Photo & mini diary

ヨルダン/Jordan  1JD(Jordan Dinar≒160円 こんにちは=アッサラームアレイコム・マルハバ ありがとう=シュクラン

6月12日 ダハブ(Dahab)→ヌエバア(Nueba)→アカバ(Aqaba)
13カ国目、ヨルダン入国。
丸1日かかってヨルダンのアカバに到着。ホテルに着いたのは、23時近くだった。ヨルダンは、予想以上に物価が高く、3軒並んでいた安宿を全部あたってやっと部屋を決めた。1軒目(ペトラホテル)15JD、2軒目(エルサレムホテル)13JD、3軒目(ヨルダンフラワーホテル)10JDで、最後に行った『Jordan Flower Hotel』に決定。ツイン、トイレ・温シャワー共同、TV付きのわりと広い部屋だった。それにしても、エジプトから一気に物価上昇で困惑。アカバは、紅海に面したリゾート地なのでその影響もあるかもしれない。
宿

アカバもカイロと同じように深夜まで店が開いていたので、寝る前に軽く何かおなかに入れようと外に出る。
同じアラブの隣の国で食文化も似ているのに、エジプトであんなにたくさんあったコシャリ店がひとつもない。なんでだろう???コシャリはアラブ料理ではなく、完全なるエジプト料理のようだ。そもそもあの変わった食べ物、コシャリっていつからどうやって食べられるようになったんだろう。
シュワルマサンドコクテールミックスナッツ
シュワルマサンド(0.5JD)。ホテルのレセプションで教えてもらった店で購入。店頭でくるくる回しながらシュワルマを焼いていた。コクテール(@1.5JD)。エジプトでは、カットフルーツが乗っていたけれど、ヨルダンではミックスジュースだった。それを知らずにはじめ「コクテールとミックスジュースひとつずつ」って注文してしまったけれど、この二つは同じものだった!アカバはナッツが名物で、量り売りの店が何軒も並んでいた。そして結構はやっている。私たちもせっかくなのでピスタチオ・アーモンド・カシューナッツのミックスを500g購入(3.25JD)。この3種、どれもすごくおいしい〜〜〜。大好き。でもナッツはやっぱり高い。


6月13日 アカバ(Aqaba)→ワディ・ムーサ(Wadi Musa)
朝食は、地元客に人気(と書いてあった)の「Hashem Sons Restaurant」に行く。早朝にもかかわらず、結構人がいた。ただ、ガイドブックより相当価格上昇していた・・・。
アエーシ(ピタパン)4枚、ファラフェル(豆粉フライ)6個、フール(空豆ペースト)、ホンモス(ひよこ豆ペースト)、漬物、シャーイ(紅茶)で3.5JD。
アエーシに厚みがあって大きく、ボリュームがあったので食べきれず、お持ち帰りにしてもらった。
朝食

ホテルの受付係から、7時にワディ・ムーサ行きのバスが出ると聞いたのでバス停に行くと、案内係と名乗る人が「バスは8時半か9時に出るので、タクシーで行ったほうがいい。」と言われた。でもタクシーは高いので、しばらく待っていると、フィンランド人のカップルがやってきた。彼らは昨日バス停で7時半にバスが出ると聞いたそう。しばらく待ってもバスは来ない。さっきの案内係?が「4人でタクシー(セルビス?←ルートの決まった乗合タクシー)で行けば1人5JD、バスと同じ金額で行けるよ。」と言ってきた。バスとタクシーが同じ値段とは考えにくいけど、バスはいつ来るのか分からないので、彼らと相談してそのタクシーで向かうことにする。
タクシーは高速道路みたいな道をびゅんびゅん飛ばして、バスで約2時間の道のりを約1時間半で到着。
アカバからワディ・ムーサへアカバからワディ・ムーサへアカバからワディ・ムーサへ

9時頃到着し、『SABA’A HOTEL』の前で降ろしてもらい、ホテルに入ろうとしたら鍵がかかっていて入れない。窓が開いていたのでそこから声をかけても反応ナシ。仕方がないので向かいのカフェで待つことにする。30分位待ったらホテルの人が戻ってきて、無事入ることが出来た。
ダブルルームを見せてもらう。シャワー・トイレ、TV付き。初め「10JD」って言われたけれど、カイロの宿の情報ノートに5月に7JDで泊まった人の書き込みがあったので交渉して7JDにしてもらった。TVは1チャンネル(アラビア語)しか映らないので意味がなかった。そして、シャワーは水しか出ないので地下にある唯一の温シャワーを使わせてもらった。
夜は、リビングのテレビで『インディアナジョーンズ』を見せてもらった。明日見学に行くペトラ遺跡が最後のシーンの舞台になっている。宿にあったDVDが調子が悪かったらしく、見られなかったけれどわざわざ新しいDVDを買ってきてくれた。この宿の人、とっても親切。
宿


6月14日 ワディ・ムーサ(Wadi Musa)2日目
ペトラ遺跡へのフリートランスポーテーションが8時にあると聞き、朝食を7時に食べられるようにお願いした。これも情報ノートに1.5JDと書いてあったので、2JD→1.5JDに割引してもらった。でも、7時に食堂に行っても人気がない。リビングで寝ていた受付係に尋ねると「5分待って」と言われる。結局食べれたのは7時半だった。さらに「今日は店が休みだから」と言ってメニューに書いてあったトマトとキュウリがナシ。
アエーシ、チーズ、バター、ジャム、ゆで卵、紅茶だけのとっても簡素な朝ごはんだった。これなら自分たちで買ってきた方が良かった。その方が全然安いし・・・。
朝食

8時と聞いていたペトラ遺跡への無料輸送は、なかなかドライバーが来なくて、結局9時だった。ペトラ遺跡は、町から車でほんの5分足らずの所にあった。1日券21JD(ちなみに2日券は26JD)という、今迄で一番高い入場料を払う。
でもさすがに高いだけあって、見ごたえ十分だった。すごい迫力のある岩が青空に生えてとてもきれいだった。ピンクの花も咲いていて見頃だった。
大きな岩の間を抜けると、最初の見所『エル・ハズネ(El Khazneh)』があって、壮大だった。そこからマーブル模様の岩や彫刻?、王家の墓などを見ながら奥に進み、さらに1時間位山を登ると『エド・ディル(Ed Deir)』がある。この登山が結構きつい。ロバやラクダに乗って登ることもできるけれど、崖っぷちを通ったりしてちょっと怖そうだし、お金もかかるし、自分で登った方が感動もひとしお、と思ってがんばった。巨大なごつごつした岩山を削って作られたエド・ディルもすごく見ごたえがあった。そこからさらに登るとビューポイントがあって、イスラエルとの国境の方まで見渡せる。いろんな色の山肌むき出しの迫力ある風景が見れた。第2ビューポイントは、私たちが登った時は他に誰もいなく、涼しい風が吹いていたのでここで昨日買っておいたパンの昼食を食べた。下りは楽で、登った時の半分くらいの時間で下りれたけれど、そこから門までは微妙な登りで、時間的にも暑い時だったのでちょっと大変だった。重要ポイントをほとんど見て回ったら、9時過ぎから15時位までかかって結構くたくたになった。
ペトラ遺跡ペトラ遺跡エル・ハズネ
ペトラ遺跡ペトラ遺跡ペトラ遺跡
王家の墓ペトラ遺跡ペトラ遺跡
エド・ディルエド・ディル王家の墓

夕食は、ビュッフェスタイルのレストランで。
ライス・チキン・豆・スープ(ジャガイモメインのトマトスープ・ヨーグルト?っぽい酸っぱいスープ・短い麺の入ったチキンスープ・スパイスの効いた野菜のスープ)などのビュッフェにアエーシ・ホンモス(ひよこ豆ペースト)・サラダ・フライドポテトが付いて1人3JD。
味はまぁまぁ。もう少し野菜の料理があるとうれしかった。やっぱり乾燥した地域なので葉物の野菜はあまり食べられないんだろうな。どうしてもポテトや豆が多くなってしまうのだろう。
鶏は街で生きたまま売っているので新鮮だろうなぁと思った。そしてこの街はチキンが一番よく食べられているのか、レストランの店頭ではチキンを焼いている店が多かった。
夕食夕食チキン


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