。なかなかお得だと思う。 スープは、“世界一おいしいスープ”にはやっぱりかなわなかったけれど、おいしかった。メインも |
お隣のみゆきちゃんとともちゃんから「おいしい」と教えてもらった冷凍ジュース。とっても濃厚なので、すこし水で薄めてちょうどいいくらい。味見させてもらったマンゴー味はやっぱりとてもおいしい。果汁!果肉!って感じで日本では飲めなさそう。先日飲んだ12£Eシェイクに匹敵するおいしさ。 グァバとストロベリーも売っていたので試してみる。ストロベリーは、ちょっとジャムっぽい。小さい頃飲んだ手作りイチゴジュースとそっくりな感じがした。ミルクで割ったらすごくおいしそう。 グァバもさわやかでなかなかおいしい。凍ったままシャーベットとして食べた。果肉も入って満足。 やっぱりNo.1はマンゴー!!! 「オレンジもおいしい」って聞いたけれど、売っていなかったので試せず残念。 このジュース、同じスーパーで買ったのにマンゴーを買ったときは、4.5£E。ストロベリーとグァバを買ったときは4£E。店主の気分次第で値段が決まる??? | ||
6月11日 ダハブ(Dahab)7日目
今日も風がすごく強い。ダハブは強風の日が多いのかな?それとも季節的なものかな? 明日ヨルダンに向けて出発するので、ヌエバア行きのバスチケットを購入すべくバスステーションに行く。ところが、オフィスで尋ねてみると明日10:30発なので、その10分前に来ればいい、との事。「今はチケットはない」と言われてしまった。ガックリ!! | ||
バス停のある町のほうは、ひっそりとしていて生活感がなかった。 | ここは、地中海っぽい雰囲気がした。 | ホテルやレストラン、みやげ物屋が並ぶ旅行者街。 |
強風が吹いていても、海はやっぱりすごくきれい。今日は、空気が澄んでいるのか対岸のサウジアラビアが良く見えた。 | ||
町の外れで買ったサンドイッチ。ひとつはターメイヤ(豆ペーストのフライ)サンド、もうひとつはラタトゥユみたいな野菜の煮込みサンド。 カウンターにフライドポテトや野菜の卵炒め、サラダ、豆のペーストなどの具がいろいろ並んでいたので、指差し注文できた。 どっちもおいしかった。 2つで5£E。 |
今日も夕食は、海辺のレストランで。『Green Garden』に行った。客引きのおにいさんが、「シーシャ(水タバコ)も付けて20£E」と言ったから。でも客引き担当と中のホール担当は、違う人で食後に「シーシャは?」と言ったら「5£E」と言ってきたので、「シーシャも付けて20£Eって言われたよ〜」と主張して付けてもらった。(Tomのみ) シーシャはいろんなフレーバーがあって、甘いくていい香りがする。Tomはアップルがお気に入り。 | ||
左:ライトが海を照らしてとてもきれいだった。 右:アエーシとペースト3種(タヒーナ/ゴマ・バーバガヌーグ/ナス・キュウリ入りヨーグルト?インドのライタみたいだった)、丸ごと魚のBBQに付け合せの野菜のBBQ、生野菜(キャベツ・紫キャベツ・にんじん)はどれもしなびてて遠くから長時間かけて運ばれてきたんだなぁ・・・という感じだった。 炭火で焼かれた魚と野菜はとてもおいしかった。ただナイフとフォークで骨付きの魚を食べるのは難しかった。「お箸ちょうだい!」って感じ。 この店は、スープとフルーツが付かなかったのでちと残念。食後にベドウィンティーを付けてもらった。 |
6月12日 ダハブ(Dahab)→ヌエバア(Nueba)→アカバ(Aqaba)
朝10:30のバスでヨルダン行きのフェリーが出航する町ヌエバアに向かう。1時間ちょっとでヌエバアに到着。 昔は、スピードボートとフェリーがあって、フェリーは時間がかかるかわりにちょっと安かったんだけど、今はスピードボートしかなくなっていた。たった1時間ちょっとの航海なのに外国人は1人70US$もする。そして、出国税がひとり10US$or50£E。 13時頃には出国手続きを終え、乗船を待つ。これは、「なが〜〜〜〜く待たされる」と聞いていた通り、多分出航予定時刻が15:30なんだけど、それを軽く越え18時頃になってやっと乗船。でもそこからもまた長かった。結局出航したのは、19時過ぎ。そこから1時間ちょっとで20時半頃ヨルダンのアカバに到着した。 不運なことに待つのはそれだけではなかった。下船時にパスポートを預け、荷物を持ってイミグレ前でパスポートが返って来るのを待つ。待つ。待つ。 22時位にやっとカウンターに連れて行かれ、入国スタンプをもらう。さらに外に出ようとしたら、メインゲートが閉まっている。警備員みたいな人に尋ねたら「ちょっと待って」と言われたのでしばらく待っても戻ってこない。他の下船客もそこで待ちぼうけ。 30分位まっても扉が開かないので、Tomの機転により、裏口?の車専用の門から出る。 それからまたタクシーを捜すのに一苦労して、やっと見つけたけれど案の定ぼってくる。ガイドブックによると1〜2JDって書いてあるのに「5JD」と言って来る人も・・・。何人か当たって、2JDでホテルまで連れて行ってもらうことが出来た。 | ||
フェリー乗り場の近くで会った、タマリンドジュース屋台のおじさん。小さいお金がなかったので、@1£Eのジュースを2杯で1.5£Eにおまけしてくれた。(ほんとは@0.5£Eって可能性もあるけど・・・。) そのおじさん、昼食中だったみたいで、私たちに自分のご飯の味見までさせてくれた。Thanks!おじさん。 | ||
フェリー乗り場の待合室は、ファンしかなく、暑かった・・・。場所を選ばないとそのファンの風すら来ない有様・・・。 フェリー内は飛行機の機内と似ていたけれど、だいぶ壊れちゃった感じ。(リクライニングとかテーブルとか)そしてごみがいっぱい落ちていた。 |
エジプトは、道を歩いているとすれ違う人や喫茶店でお茶を飲んでいる人などが「ハロー、ウェルカム」と声をかけてくれる。今まで声をかけてくるのはタクシーやみやげ物売りなどお金儲けが目的の人が多かったけれど、それとは全然関係ない人が道端で笑顔で挨拶してくれる、いい国だと思う。まぁ、お金儲け目的の人も多いし、ぼったくってもくるけど・・・。日本で通りすがりの外国人に「ウェルカム!!」って声をかける人なんて、まずいないだろうなぁ。 |
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